厚生労働省は20日までに、介護保険の被保険者が持つ介護保険証について、戸籍上の名前とは違う「通称名」の記載も認める通知を都道府県に出した。性同一性障害の人に配慮し、心理的負担を和らげるのが目的。健康保険証は既に通称名を記載できることから、介護保険証も同様の扱いとした。
 介護保険証は、介護サービスを受ける65歳以上の高齢者らに市町村が交付する。氏名のほか、生年月日や性別などが記載されている。
 保険証の性別欄は、希望する性への変更が認められている。医師の診断書など、性同一性障害であることを確認できる書類とともに市町村に申し込めば、氏名欄に通称名を記載できる。 (C)時事通信社