コニカミノルタは25日、米国の創薬支援企業インビクロ(マサチューセッツ州)を約320億円で買収すると発表した。細胞の特性まで患者個人を詳細に分析して適切な投薬や治療を行う「精密医療」事業を強化する。会見した山名昌衛社長は「精密医療でグローバルなリーディングカンパニーになる」と意気込みを語った。
 インビクロは生体情報を数値化する技術で強みを持つ。コニカミノルタは自社のタンパク質測定技術や、政府系ファンドの産業革新機構と共同で買収した別の米国企業の遺伝子分析技術を組み合わせ、遺伝子レベルの診断や新薬開発を効率化する。
 コニカミノルタは医療事業を強化しており、精密医療事業で2021年度に売上高1000億円、営業利益率20%以上を目指す。 (C)時事通信社