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植物由来の医療トレーニング用模擬臓器・VTTの応用技術に関する研究、論文公開のお知らせ【KOTOBUKI Medical株式会社】

KOTOBUKI Medical株式会社
~蛍光ガイド手術トレーニング用に新たに開発されたVTTの有用性~

2022年7月8日、KOTOBUKI Medical株式会社(本社:埼玉県八潮市、代表取締役:高山成一郎)の医療トレーニング用模擬臓器、VTT(読み:ブイティーティー、正式名称:Versatile Training Tissue)の応用技術に関する研究が、国際学会誌「Laryngoscope Investigative Otolaryngology」に掲載されました。


<概要>
名古屋大学大学院医学系研究科・耳鼻咽喉科学の西尾直樹(にしお なおき)講師、曾根三千彦(そね みちひこ)教授、愛媛大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学の三谷壮平(みたに そうへい)特任講師、Vanderbilt大学・耳鼻咽喉科のEben Rosenthal教授、KOTOBUKI Medical株式会社の森本岳(もりもと がく)執行委員らの研究グループが行った研究、「Validation of a surgical training model containing indocyanine green for near-infrared fluorescence imaging」( https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/lio2.858 )において、次世代の技術である蛍光ガイド手術に応用が可能な新たな腫瘍切除モデルを開発し、その有用性を実証しました。
本研究成果は2022年6月17~18日に奈良県で行われた第46回日本頭頚部癌学会にて発表されたほか、国際学会誌「Laryngoscope Investigative Otolaryngology」(2022年7月8日付電子版)に掲載されました。



<背景>
蛍光ガイド手術とは、



腫瘍やがんなどを治療する際には、健康な組織を傷つけずにターゲットを可能な限り最大限取り除く必要がありますが、事前に十分な触診や検査を行ったとしても、術中にターゲットを同定することは容易ではありません。
ターゲットの同定をサポートし、残存を最小限に抑えるために有用な蛍光ガイド手術ですが、今まで同手術をトレーニングするためのモデルは市場にありませんでした。

VTT(Versatile Training Tissue)は、植物由来の医療トレーニング用模擬臓器で、人体組織によく似た特徴を持っており、臨床で使用する様々な医療機器を用いてトレーニングが可能です。
この度、蛍光ガイド手術用に開発したVTT腫瘍切除モデルは、ブロック形状のVTTに、蛍光物質であるindocyanine green (ICG)をあらかじめ混ぜ腫瘍型にしたVTTを埋め込んだモデルです。




<研究結果>
名古屋大学メディカルxRセンターにて電気メスを用い、腫瘍の取り残しの検証を行いました。腫瘍をぎりぎり切除する核出群と、周りの組織をつけて切除する完全切除群で比較したところ、核出術群では切除後に残存の蛍光強度が有意に高く、腫瘍の取り残しが証明されました。

本モデルを、腹腔鏡、内視鏡、ロボット手術の現場でトレーニングに積極的に用いることで、より低侵襲かつ確実ながんの切除のためのスキル向上が期待出来ます。また医師のスキル向上のみならず、同手術で使われる製品(近赤外光カメラ搭載の内視鏡など)の新規開発にも有用となる可能性があります。

<今後の展開について>
本モデルを皮切りに、ICG以外のさまざまな蛍光試薬や医療機器での検証を引き続き行い、蛍光ガイド手術に有用なトレーニングモデルを更に開発していく予定です。

当プロジェクトに関する詳細は名古屋大学大学院医学系研究科・医学部医学科のホームページ( https://www.med.nagoya-u.ac.jp/medical_J/research/pdf/Lar_220729.pdf )、および愛媛大学医学部総務課企画・広報チームによるプレスリリース( https://www.ehime-u.ac.jp/data_relese/pr_20220729_med/ )もご確認ください。



埼玉県八潮市を拠点とするマルチなものづくり企業である株式会社寿技研(1978 年設立)の医療トレーニング製品部門がカーブアウトし、2018年11月に設立。主力製品は手術トレーニング用模擬臓器「VTT(Versatile Training Tissue)」。




植物由来の材料を主成分とした手術トレーニング用の模擬臓器。4年に渡る開発年月、1000回以上の試作、そして外科医療分野の複数のプロフェッショナルによる度重なる品質評価プロセスを経て、「人体組織に非常に近いリアルな感触と特徴を備えている」と高い評価を得ています。日本・アメリカ・欧州にて特許登録済み。

●臓器の再現性が高い
●電気メス等のエネルギーデバイスが利用可能
●豚などの生体臓器との比較において衛生的且つ利便性が高い
●植物由来の材料を主成分としており環境負荷が低い

といった安全・衛生面、価格面、環境面において優れた特徴を有しており、日々進化する医療技術の底上げに寄与できる製品です。


また、本製品は、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標「SDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)」の17のゴールのうち、


3.全ての人に健康と福祉を

「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」
12.つくる責任 つかう責任
「持続可能な生産消費形態を確保する」

の達成の一助となることが期待されます。





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