生涯でギャンブル依存症が疑われる状態を経験した成人が3.6%と推定され、人口換算で320万人に上ることが29日、分かった。ただ何年もギャンブルをしていない人も含まれる。現在の実態に近い過去1年以内になると、0.8%の70万人に依存症の疑いがあると推定され、パチンコが突出して多かった。
 カジノを解禁する統合型リゾート(IR)推進法の議論の中で依存症対策も課題に上り、厚生労働省が全国疫学調査の中間まとめを公表した。
 これまでギャンブル依存の経験のある人は2013年度調査を基に成人4.8%の「推定536万人」とされてきた。厚労省の担当者は、直近1年で70万人と推計されたことについて、「今回の調査で依存症の実態がより正確になった」としている。 (C)時事通信社