宇都宮市の障害者支援施設「ビ・ブライト」で、入所者に暴行し重傷を負わせたとして、運営する社会福祉法人「瑞宝会」職員ら2人が逮捕された事件で、栃木県警は4日、事件後に行われた内部調査資料を廃棄したとして、証拠隠滅容疑で、いずれも県警OBで同会職員の手塚通(69)=同市陽南=、斎藤博之(58)=同県大田原市末広=両容疑者ら3人を新たに逮捕した。
 他に逮捕されたのは、事件当時の施設長だった斎藤健輔容疑者(56)=宇都宮市南大通り=。県警は認否を明らかにしていない。事件前後の防犯カメラの映像が消えていたことも判明しており、関連を調べる。
 逮捕容疑は4月18日ごろ、暴行事件の証拠になると知りながら、内部調査資料を施設内で廃棄した疑い。
 県警などによると、廃棄された資料には、暴行を目撃した施設職員らの証言などが記載されていたとみられる。手塚、斎藤両容疑者は警部補で退職後、瑞宝会に再就職し、職員教育などに携わっていた。 (C)時事通信社