前橋市内にある総菜店で販売された炒め物などを食べた女児(3)が腸管出血性大腸菌O157による食中毒を発症し死亡した問題で、群馬県などは14日、県内の系列店12店へ順次立ち入り検査することを明らかにした。感染経路が特定されていない中、店内の調理器具などの管理が適切か確認し、再発防止を徹底する。
 前橋市によると、女児は、市内の「でりしゃす六供店」で8月11日に調理、販売された炒め物やてんぷらなどを食べ、容体が悪化。便からO157が検出され、今月上旬に死亡した。
 六供店では、野菜や肉を切る包丁やまな板の使い分けが徹底されていなかった。売り場のトングも使い回しできる状態で、市は8月末に改善指導していた。市は加熱調理後に店内で二次汚染した可能性があるとみている。
 店の運営会社は、調理器具の区分けや、量り売りからパック販売に変更するなどの対策を講じた。 (C)時事通信社