医療・医薬・福祉

阪大発ベンチャー「HuLA immune株式会社」への追加投資を実行

大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社
大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社は、自己免疫疾患等に対する医薬品の研究開発に取り組む阪大発ベンチャー企業「HuLA immune株式会社」に対し、200百万円の追加投資を実行しました。



阪大発ベンチャーHuLA immune株式会社への追加投資を実行
大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社(以下「OUVC」)(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:神保敏明)を無限責任組合員とするOUVC1号投資事業有限責任組合(以下「OUVC1号ファンド」)は、3月11日付でHuLA immune株式会社(以下「HuLA immune、フライミューン」)(本社:東京都千代田区、代表取締役・神藤康弘)に対し、200百万円の投資を実行しました。
OUVC1号ファンドは、2018年12月にHuLA immuneに対して初回投資(100百万円)を実行しており、今回は2回目の投資実行となります。

大阪大学・荒瀬教授自己免疫疾患に関する研究成果を事業化
HuLA immuneは、大阪大学微生物病研究所兼免疫学フロンティア研究センターの荒瀬教授の「自己免疫疾患」に関する研究成果を事業化する目的で、2017年3月に設立された阪大発ベンチャー企業です。
「自己免疫疾患」とは、体内に入ってきた異物を排除するための役割を持つ免疫系が、何らかの原因により、自身の細胞やタンパク質を異物と認識して攻撃してしまうことで症状を起こす疾患の総称です。関節リウマチや1型糖尿病などが自己免疫疾患に分類されますが、原因が解明されていないため、根本的な完治につながる有効な治療方法が見つかっておらず、現在は症状を軽減する対症療法にとどまっています。
荒瀬教授は自己免疫疾患の標的となる分子を見出し、この分子に対する免疫反応を選択的に抑制する方法を開発しました。HuLA immuneでは、自己免疫疾患の発症機序と新規治療法の発見に基づく知的財産やノウハウをベースに、現状では根本的な治療法が見つかっていない希少疾患等を対象とした医薬品の開発を進めています。具体的には、1型糖尿病、動静脈血栓症や妊娠合併症などを引き起こす抗リン脂質抗体症候群(antiphospholipid syndrome: APS) 、微小な血管に炎症を引き起こす顕微鏡的多発血管炎(microscopic polyangiitis:MPA)等の診断や治療を目的とした検査キットや医薬品の開発などに取り組んでいます。

今回の投資資金により、臨床試験開始に向けた準備を進める
2018年12月に投資した初回投資資金(100百万円)により研究体制の構築を進め、Meiji Seikaファルマ株式会社(本社:東京都中央区)との共同研究契約の締結やアカデミアとの連携など一定の事業進捗が見られたことから、今回の追加投資を決定しました。今回のラウンドでは、OUVC1号ファンドとともに、前回の調達に引き続き三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区) を無限責任組合員とする三菱UFJライフサイエンス1号投資事業有限責任組合がHuLA immuneの増資を引き受けており、臨床試験開始に向けた準備を進める計画です。OUVCでは、取締役を派遣しており、引き続き同社の成長支援のためハンズオンを実施していきます。

・HuLA immuneの概要
会社設立  2017年3月
事業内容  自己免疫疾患等を対象とした医薬品などの研究・開発・製造及び販売
所在地   東京都千代田区霞が関1丁目4番1号 日土地ビル2階 SENQ霞が関
代表取締役 神藤 康弘(しんどう やすひろ)
URL    https://www.hulaimmune.com/

【お問い合わせ先】
 大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社 管理部
 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番8号 テクノアライアンス棟3階
 TEL : 06-6879-4982  FAX : 06-6105-5210   E-mail : info@ouvc.co.jp
 URL: https://www.ouvc.co.jp/
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