厚生労働省は30日、2016年に分かったエイズウイルス(HIV)感染者とエイズ患者が計1448人(確定値)だったと発表した。ほぼ横ばいで推移しているが、このうち患者は437人で、診断時に既に発症している「いきなりエイズ」は依然として3割に上った。
 厚労省エイズ動向委員会は「早期治療だけでなく、感染拡大の予防につながるため、保健所などの匿名相談や検査を利用してほしい」と呼び掛けている。
 感染経路は、同性間の性的接触が感染者で73%、患者で55%を占めた。世代別で感染者は20~30代が多く、患者は50歳以上が3割に上った。保健所などでのHIV抗体検査は約11万8000件で、うち陽性は421件だった。 (C)時事通信社