医療・医薬・福祉

Crown Bioscience & MBL、国内バイオ医薬品業界に向けて本格稼働開始

(株)医学生物学研究所

 JSR株式会社(代表取締役CEO:エリック ジョンソン、以下JSR)におけるライフサイエンス事業のグループ会社である株式会社医学生物学研究所 (以下、MBL) とCrown Bioscienceが今年の初めに設立した前臨床向けサービスを提供する Crown Bioscience & MBL が、本日、日本国内における業務の提供を開始しました。

 これにより、日本のバイオ医薬品企業に対して、Crown Bioscience の持つ前臨床およびトランスレーショナル分野における専門知識を提供することができるようになり、がん分野およびがん免疫分野の研究開発の加速に貢献することができる体制が整います。Crown Bioscience はオルガノイド*¹やハイコンテントイメージング技術*²といった独自の技術に加えて、約3,000の関連データが充実したモデルからなるPDX*³コレクションをグローバル市場に提供しています。

 日本の前臨床受託市場は約120億円と推定され、その内の大きな割合を海外の受託会社が請け負っているといわれています。今回、Crown Bioscience & MBL が正式に稼働することにより、日本のバイオ医薬品業界の顧客に対して、Crown Bioscience がグローバルに展開するサービスを時差なく提供することができるようになります。また、サンプル出荷を含めたロジスティクスの簡素化も可能となります。Crown Bioscience & MBLは、継続的な事業強化を図り、5 年以内に大きな市場シェア獲得を目指します。

 Crown Bioscience & MBL の代表である伊藤浩毅は「今回の新しい提携は日本の前臨床市場において、長期的なコミットメントを意味します。今後、事業拡大に伴い雇用を増やすなど、事業体制を強化し、日本のバイオ医薬品市場に貢献していきます。」と話しています。

 本格的な事業開始に伴い、9月28日に JSR 株式会社、JSR ライフサイエンス株式会社、Crown Bioscienceと株式会社医学生物学研究所の役員が出席し、東京で開所式を行う予定です。

 また、9月29~10月1日にパシフィコ横浜で開催される第81回日本癌学会学術総会において、Crown Bioscience & MBL は in vitro(試験管内)オルガノイドとバイオインフォマティクスチームによる新しいデータ、および世界をリードする in vivo(生体内)モデルに関する展示を行います。

 この学会期間中にCrown Bioscience & MBL主催で二つの講演からなるランチョンセミナーも開催します。以下がプレゼンテーションの題目となります。


1. “The Development of cancer immunotherapy based on the evaluation of cancer immune status” presented by Yutaka Kawakami PhD International University of Health and Welfare
「新技術の利用による腫瘍免疫学とがん免疫療法の最新の進歩」
発表者:河上裕先生 国際医療福祉大学

2. “Functional patient-derived organoid screenings identify a stem cell targeting therapeutic bispecific antibody with efficacy in epithelial tumors” presented by Leo Price PhD, Senior Vice President of In vitro at Crown Bioscience.
「機能的患者由来オルガノイドを用いた上皮性がん幹細胞標的 Bispecific 抗体のスクリーニング法」
発表者:レオ・プライス シニアバイスプレジデント In vitro at Crown Bioscience


 Crown Bioscience の CEO であるアーミン・スプラ博士は「この新会社は日本の顧客の進化するニーズに応え、既存の受託会社と比較しても多くのメリットを提供できると確信しています」と述べています。

 Crown Bioscience & MBLの情報を更にご覧になりたい方は次をご参照ください:
http://www.crownmbl.co.jp


*¹ 体外で培養された成体幹細胞由来細胞で、生物学的に人の臓器と同じ特徴を持っています。薬剤効果、臓器の疾患などの研究に活用されているほか、がん研究などの医学研究に使用される次世代の患者固有モデルとして期待がされています。

*² ハイスループット型顕微鏡を用いて、細胞の形態情報を取得する技術です。

*³ Patient Derived Xenograft。 免疫不全化したマウスにヒト患者由来のがん組織を移植したもの。従来の方法よりも、よりヒトに近い環境で評価ができるため、抗がん剤のスクリーニングに有効とされています。



<参考>


Crown Bioscience について
 Crown Bioscience は JSR ライフサイエンスの一員であり、オンコロジー、がん免疫、免疫媒介炎症性疾患 (IMID) 分野における、前臨床とトランスレーショナル研究の世界的な CRO 企業です。Crown Bioscience はHUB の技術により樹立された腫瘍オルガノイドを用いたサービスや、世界最大の商業向けPDX コレクションを有しています。Crown Bioscience は、より良い薬剤候補を患者に届け、患者が適切なタイミングで適切な治療を受けられることを支援します。Crown Bioscience は 2006年に創業され、米国、欧州、アジアにおいて10カ所の事業所を有します。詳細な情報は https://www.crownbio.com/ をご覧ください。

医学生物学研究所について
 1969年に日本で最初の抗体メーカーとして設立され、現在では、免疫学領域のみならず、遺伝子診断の領域にも事業を拡大して、臨床検査薬及び基礎研究用試薬の研究・開発・販売を行っています。臨床検査薬事業では、自己免疫疾患、がん、感染症等の検査薬の開発・販売を行っています。自己抗体診断分野では日本国内トップメーカーとして製品ラインナップの充実を図り、難治性疾患の多い当該分野の医療に貢献しています。がん診断分野では医薬品の効果を予測するコンパニオン診断薬を開発し、個別化医療に貢献しています。



本リリースに関するお問合せ:


Crown Bioscience & MBL
小林 裕一
contact@crownmbl.co.jp

Crown Bioscience
Louise Stensonルイーズ・ステンソン
pr@crownmbl.co.jp

株式会社医学生物学研究所
小塚 洋一
kouhou@mbl.co.jp

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