医療・医薬・福祉 その他

日本発祥の300年続く置き薬をアフリカ54か国に暮らす全ての人々へ

NPO法人 AfriMedico
先用後利(使った分だけ後払い)の置き薬の仕組みで家族の健康と笑顔を届けます!

NPO法人AfriMedico(アフリメディコ)は「April Dream 4月1日は、夢の日。」に参加しています。このプレスリリースはAfriMedicoのApril Dreamです。 都市から遠く離れた農村部を含め、アフリカの全ての家庭で病気や怪我が軽症のうちに手当てされる。予防策が講じられ明るく健康的に毎日を過ごす。AfriMedicoは日本発祥の置き薬モデルをアフリカ全土に浸透させ、私たちにとっては当たり前のそんな暮らしを実現させます。 認定NPO法人AfriMedico / https://afrimedico.org/



アフリカにおける医療の現状
不衛生な水が原因の感染症やマラリアで命を失う人が少なくない中、農村部では今でも病院や診療所、医療従事者数が十分ではありません。時間と費用をかければ医療機関へ行くことはできるものの、雨季は道路がぬかるみ車やバイクでの移動が困難となって、数時間かけて徒歩で向かうか受診を断念せざるを得なくなります。交通費の負担が重く、医療機関の受診を躊躇する人もいます。また、疾病に関する基礎知識や公衆衛生を学ぶ機会があまりない為に、村の人々は疾病を予防したり重症化を防いだりする行動が取れていない現状があります。

置き薬モデルで医薬品を身近に
AfriMedicoはこの状況を日本発祥の置き薬モデルで解決していきます。置き薬は24時間手元にあるので、移動の時間も医療機関での待ち時間も必要ありません。医薬品を補充するために定期的に専門家が村々を訪問しますが、その際には薬の服用指導と共に疾病予防などの啓発活動を行うことができます。

各家庭で疾病予防が進み、軽症であれば手近にある薬で治癒させつつ、症状によっては費用をかけてでも医療機関を受診すべきとの判断ができる。そういった自分の健康は自分でケアをするセルフメディケーションを啓発し促進させるべく、置き薬をアフリカ全土の村々に展開していきます。

「現代版置き薬」への進化
置き薬は300年前の江戸時代に日本で始まったビジネスモデルです。流通・小売のネットワークが発達した現在はあまり見られなくなりましたが、長くこの仕組みが各家庭の医療を支えてきました。農業が中心で収穫期でないと現金が手元にない場合も多い中、使った分だけ後払いの置き薬はアフリカの実情に沿うモデルだと確信しています。

一方、現代にはさまざまなテクノロジーが存在しますので事業効率化の余地は大きいと考えています。AfriMedicoはIoTの活用を常に念頭に置き、2020年度は各家庭の訪問履歴や医薬品の使用状況を管理できるアプリケーションを開発、デジタル管理を促進していきます。

日本とは比べ物にならない面積を有するアフリカ各国において、物理的な距離を縮める方策も導入されるべきです。アフリカでは物流インフラの課題が大きい一方でその効率性を高めることは可能だと考えています。昔ながらの手法に拠らず、これらの潮流に乗った21世紀現代版へ置き薬を進化させていきます。

※「April Dream」は、単に笑えるネタではなく、実際に企業が叶えようとする夢を4月1日に発信いただくPR TIMESによるプロジェクトです。

現地の家庭と日本人スタッフ
現在AfriMedicoはタンザニアの2つの村で合計約200世帯に置き薬ボックスを設置し事業展開しています。主要都市ダルエスサラームから薬剤師または薬学生ボランティアが定期的に村を訪問、補充用の医薬品を届けると共に啓発活動を行っています。日々の事業運営は村内に暮らす看護師またはコニュニティーヘルスワーカーが行っています。活動中の村においては通信インフラがまだ脆弱でインターネットへの接続は容易でありませんが、今期2020年度中には各家庭での医薬品利用実績を含めた関連データのデジタル管理が実現する見込みです。
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