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徒歩で片道5時間かけてのワクチン接種 約3,000人の命と暮らしを守るバヌアツの看護師

認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)
コロナ禍で子どもたちにワクチンを届ける看護師の実情

2022年5月12日(木)は「看護の日」。2022年度のテーマは「いのち、暮らしをまもる人」です。世界には、コロナ禍でも命の危険を顧みずに働く多くの看護師がいます。「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(東京都港区、以下JCV)は、コロナ禍においても、子どもたちの命を守るべく、ワクチン接種を行うために奮闘する支援国の看護師の実情をお伝えいたします。


ワクチン接種を行うバヌアツ共和国の看護師


【約3,000人の命と暮らしを守る3人の看護師】


JCVの常時支援国であるバヌアツ共和国(バヌアツ)は、83の島々で構成されています。その中で最大の島がエスピリトゥサント島です。看護師のケレン・クワイさんは、滋賀県とほぼ同じ面積をもつこの島の南部にある小さなクリニックで働いています。
看護師としての仕事に加え、毎週木曜日には、独自に母と子どものプログラムを開き、ワクチン接種や子どもの健康管理の大切さを訴え続けています。冷暖房はなく、電気も太陽光発電で確保する必要がある厳しい環境の中で、彼女を含むわずか3人の看護師がこの地域に住む約3,000人の人々の命と暮らしを支えています。
インタビューに答えるケレンさん


【徒歩で片道5時間かけてのワクチン接種】

ケレンさんたち3人が担当するのは、10の大きな村とその周辺に点在する無数の小さな村々です。それぞれの村は広大な森の中に分散しており、車で行くことができない場所も多くあります。また、ほとんどの村には、インターネットはおろか、固定電話も設置されていないため、ケレンさんたちにとって出産や感染症の発生に関する情報収集は人々の噂話が頼りです。

さらに、バヌアツでは、2年以上にわたり国境封鎖をすることでコロナウイルスの流入を抑えていましたが、それでも感染を恐れて、診療所や接種会場に来なくなってしまう人が増えています。そのような状況の中、赤ちゃんが生まれたと聞けば、山道を歩いてワクチンを接種しに行く「出張ワクチン接種」を続ける3人。中には、片道5時間歩く必要のある村もあります。彼女たちのように、コロナ禍でも厳しい環境の中で働く人たちの手で、子どもたちの命は感染症から守られています。

徒歩でワクチン接種に向かうバヌアツ共和国の看護師


【団体概要】



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