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「医療用陰圧テント」生産体制強化で国内外の需要に対応

太陽工業株式会社
新型インフルやMERS(マーズ)対策でも活躍、アジアなどからの注文を受け海外生産も視野に

大型膜面構造物(テント構造物)などを手掛ける「膜や」の太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:荒木秀文)は、この度、新型コロナウイルス対策で国内外からニーズが高まっている『医療用陰圧テント』の供給を迅速化することを決定、第一弾として4月中に100基分の製造を実現すべく、国内外のグループ工場も含めた生産体制の強化に乗り出しました。


 今回、生産体制の強化を図ることとなった『医療用陰圧テント』※1は、内袋式エアチューブ(特許取得済)を採用した「マク・クイックシェルター」に「陰圧フィルターシステム」※2を標準装着した可搬式のエアテントです。 医療行為が行われる本体テントの気圧を外部よりも下げて、テント内のウイルス類をフィルターでろ過、クリーンな空気のみを外部に排出し、ウイルスの飛散を防ぎます。 本体テント内についても、一定方向に空気の流れを保ち、医療従事者の二次感染が生じにくい環境をつくります。

 さらに本体テント(間口4m×奥行き5m×高さ2.5m)のほか、待合室や本体テントに入る際のエアロックの機能を果たす「前室」、「冷暖房装置」などの各種オプション品も取り揃え、緊急時においても医療行為が行いやすい環境を追求してきました。

 これらの優れた機能空間を、わずか10分程度の短時間で設営可能な点が高く評価され、『医療用陰圧テント』は2007年の販売開始以降、新型インフルエンザ(2009年流行)や2015年に韓国で流行したMERS(マーズ)への対策として、約300基もの数が国内外の医療機関に納入されています。

 通常仕様の「マク・クイックシェルター」も、災害用やイベント用、さらには、猛暑対策用など幅広い用途で活躍しており、累計販売数は海外も含めて1700基を記録、途切れることなく工場生産が続いているロングセラー製品です。

 新型コロナウイルスの影響が国内外で拡大する中、医療・福祉業界からの問い合わせが当社にも数多く寄せられています。 既にアジアや国内の医療団体よりご用命を頂いており、年度末の繁忙期ではありますが、新型コロナウイルスへの対応は迅速さが求められる事案だと判断いたしました。

 太陽工業株式会社では、これまで『医療用陰圧テント』をおもに一つの工場で生産してきましたが、国内外のグループ会社の工場(国内8工場、海外2工場)でも生産が行える方式に変更する予定で、第一弾として4月中に100基分(最終的な年間生産目標数は1000基)を実現し緊急な要請にも迅速に対応できる仕組みを構築、国内はもちろん海外の医療現場からのご要望にもフレキシブルにお応えすることで、社会に貢献したいと考えております。

※1:「医療用陰圧テント」の標準装備には、「マク・クイックシェルター」本体のほか、「陰圧フィルターシステム」や「LED照明」などが含まれます。
※2:当システムは、HEPAフィルターを備えCDC(米国疾病予防管理センター)ガイドラインに準じた性能を有しています。


「医療用陰圧テント」の概要は下記のとおりです。

◆仕 様
1、サイズ:
本体テント 間口4m×奥行き5m×高さ2.5m
前室 間口4m×奥行き2.5m×高さ2.5m(オプション)
(合計)間口4m×奥行き7.5m×高さ2.5m

2、テント重量:本体テント 約70kg
前室 約30kg(オプション)
(合計)約100kg

3、テント設置所要時間:
約10分

4、膜材料:
ポリエステル繊維布+塩化ビニール樹脂コーティング/防炎製品

5、付属品:
陰圧フィルターシステム、LED照明、電動エアーポンプ(AC100V)、3分岐ホース、FRPロッド(5セット)、標準付属品セット他

◆価格
315万円(税別)
※オプションの前室は、155万円、冷暖房装置は、95万円、ポータブルヒーターは、73万円(全て税別)


医療用陰圧テント(前室付き仕様) 
本体テント内観
概念図
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