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バングラデシュ:150万人以上の子どもが洪水による被害~疾患の予防や学校の再開支援が急務【プレスリリース】

公益財団法人日本ユニセフ協会

溢れた水の中を歩くエマさん。ユニセフが支援する学校に通っていたが、洪水によって水浸しになってしまった。(バングラデシュ、2022年5月17日撮影)(C) UNICEF_UN0641537_
【2022年5月23日 ダッカ(バングラデシュ)発】

バングラデシュ北東部では、大規模な洪水により、150万人以上の子どもたちが水に起因する病気、溺水、栄養不良のリスクにさらされています。ユニセフ(国連児童基金)は、子どもたちとその家族の安全、健康、栄養、清潔な水、教育といった緊急ニーズに応えるため、バングラデシュ政府やパートナーNGOとともに活動を行っています。

バングラデシュ北東部のシレット、スナムガンジ、ハビガンジ、ネトロコナ、モールビバザールの5地区において、400万人以上が大規模な洪水の影響を受けています。特に、シレットとスナムガンジは大きな被害を受け、危険水位を超える水が流れており、農地のほか、発電所や学校などの重要なインフラも水没しています。

洪水で水浸しになり壊れてしまった家の前に立つ親子。母親のラクサナさんは「食料が手に入るかどうか不安です。ここにはトイレも飲み水もありません」と話す。(バングラデシュ、2022年5月16日撮影)(C) UNICEF_UN0641556_
すでに、下痢、呼吸器系疾患、皮膚病の患者が出ていると報告されているほか、少なくとも3人の子どもが雷に打たれて命を落としています。何百もの学校が閉鎖され、子どもたちの教育環境はさらに悪化しています。パンデミックにより1年半学校が閉鎖されたこともあり、子どもたちは再び、学ぶ機会を失っています。ユニセフ・バングラデシュ事務所代表のシェルドン・イェットは、「人命が失われ、家屋や学校が被害にあい、心を痛めています。今回の災害でも、他の多くのケースと同様に、子どもたちが最も弱い立場に置かれています。ユニセフは、政府や現地のパートナーと緊密に連携することで、現地の子どもたちを保護し、緊急ニーズに対応しています」と述べました。

ユニセフは、清潔な水、衛生キット、栄養治療用ミルク、学習キット等を供給するほか、現地のソーシャルワーカーが子どもたちの安全・安心を守る活動を行えるよう、同国社会福祉省と緊密に連携しています。各コミュニティにおいて、溺水防止に関する啓発活動を行うこともこうした活動の中心になっています。

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■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。 https://www.unicef.or.jp/
※ ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
※ ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 https://www.unicef.or.jp/
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