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「誰にも頼れない」妊娠をなくしたい。居場所とつながりの支援を一緒に:ピッコラーレがクラウドファンディングを実施

特定非営利活動法人 ピッコラーレ
「にんしん」をきっかけに、誰もが自由に幸せに生きられるように

特定非営利活動法人ピッコラーレ(所在地:東京都豊島区、代表:中島かおり、以下ピッコラーレ)は、事業全体で必要となる活動資金確保のために、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、目標金額を1,000万円とするクラウドファンディングを2022年9月12日より実施します。 クラウドファンディングサイトURL:https://readyfor.jp/projects/piccolare2022



内閣府男女共同参画局の報告書(※)によると、コロナ禍の就業状況は女性に特に厳しいものになっており、初めての緊急事態宣言が出された2020年4月における雇用者数は、男性が前月比35万人減だったのに対し、女性は74万人減と、男性に比べて女性に大きなマイナスの影響が表れました。背景としては、コロナ禍で大きな打撃を受けている飲食・宿泊業界などの雇用者は女性の割合が高いことに加え、それらの産業は非正規雇用労働者の割合が高く、さらにその非正規雇用労働者には女性が多いことが挙げられます。

こうした中、ピッコラーレが運営する妊娠葛藤相談窓口「にんしんSOS東京」にも、経済的困窮を抱える女性からの相談が増えています。中には、その日の生活のことを考えるだけで精一杯で、妊娠のことを考える余裕がなかったために、既に中絶を選択できない妊娠22週を過ぎてからピッコラーレと繋がったケースもあり、2021年度は、相談者の中で初回相談時に妊娠がわかっている方273名のうち、妊娠22週以降の相談が約19%(52件)ありました。

ピッコラーレでは、『「にんしん」をきっかけに、誰もが孤立することなく、自由に幸せに生きることができる社会の実現を目指します。』 というビジョンのもと、妊娠葛藤相談窓口「にんしんSOS東京」や、project HOMEと名付けた妊産婦のための居場所事業、調査研究・政策提言、研修・啓発などの事業を運営しています。これまで助成金と寄付金によってこれらの活動に取り組んできましたが、妊娠による孤立をなくしたいという思いを実現するべく、事業を止めることなく続けていくためには、引き続き多くの方の支援が必要です。

今回のクラウドファンディングを通じて、孤立した妊婦をピッコラーレと一緒に支えてくださる仲間が一人でも多く増えることを願っています。

※『コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会報告書~誰一人取り残さないポストコロナの社会へ~』内閣府男女共同参画局2021

<クラウドファンディング概要>


タイトル:「誰にも頼れない」妊娠をなくしたい。居場所とつながりの支援を一緒に
目標寄付金額:1,000万円
※目標金額に達しない場合、全額返金となる「All or Nothing」方式です。
クラウドファンディング実施期間:2022年9月12日~10月31日
資金使途:
1.事業費 800万円(80%)                                   内訳:相談支援事業(35%)、project HOME(居場所)事業(35%)、政策提言・研修その他(10%) 2. 管理費 200万円(20%)
クラウドファンディングページ:https://readyfor.jp/projects/piccolare2022


■ピッコラーレ代表 中島かおりよりメッセージ
「うわぁ、うんちした!おむつ取ってー」若年妊婦の居場所「ぴさら」では、今日も賑やかな声が響きます。 「もしもしー今日ご飯食べに行っていい?」「そちらを使わせていただけませんか?」卒業生や連携先の方からの問い合わせもひっきりなしです。
2020年に発行した「妊娠葛藤白書」であぶり出されたのは、様々な要因が蜘蛛の巣のようになって絡み合って妊娠葛藤を強めているということ、そしてそれらの要因の多くが社会システムの不備によって生じている、ということでした。
コロナ禍2年目の2021年も、それらの困難は解消されるどころか、大きく膨らんで、妊婦に重くのしかかり、「身体の自己決定」ができないまま、孤立し漂流する妊婦と出会ってきました。自己決定がこんなにも難しくなってしまう大きな理由は、選択肢がないことです。
たくさんの複雑な困難を抱え、孤立し、漂流している妊婦を、本人にとって安心で信頼できる頼り先に繋ぎ、さまざまな支援制度を彼らが使える形にしていく。「にんしんSOS東京」の窓口で「妊娠ソーシャルワーク」という言葉が生まれたのも2021年でした。 一人一人が手にすることができる選択肢は、その人自身が持っている社会資本の種類や量に依存していて、選択の幅に不平等さが ある状態です。妊娠は自己責任という現状の中で、その不平等を変えていくためには、何が必要でしょうか?
私たちは選択肢を増やしていくためのロードマップを考えました。 そしてロードマップの一つ一つを社会に提言しているうちに気がついたことがあります。 それは、「セクシュアルリプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR)」を守るための法律が今の日本にはまだないということ。 全ての人のSRHRを叶えるためには、リプロダクティブジャスティスという視点で、法律によって「身体の自己決定」を保障し、 差別を禁止する・不平等を解消することから社会全体のスティグマをなくすことが必要です。
私たちは、ピッコラーレに繫がる人たちを応援してくれる仲間が一人でも多く増えることを願い、クラウドファンディングの挑戦を決めました。そうした仲間が増えることが、まちを変え、社会を変え、ビジョンの実現につながると信じています。
皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。
ぴさらに響く「また来るねー」という声を聞きながら、「妊婦を孤立させない、漂流させない」という決意と共に、感謝を込めて。

■クラウドファンディングへの応援メッセージ:福田萌さん(タレント)
児童虐待防止プロジェクトチーム「#こどものいのちはこどものもの」の活動で、ピッコラーレさんと出会いました。ニュースで耳にする、若い女性が赤ちゃんを産み落としたまま遺棄してしまう事件。その背景には、その女性が必要なサポートにリーチできなかったために起こる悲しい背景があることを知りました。決して遺棄した母親がすべて悪いとは言えないと私は思ったのです。そのような女性たちとこどもの命をこれまで繋いでこられたのが、ピッコラーレさんです。突然の妊娠で戸惑う女性に確かな情報を提供し、安心できる居場所作りを継続されてきたピッコラーレさんの「project HOME」が今の日本に必要なことを痛感しています。これからもピッコラーレさんを心から尊敬し、応援しています。

■ピッコラーレとは
特定非営利活動法人ピッコラーレは、「にんしん」をきっかけに、だれもが孤立することなく、自由に幸せに生きることができる社会の実現を目指して、4つの事業に取り組んでいます。妊娠葛藤相談支援事業(にんしんSOS東京/にんしんSOS埼玉/にんしんSOSちば)では、妊娠にまつわる全ての「困った・どうしよう」に寄り添うことをミッションに365日メールと電話で相談を受け付けています。また、相談支援員の育成を目的とした研修の開催や、相談窓口から見える課題を社会に広く伝えるための啓発活動として「妊娠葛藤白書」の制作・発行(2021年4月)も行っています。そして2020年度からは、居所のない妊婦のための居場所づくり「project HOME」のHOME第一号「ぴさら」(豊島区)の運営も開始しています。

<団体概要>


名称: 特定非営利活動法人ピッコラーレ(旧 一般社団法人にんしんSOS東京)
設立:2018年11月
代表理事:中島かおり
理事: 石川治江・伊藤次郎・宗祥子・土屋麻由美・松下清美
事業内容:妊娠葛藤相談、居場所づくり、研修・啓発、調査・政策提言
URL:https://piccolare.org/

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