川崎市は25日、市内在住の30代の男性会社員が結核を発症し、家族や同僚ら11人が集団感染したと発表した。男性は昨年8月ごろからせきが出始め、今年4月に肺結核と診断され、その後、死亡した。感染者は通院治療で回復に向かっており、感染拡大の恐れはないという。
 市によると、今年4月、市内の医療機関から会社員の発症について届け出があった。その後、家族や親類、同僚ら接触者73人を対象に検査した結果、3人の発症と8人の感染が判明した。
 同市では、昨年9月から今年6月にかけ15人の結核集団感染が発生。市健康福祉局は、せきが2週間以上続くときには早めに医療機関で受診し、年に1度は胸部X線検査を受けるよう呼び掛けている。 (C)時事通信社