日本学術会議の検討委員会は27日、遺伝子を効率良く改変できる「ゲノム編集」技術を人の受精卵に使う生殖医療について、国の指針で当面禁止することを柱とする報告書を正式にまとめた。ゲノム編集は遺伝性疾患を防げるとの期待がある一方、現在の技術水準では誕生した子の健康に重大な懸念があるため。
 厚生労働省の専門委員会は4月から、遺伝子治療の臨床研究指針の見直し作業を進めており、受精卵や精子・卵子のゲノム編集は禁止される見込み。 (C)時事通信社