東京・築地市場(中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)で、水産と青果の仲卸店内にカビが発生していることが24日、分かった。
 都などによると、カビの発生は水産仲卸約80事業所、青果仲卸約10事業所。冷凍庫や流し台、木製の棚などに発生しているという。
 都は同市場で換気や空調などの対策を講じてきたが、今夏の例年にない長雨で湿度が非常に高くなったことが要因とみられる。
 カビの発生を受けて都は、清掃を急ぐ一方、設備の状況によっては交換に応じるという。
 市場関係者は「カビの発生は移転を延期した都の怠慢。土壌汚染による風評被害の問題もあり、先行きが心配」と憤った様子だ。 (C)時事通信社