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スーダン:西ダルフール州の病院攻撃で複数の病院が被害に

国境なき医師団
スーダンの西ダルフール州の町クレイニクと州都ジェネイナで先週末、武力攻撃が連鎖的に発生し、報道によると200人余りが殺害され、大勢が負傷した。現地で国境なき医師団(MSF)が支援する病院も巻き込まれ、現地病院スタッフら4名が命を落とした。紛争の激化が一帯の住民に与える被害を浮き彫りにするもので、MSFはこの攻撃を強い言葉で非難するとともに、紛争の当事者に対し、紛争下においても医療施設・スタッフは保護の対象であり、尊重すべきであることを訴える。


西ダルフール州にある医学校附属病院=2021年8月19日 (C) Dalila Mahdawi/MSF



繰り返される暴力


クレイニクでは4月22日、激しい攻撃が始まり、現地でMSFが支援する病院が被害を受けた。医療スタッフ2人を含む3人が殺害され、院内の薬局が略奪された。同院をサポートするMSFのチームは4月19日にジェネイナの拠点に戻っていたため、被害当時は病院に居合わせなかった。

一方、4月24日には、ジェネイナの医学校附属病院に武装勢力が侵入、MSFスタッフや病院スタッフが勤務中の救急処置室などで発砲があった。病院スタッフ1人が殺害され、MSFスタッフを含む医療従事者は退避した。


尊重されるべき医療施設とスタッフの保護


西ダルフール州では、今回の2件にとどまらず、暴力と混乱が続き、MSFもジェネイナでの支援先医療施設の訪問や移動診療を阻まれ、クレイニクにも戻れない状態になっている。同地域では以前から援助の必要性が非常に高かったが、今回一連の暴力に直面し、必要な医療へのアクセスがさらに阻害されると懸念されている。

MSFは安全が回復し次第、医療・人道援助の提供を再開できるよう、状況を注視していく。



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