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EIRL Brain Segmentation、頭部CT画像から高吸収/低吸収領域及び組織構造・境界の不明瞭化がみられる領域の抽出・表示が可能となった新モデルをリリース

LPIXEL


エルピクセル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:鎌田富久、島原佑基、以下「エルピクセル 」)は、2021年5月に発売開始した頭部CT画像から頭蓋内において周囲より高吸収の領域を抽出・表示する EIRL Brain Segmentationについて、周囲より低吸収の領域及び組織構造もしくは組織境界の不明瞭化が見られる領域の抽出・表示機能を追加した新モデルをリリースいたしました。
新モデルは「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)」に基づき、2022年8月25日に指定管理医療機器の製造販売認証(認証番号:303AGBZX00043Z00)を取得しております。
本製品は、CTやPACS(医用画像管理システム)に接続することで、頭部CT画像から頭蓋内の高吸収領域、低吸収領域及び組織構造もしくは組織境界の不明瞭化が見られる領域を自動で抽出し、医師の手元のビューワー等に抽出した領域を出力することが出来ます。
エルピクセルでは、専門医や熟練医が不在となりやすい二次救急や夜間の救急医療において、医師の物理的・心理的負担の軽減に寄与する医用画像解析ソフトウェアEIRLシリーズの研究・開発に注力し、拡充を図ってまいります。


新モデルが有する機能

1. 周囲及び前後のスライスと比較して高吸収の領域の抽出・表示
1-1. 高吸収領域の検出・表示例(下)





2. 周囲及び前後のスライスと比較して低吸収の領域及び、頭蓋内で前後のスライス・同一スライス内左右で比較して組織構造や組織境界の不明瞭化が見られる領域の抽出・表示
2-1. 低吸収領域の検出・表示例(下)


2.2 組織構造や組織境界不明瞭化領域の検出・表示例(下)



※参考 2.2 の例画像を撮影した翌日のMR画像




脳出血・脳梗塞の早期発見に寄与する頭部CT検査

脳出血や脳梗塞などの脳疾患は生命への影響や後遺症に繋がる可能性が極めて高く、急性期における適切な診断と治療が不可欠です。多くの医療機関ではCTは24時間稼働している場合が多く、血腫の確認が比較的容易であることから、脳出血と脳梗塞の鑑別などの画像診断に活用されています(1)。
頭部CT検査において、周囲に比べ白く映る部分(高吸収領域)が見られる場合には、脳出血が疑われます。脳出血は高血圧・脳腫瘍・脳血管の異常などが要因となり、脳の動脈が破れて脳内部に出血した状態を指します。一方、周囲に比べ黒く映る部分(低吸収領域)が見られる場合には、脳梗塞が疑われます。脳梗塞は、脳内の血管が詰まるなどにより血液の流入が止まり、脳に酸素や栄養が行き渡らなくなる状態です。また、急性期の脳梗塞では、頭部CT検査において、灰白質と白質の境界が消失するなどの所見(ECS=early CT sign)が見られ(2)、こうした所見を見落とさずに治療につなげることが肝要です。

(1) 山口 由津穂,原 武史,坂下 惠治,周 向栄,村松 千左子,藤田 広志(2014)「頭部 CT 画像上の急性期脳梗塞における早期虚血サイン検出の 支援診断システムの開発『電子情報通信学会技術研究報告』114 (41), 9-13, 2014-05,一般社団法人電子情報通信学会
(2) 松岡陽治郎(2012)「CTで異常所見が指摘できますか?」『レジデントノート』2012年5月号 Vol.14 No.3,羊土社


製品に関するお問い合わせ

エルピクセル株式会社 営業本部
TEL:03-6259-1713 Mail:eirl-cs@lpixel.net
URL:https://marketing.eirl.ai/ja/contact/


AI画像診断支援技術について

高度化するモダリティとともに、医療画像診断の作業は膨大化しています。AIを活用した独自のアルゴリズムによって、脳MRI、胸部X線などの医療画像情報を解析し、効率的で、正確な診断が出来る環境の提供を目指します。
EIRLプロダクトサイト(医療従事者向け):https://eirl.ai/ja/


エルピクセル株式会社について

エルピクセル株式会社は、ライフサイエンス領域の画像解析に強みを持ち、医療・製薬・農業分野において画像解析技術、とりわけ人工知能技術を応用することで、高精度のソフトウエアを開発してまいりました。医師の診断を支援するAI画像診断支援技術「EIRL(エイル)」、創薬に特化した画像解析AI「IMACEL(イマセル)」を軸に事業を展開しています。
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