昨年7月、相模原市で入所者19人が殺害された障害者施設「津久井やまゆり園」について、神奈川県は24日、再建の基本構想案を発表した。同市と横浜市に小規模な居住施設を建設し、全入所者130人分の居室を確保すると明記した。
 現場施設を取り壊した跡地と、入所者が現在暮らす横浜市の施設敷地に、11人(うち1人は短期入所者用)が入所できる居住棟(コテージ)を計12棟建設。医療的なケアができる体制などを整備する。
 相模原市の新施設には事件を風化させないため、犠牲者への鎮魂のモニュメントを設置する。
 入所者には、相模原市と横浜市のどちらに住みたいかや、他のグループホームなどに移りたいかなどの希望を、専門チームを設置して確認。意思確認に約2年かかる見通しで、これを踏まえ、それぞれの市の棟数を決めるという。 (C)時事通信社