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ヘラルボニー、知的障害のある人々の日常音を社会へ届ける福祉実験プロジェクト「ROUTINE RECORDS」を始動

ヘラルボニー
初となる展示活動を金沢21世紀美術館にて10月1日より開催

株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)は、新たな福祉実験として、知的障害のある人々の日常音を「音楽」を通じて社会へ届け、体験者に認識の変化を促す新感覚のサウンドプロジェクト「ROUTINE RECORDS(ルーティンレコーズ)」を始動いたします。 その第一弾として、2022年月10月1日から2023年3月21日までの約半年間にわたり、金沢21世紀美術館の〈lab.〉(laboratoryの略)シリーズの第5弾として開催いたします。本展は、ヘラルボニーとして初となる美術館での展示活動であり、金沢21世紀美術館との初コラボレーションによる社会実装を通じて「障害」に対するイメージ変容と福祉を起点とした新たな文化の創造を目指します。 「ROUTINE RECORDS」特設サイト:https://routinerecords.com/




■「ROUTINE RECORDS」とは
知的障害のある人が過ごす日常で繰り返される「音」に着目し、社会へ届ける実験的な音楽レーベルです。彼らの行動習慣にまつわるさまざまな音を聴取/音源化し、鑑賞者がそれらを用いて自ら音楽を生み出す体験や、プロによるオリジナル曲の作曲を通して、普段触れることの少ない知的障害のある人とわたしたちの垣根なき日常を繋ぎます。
その第一弾である金沢21世紀美術館での展示を皮切りに、音を通して彼らの異彩を世界に放ち、人々の福祉、知的障害へのパーセプション(認知)に前向きな変化を起こすこと。そして私たち自身も、そのための次のステップへ進むことを目指していきます。


■代表コメント
「ん~」「さんね」「な~い」「し~んかんせ~ん」。
4歳上、重度の知的障害を伴う自閉症の兄・翔太は今日も、謎の言葉を延々と唱え続けている。響き自体が心地いいのだろうか、意味や意図はあるのだろうか。ふとすると自宅で聞こえてくる謎で愛おしい環境音は、外出先では奇異の目に晒(さら)される音に変貌を遂げる。これは兄だけに限った言動ではない。知的障害のある人の、自閉症のある人の、不思議な行動特性でもあるのだ。不思議で愛おしく謎に満ちた彼等の繰り返す言葉の数々が、「金沢21世紀美術館」を舞台に音楽へと昇華されていく。あのとき、学校で見た、電車で見た、あの風景や音を想像して欲しい。知的障害のある人のルーティンがつくりだす、新しい音楽「ROUTINE RECORDS」は、実験的音楽を耳で感じながら、あなたの心の記憶を“繰り返し“再生させるプロジェクトである。

株式会社ヘラルボニー代表 松田崇弥 松田文登


lab.5 ROUTINE RECORDS 」展覧会概要
展覧会名:lab.5 ROUTINE RECORDS
会期:2022年10月1日(土) ~2023年3月21日(火・祝)
休場日:月曜日(ただし10月10日、10月31日、1月2日、1月9日は開場)、10月11日、11月1日、12月29日~1月1日、1月4日、1月10日
開館時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
会場:金沢21世紀美術館 デザインギャラリー
料金:無料
主催:金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]
助成:文化庁令和4年度文化芸術振興費補助金(Innovate MUSEUM事業)


お問合せ 金沢21世紀美術館 TEL:076-220-2800
金沢21世紀美術館 事業担当:吉備久美子
広報担当:齊藤千絵、石川聡子、落合博晃

金沢21世紀美術館公式サイト:
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1806


画概要
本展は、金沢21世紀美術館デザインギャラリーを作品展示の場所としてだけでなく、調査・研究・実験の場として開きつつ、そのプロセスをプレゼンテーションすることを目的に2017年より始動した〈lab.〉(laboratoryの略)シリーズの第5弾です。福祉実験ユニット「ヘラルボニー」 の新プロジェクト・シリーズ「ROUTINE RECORDS」と題して、金沢市内の特別支援学校や福祉施設、他県の福祉施設に通う知的障害のある人が習慣的に繰り返す、日常の行動(ルーティン)から生まれる音を丁寧に紡ぎ、音楽として届ける試みです。会場では、音楽の視聴コーナーや、鑑賞者がルーティンによって生まれた音をリミックスし、新しい音楽を制作できるDJブースなどを設け、聴取した音が音楽となる創造的なプロセスを多角的に体験することができます。本展を体験した鑑賞者が、多様な背景を持つ他者への理解を深め、気づきを促す機会となることを期待します。



                     [参考:会場イメージ図]


■展示構成について
鑑賞者は、展覧会場を1周しながら、知的障害のある人々の日常から生まれる様々な音や環境について、制作された音楽やその創作プロセスの体験も含め、多角的に知ることができます。また、特設WEBサイトにても、ルーティンから生まれた音の紹介などを通じ、プロジェクトの一端を公開します。






撮影場所:地域支援センターポレポレ


関連プログラム
本展の関連プログラムとして、パフォーマンス及びトークなどのイベントを、オープン初日の10月1日、 3月21日の世界ダウン症の日に合わせて実施予定です。関連イベントでは、手話やU Dトークなどの積極的な導入により、あらゆる人々が情報にアクセスしやすい環境づくりを目指します。

〈スケジュール(予定)〉
2022年10月1日(土)
オープニング・トーク (時間:16:30-17:30、会場:レクチャーホール)
2023年3月21日(火・祝)
クロージング・パフォーマンス&トーク(会場:シアター21ほか)


株式会社ヘラルボニーについて



「異彩を、 放て。」をミッションに掲げる、福祉実験ユニット。
日本全国の主に知的な障害のある作家・福祉施設と契約を結び、2,000点を超える高解像度アートデータの著作権管理を軸に、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開。これらの社会実装を通じて「障害」に対するイメージ変容と福祉を起点とした新たな文化の創造を目指している。「ヘラルボニー」は、創設者の自閉症の兄・松田翔太が7歳の頃自由帳に記した謎の言葉。「一見意味がないと思われるものを世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めている。

会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38
代表者:代表取締役社長 松田 崇弥、代表取締役副社長 松田 文登

公式サイト:
https://www.heralbony.jp
https://www.heralbony.com
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