医療・医薬・福祉

クオリプス株式会社との技術支援等に係る契約締結のお知らせ

カノンキュア株式会社
カノンキュア株式会社 業務提携

カノンキュア株式会社(本社: 鳥取県米子市、代表取締役: 堀川武晴、以下「当社」)は、現在有効な治療法のない非代償性肝硬変を対象とする肝疾患治療用細胞シートの実用化に取り組んでおりますが、今般、クオリプス株式会社(本社: 東京都中央区、代表取締役社長: 草薙尊之、以下「クオリプス社」)と、当社の細胞シート製造に関する包括的な技術支援に係る契約を締結いたしました。本契約は、細胞シート製造のクオリプス社への技術移管から製品化過程における製造プロセス開発を経て、臨床試験(治験)のための細胞シート製造、及びコマーシャルベースでの細胞シート製造までを視野に入れた包括的な技術支援を受け、業務委託の検討を行うものであります。本契約により、当面予定する非臨床試験完了後の臨床試験準備を加速させ、2023年度早期での臨床試験開始を目指します。


【本契約の目的・背景】
肝硬変患者数は我が国で約130,000人と推定されますが、有効な治療法がありません。肝移植の適応患者数は年間約2,500人ですが、ドナー不足のため肝移植を受けられる方は年間で約500例に過ぎず、肝硬変による死亡者数は年間約17,000人に上ります。そこで、鳥取大学医学部遺伝子医療学分野の汐田剛史教授らは、生体内にある間葉系幹細胞を利用し、独自に開発した低分子薬IC-2により肝細胞化し、細胞シートとして移植する、肝疾患治療用細胞シートを開発しました。本細胞シートは、肝表面に貼り付けることで、肝硬変の線維成分を著明に減少させ、肝臓の再生を推進します。また、肝硬変は肝細胞癌の発生母地であるため、本細胞シートの移植が肝硬変の有効な治療法となるのみでなく、肝細胞癌の発生を抑える効果も期待されます。当社では、この技術を一日でも早く、安全かつ有効に患者様にご提供できるよう、早期の臨床試験開始を目指して研究開発に邁進してきましたが、そのために必要な技術開発及び技術移管と非臨床試験の目途が立ったことから、本細胞シートの実用化を加速させるために今回の契約を実施いたしました。


                  肝疾患治療用細胞シート作成の概要



【クオリプス社 澤CTOのコメント】
「各々の強みを持ったベンチャー企業の協業は、今後の再生医療の発展に大きく貢献すると確信しており、大変意義深いと考えます。」


【当社概要】
会社名:カノンキュア株式会社
代表者:堀川 武晴
設立年:2016年4月
HP:https://kanoncure.com/
所在地:鳥取県米子市西町86番地 鳥取大学医学部内


【クオリプス社概要】
会社名:クオリプス株式会社
代表者:草薙尊之
設立年:2017年3月
HP:https://cuorips.co.jp/
本社所在地:東京都中央区日本橋本町3-11-5 日本橋ライフサイエンスビルディング2 507

クオリプス株式会社は、2017年3月に大阪大学の技術・研究成果をベースに、同種iPS細胞由来心筋細胞シートの開発・事業化を目的に設立された大阪大学発のベンチャーです。同種iPS細胞由来心筋細胞シートの製造方法に関する研究開発を推進し、さらに効率的な生産技術を確立して、世界に先駆けて再生医療等製品として製造販売承認を取得することを目指しています。


■ 本件に関するお問合せ先
カノンキュア株式会社 info@kanoncure.com
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