公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、統治改革の一環として今月発足させた経営委員会の平野英治委員長(元日銀理事)は3日、就任記者会見を行った。「一層の信頼を得られる組織とするため、年金積立金の運用実態を国民に分かりやすく伝えたい」と述べた。
 経営委の設置は、理事長一人に決定権限が集中していたこれまでの仕組みを、合議制に改めるのが狙い。平野氏ら9人の委員と高橋則広理事長の10人で構成。基本ポートフォリオ(株式や債券の運用資産構成)などの重要事項を決定するほか、執行部の職務の監督に当たる。平野氏の任期は2021年3月末まで。 (C)時事通信社