臍帯(さいたい)血の無届け投与事件で、27日逮捕された容疑者のクリニックなど、関係先周辺には早朝から報道陣が詰め掛け、騒然とした雰囲気に。近くに勤める女性や近隣住民らは「何が起きたのか」と驚いた様子で見守っていた。
 医師の首藤紳介容疑者(40)が院長の「表参道首藤クリニック」(東京都渋谷区)前にはカメラマンら十数人が駆け付けた。クリニックは東京メトロ表参道駅そばの3階建てビル1階に入居し、2階一室にも関連の研究所がある。同じビルに入る美容院の女性美容師は、いつもと異なる雰囲気に驚いた表情を浮かべながら出勤していた。
 茨城県つくば市の臍帯血販売業者「ビー・ビー」代表取締役、篠崎庸雄容疑者(52)と妻の無職信子容疑者(50)が住むとみられるマンション前にも十数人が集まった。
 マンションは、つくばエクスプレスの研究学園駅のすぐ近く。住民はベランダから外の様子をうかがったり、出入りする際に「何があったのですか」と記者に声を掛けたり。通り掛かった男性は「何事だろう」と、上の階の方を見上げていた。 (C)時事通信社