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「AIで病気を瞬時に判定できる時代に」 病理解析AIの商用化に成功。国内外受賞歴多数。デジタル病理画像AI解析ソリューション「PidPort」の海外にむけたサービス提供を正式に開始

メドメイン株式会社
メドメイン株式会社は、デジタル病理画像AI解析ソリューション「PidPort」の海外に向けたサービス提供を正式に開始いたしました(※)




▶高まるAIによる病理画像解析への期待

世界的な統計の中でも病気死因の上位カテゴリーを癌が占めており、多くの医療機関で、癌の診断を行うための微小生検材料の病理診断の検査数は非常に多く、また増加傾向にあるとされています。
一方で、これらの診断を行う「病理医」は国内外において慢性的に不足しており、病理医が1人で診断を担っている医療機関も多く、労働負荷は非常に大きくなっています。そして、多くの医療現場で病理診断を他院や検査センターに依頼している現状があります。
そのような状況から、患者の方へより効率的で迅速な病理診断が実現できるワークフローの整備が望まれており、病理学的判定のスクリーニングが可能になるAI開発には世界中の医療従事者から大きな期待が寄せられています。

▶世界中の「病理医不足」を解決する

当社が提供する「PidPort」は、Deep Learning / AI を駆使した自社開発の画像処理技術によって病理のデジタル画像の解析を行うソフトウェアで、遠隔病理診断の機能も有しています※
医療機関や臨床検査センターでの病理診断・検査時に弊社のAI解析を取り入れ、ファーストスクリーニングを行うことによって、日々の業務効率を上げ、また病理医の労働負担を軽減することができるようになります。
また、遠隔病理診断機能をあわせ持つことで、病理医が不足している地域でも、オンラインでより迅速に病理診断ができる環境をサポートし、国内・海外も含めた「病理医不足」という課題を解決し、結果として病理医と患者双方にとってより良い「いつどこでも必要な医療が受けられる世界」を実現できると私達は考えています。

■PidPortについて

PidPortは、病理医・医療従事者の方にとって快適なユーザビリティを考慮し設計されています。クラウドサービスであるPidPortは、インターネットが使用できる環境下であれば機材導入など初期費用も不要で、いつでもご使用いただくことが可能です。
また、当社提供の病理標本デジタル化サービス(Medmain Imaging Center)と併用いただくことで、病理標本のデジタル化から保管、診断までの一貫した病理のトータルデジタルソリューションとしてご利用いただけます。(※)

現在では、世界的にも特に症例数の多い、胃・大腸・乳腺(悪性上皮性腫瘍と良性上皮性腫瘍と非腫瘍性病変)および肺(悪性上皮性腫瘍と非腫瘍性病変)の組織判定をはじめ子宮頸部、尿の細胞判定(腫瘍性判定の有無)に対してAI解析を用いることが可能です。(※)
また、膵臓など他の臓器における病理組織・細胞判定について開発を進めており、同時に、詳細な病理学的分類を判定可能な人工知能の研究開発を行っております。

(※)現在、当社では以下のサービスがご利用いただけます。
海外:AI解析機能、遠隔病理診断機能、クラウドストレージ機能 (一部地域ではご使用できない機能もあります)
日本国内:遠隔病理診断機能、クラウドストレージ機能、病理標本デジタル化サービス(将来的に国内においてもAI解析機能の提供を予定)

【PidPortの3つの主要機能】


 【PidPort user viewer機能】




■国内外の受賞歴・論文掲載

【主な受賞歴】

・「日本オープンイノベーション大賞」文部科学大臣賞 2020年
・「 NICT Entrepreneurs’ Challenge 起業家万博」総務大臣賞(最優秀賞)2019年
・「NewsPicks MAKEMONEY」 優勝 2019年
・「Latitude59」Estonia Award 2018年(エストニア)
・「Live Sharks Tank」優勝 2017年(US)

【論文掲載】
Nature Research「Scientific Reports」(2020年1月30日出版)
「Deep learning models for histopathological classification of gastric and colonic epithelial tumors」 和訳:胃・大腸における上皮性腫瘍の病理組織学的分類を可能にするAIモデルの開発
論文リンク:https://www.nature.com/articles/s41598-020-58467-9
DOI: 10.1038/s41598-020-58467-9
PubMedリンク:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/32001752


■サービス開始の背景

【テクノロジーの力で世界の医療を革進する】

(メドメインのメンバーとCEOの飯塚:写真中央)


当社創業者であり、現役医学生・エンジニアである飯塚は、18歳の時に持病の腎臓病で長期の入院生活をしたことをきっかけに、医学の道に進むことを決意し、医学部に入学しました。そして、在学中に所属していた研究室でプログラミングと出会い、「医療分野で役立つソフトウェアを作ろう」と次第に夢中になり、その後、様々な仲間との出会いを経て創業にいたります。

ソフトウェアの開発を進める中で、飯塚は、医療の世界で感じた社会課題をテクノロジーで解決できるのではないかと考えはじめます。

例えば、現在、がん検診などにおいて、最終診断のほとんどが「病理診断」によって下されていますが、そうした現状において病理医不足の問題があります。また、院内で一人の病理医が全ての病理診断を担っている病院なども多く、病理医への労働負担がとても大きくなっている現状があります。

また海外においては、病理医が不足していることに加えて、地域により診断の水準・技術の格差は未だ大きく、提供される医療レベルの均霑化も必要とされています。

このような背景を踏まえ、病理診断における「医療従事者の労働負担の減少」、「世界的な病理診断の均霑化」など医療従事者と患者双方にとってより良い医療環境を構築することを目的に「PidPort」は開発されました。

正式版に先駆けて公開したα版では国内外の大学・医療機関など約50施設でのテスト運用・実証実験が行なわれ、世界中の医療従事者から大きな期待が寄せられています。

■今後について
日本国内および海外市場においてサービスの普及を早期に実現していきます。(※)また、国内市場における病理標本のデジタル化の普及をより推進していく為に、当社が提供する病理標本デジタル化サービス「Medmain Imaging Center」のSmart Pathologyキャンペーンを今春に行っていく予定です。詳細については改めて告知させていただきます。

【メドメインについて】



メドメインは、「テクノロジーでいつどこでも必要な医療が受けられる世界をつくる」をコーポレートミッションとして掲げ、世界中の医療従事者のパートナーとして、Deep Learningを用いた病理画像のAI解析システム「PidPort」や、医学生向けクラウドサービスの「Medteria」の開発・運営を行っています。
■経済産業省 J-START UP 選出企業 https://www.j-startup.go.jp/startups/

▼コーポレートサイト
https://medmain.com/

▼PidPortサイト
https://pidport.medmain.com/

▼Imaging Centerサイト(病理標本を高品質なデジタル画像に変換するスライド標本デジタル化・クラウドストレージサービス)
https://imaging.medmain.com/

▼公式Facebookページ 
https://www.facebook.com/medmain.net/
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