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~約8割の方が、がん罹患による喪失体験を経験したと回答~ 「『キャンサーロスト』に関するアンケート」調査結果のご報告

一般社団法人がんチャレンジャー
507名のがん罹患経験者の方々のリアルな想いを凝縮した詳細結果が、無料ダウンロードにより閲覧可能に。

一般社団法人がんチャレンジャー(所在地:千葉県柏市、代表理事:花木裕介)は、この度、多数のがん罹患経験者の皆様のご協力により、「『キャンサーロスト』に関するアンケート」を実施し、その調査結果の無料公開(PDF版44ページ)を始めました。


調査結果イメージ


弊法人は、2019年11月より、「人が人に寄り添う社会づくりに貢献する」をミッションに掲げ、がん罹患経験者にかかわる方への情報提供を中心に活動してまいりました。

そしてこの度、がん罹患経験者の方々が、健康面の他に何を失い、それに対してどのように感じていらっしゃるのか、周囲の方からの反応はどうだったのかなど、がん罹患経験者の抱える「キャンサーロスト」(※)にフォーカスし、アンケートを実施した結果、507名のがん罹患経験者の方々よりリアルな声を寄せていただくいただくことができました。

ぜひ今後、本調査結果を、個人として、組織・団体として、医療機関として、がん罹患経験者にかかわる際のヒントにしていただけたら幸いです。また、ご自身ががん罹患経験者の方も、ぜひ今後の参考にしていただければと思います。

※「キャンサーロスト」とは、「がん罹患によって失ったものや機会」を表す、一般社団法人がんチャレンジャーによる造語です。

▼調査結果(PDF)の無料ダウンロードはこちらから
https://www.gan-challenger.org/research/


《調査結果トピックス》


約8割(79.1%)の方が「あった」と回答していることからも、多くのがん罹患経験者がキャンサーロスト体験を抱えていることが浮き彫りとなった。
喪失体験は一人一つというわけでは必ずしもなく、複数であったり、がん罹患を機に連鎖していったりと、複雑に絡み合う可能性があることが本調査から見て取れた。
キャンサーロストといえるような喪失体験をした方のうち、「乗り越えられたと思う」と答えた方は3割弱(28.2%)にとどまり、多くの方は未だ完全には乗り越えられていないという事実が読み取れた。
自身のキャンサーロストにまつわることについて、周囲から理解を得られなかったり、心無い言葉をかけられたりした経験を持つ方が、4割弱(38.1%)いらっしゃることからも、少なくない方が、周囲の反応に苦しめられた経験をお持ちであることがうかがえた。



《トピック1》
「がん罹患によって、あなたにはこれまでにキャンサーロストといえるような喪失体験がありましたか?」という質問に対して、約8割の方が、「あった」と回答しています。また、その内容も仕事、出産、趣味、結婚、将来、目標、家族など、多岐にわたっています。多くのがん罹患経験者がキャンサーロスト体験をしていることが浮き彫りになる回答です。






《トピック2》
キャンサーロストといえるような喪失体験が「あった」と答えた方に、「具体的にどのような喪失体験ですか? 背景も含め、差し支えない範囲で教えてください」と伺った質問に対して、喪失体験は一人一つというわけでは必ずしもなく、複数であったり、がん罹患を機に連鎖していったりと、複雑に絡み合う可能性があることが見て取れる回答が多数寄せられました。




《トピック3》
「現在、キャンサーロストを乗り越えられたと思いますか?」という質問に対して、「キャンサーロストといえるような喪失体験があった」と答えた方のうち、「乗り越えられたと思う」と答えた方は3割弱にとどまり、多くの方は完全には乗り越えられていないという事実が読み取れました。



《トピック4》
「周囲の方に、自身のキャンサーロストにまつわることについて、理解を得られなかったり、心無い言葉をかけられたりしたことはありましたか?」という質問に対して、4割弱の方が「あった」と答えており、少なくない方が、周囲の反応に苦しめられた経験をお持ちであることが分かりました。





《本調査から見えてきた課題》


弊法人ではこれまでも、がん罹患経験者にかかわる方に対して、「『寄り添い方』ハンドブック」や「『寄り添い方』体験談」などを通じて、がん罹患経験者へのかかわり方のヒントを提唱してきたが、今後はがん罹患経験者の抱える「キャンサーロスト」にも意識を向けながらかかわってもらえるような情報提供が求められていると感じており、一層の工夫や発信に努めていきたい。



《調査概要》


調査件名:「キャンサーロスト」に関するアンケート(がん罹患経験者対象)
調査日  :2022年4月13日(水)~5月15日(日)
調査方法:Web活用によるインターネット調査
調査対象:がん患者団体等に所属していたり、がん罹患経験者向け情報に触れたりしているがん罹患経験者
回答状況: 507名より回答【内訳 男性9.9%、女性90.1%】
設問数  :最大10問



《調査主体団体概要》




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