麻酔を使って出産の痛みを和らげる無痛分娩(ぶんべん)の事故で、妻(40)と生まれた長女(4)が重度の障害を負ったとして、夫(55)らが24日、京都府京田辺市の医療法人「ふるき産婦人科」の男性院長について、業務上過失致傷の疑いで京都府警田辺署に告訴状を提出した。弁護士によると、同署は受理したという。
 告訴状によると、妻はロシア人の元大学准教授、エブセエバ・エレナさん=京都市=。2012年11月、無痛分娩で出産するため麻酔をした際、意識不明になり、心肺停止状態になった。
 搬送先の病院で出産したが、意思疎通ができなくなるなど重い後遺症が残った。母子とも寝たきりで、24時間介護が必要な状態になった。
 高濃度の麻酔薬を短時間に大量に投与したりするなど注意義務を怠ったとしている。 (C)時事通信社