医療・医薬・福祉

離職・休職中の看護師「今は復職しない理由」、約4割が「感染への心配」

レバレジーズ株式会社
withコロナ時代における看護師の意識調査 2022年ver

レバレジーズメディカルケア株式会社が運営する、看護業界に特化した人材サービス『看護のお仕事』( https://kango-oshigoto.jp/ )は、看護師1018人に「現在の就労・転職に関する意識調査」を実施。コロナ禍3年目に入り、「withコロナ」「感染対応」がデフォルトとなった現在、医療従事者の中核を担う看護師の就労に関する意識が明らかになりました。



全文はこちらからご覧いただけます。
https://kango-oshigoto.jp/media/article/13619/


調査サマリー


勤務先(勤務施設)の多様性とコロナ関連の職場の増加が顕著に
コロナ禍での勤務先に対する不安・不満のトップは、全体の54%で「感染予防対策」
離職・休職中の看護師「今は復職しない理由」、約4割が「感染への心配」


1.勤務先(勤務施設)の多様性とコロナ関連の職場の増加が顕著に
現職看護師がどんな施設で働いているのかを調査したところ、「病院(病棟)」が29.5%、次いで「その他(23.0%)」「クリニック(16.4%)」と続きます。

「その他(23.0%)」の回答の内訳は、保健所、保育園、学校、老健・高齢者施設、政府・役所といった、あらゆる場所で看護師が求められているのがわかります。

これらの中には、新型コロナウイルスに関連したワクチン接種会場、PCRセンター、コールセンターなどで働いていると回答した方も多くいました。保健所や企業、役所と回答した方の中にも、業務の一つとしてコロナ患者対応やワクチン対応に携わっている人が一定数存在していると思われます。 



2.コロナ禍での勤務先に対する不安・不満のトップは全体の54%で「感染予防対策」
 現職看護師の職場の約4割がコロナ患者を受け入れており、「受け入れている」と回答した看護師のうち約半数が、何らかの形でコロナ患者の看護にあたっていることがわかりました。


コロナ患者の受け入れにかかわらず、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、勤務先に何らかの不安や不満を感じたことがある人は現職看護師の7割を占めています。中でもその半数の看護師が「感染予防対策」や「スタッフ感染時の対応」に不安を感じていると答えています。




3.離職・休職中の看護師「今は復職しない理由」、約4割が「感染への心配」
 今回の調査では、現職看護師だけでなく、何らかの理由で休職または離職中の看護師(有資格者)の方の声も集めました。

新型コロナウイルス関連のニュースとともに、看護師のコロナ患者対応の過酷さや人手不足などが日々メディアで報道されています。このような現状の中、休職・離職中の看護師は復職に対して「復職したほうがいいのではないかと思っている(40.7%)」が、「今は復職したくない(30.1%)」を10ポイント上回りました。


さらに、「今は復職したくない」と回答した人にその理由をたずねると、「感染が心配(35.3%)」が突出した結果になりました。次いで、給与やブランクなどの項目を押さえ、「子育てや親の介護(14.7%)」と続きます。



■まとめ
今回のアンケート調査では、看護師が2020年春以降新型コロナウイルス感染症の蔓延で労働時間や慢性的な人手不足といった問題だけでなく、新型コロナ対応が精神的な負担になっていることが明らかになりました。

この状態が続く限り、看護師が仕事にやりがいや誇りを持てなくなってしまう事態が懸念されます。同ウイルスの流行・対応を、看護師の待遇や働き方の抜本的見直しの機会と捉え、看護師に関わるすべての機関が意義あるアクションを検討する必要があるのかもしれません。


<調査概要>
調査対象:看護師1018名(現職看護師 905名、現在休職中・離職中看護師有資格者113名)
調査会社:レバレジーズ株式会社
集計期間:2022年3月31日~2022年4月7日
調査方法:Webアンケート調査
有効回答数:1018名


「看護のお仕事」https://kango-oshigoto.jp/



 看護のお仕事は、2009年より開始した看護業界に特化した人材紹介・派遣サービスです。「職場のリアルがわかる転職」をモットーに、事業所訪問を通して収集した病院情報の提供や面接対策など手厚いフォロー体制で全国の看護師の転職を強力にサポート。看護師の長期就業を目指し、入職前後のフォローを担当する専任チームを設置しています。看護紹介は47都道府県、看護派遣は1都2府11県に対応し、月間ユーザー数は25万人にのぼります。


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