医療・医薬・福祉

ベーリンガーインゲルハイム、新たな医学的ブレークスルーを目指し、AIとデータサイエンスの研究開発の主導に向けてテュービンゲン大学との提携を発表

日本ベーリンガーインゲルハイム

2022年10月20日 ドイツ/テュービンゲンおよびインゲルハイム
欧州最大の人工知能(AI)研究コンソーシアムであるサイバーバレーを主導するテュービンゲン大学とベーリンガーインゲルハイムは、世界中の有能な人材を求めてAIおよびデータサイエンス奨学金プログラムを実施します。5年後には9~15人のフェローがプログラムに参加することを目標として、毎年、3~5人に最長3年間の奨学金が付与されます。

両者が健康とAI応用の両方に関係する最先端の研究テーマを定め、共同運営委員会が選定します。初回の奨学金はこちらで発表されていますので、関心を持たれた博士研究員の方々はここから申請することができます。

この提携は、ベーリンガーインゲルハイムとテュービンゲン大学が、AIとデータサイエンスを活用して、ヒトと動物の健康の向上に貢献するという共通のビジョンに基づいて開始されました。その目的は、タイムラインを加速させ、科学的および臨床的成功を改善し、患者さん中心の姿勢をさらに強めることにより、新たな医学的ブレークスルーの発見を通じて患者さんの生活を変えることです。応用分野は、研究開発をはじめ、生産、サプライチェーン管理、マーケティング、営業に至るまで、バイオ医薬品のバリューチェーン全体にわたります。

ベーリンガーインゲルハイムの計算生物学・デジタルサイエンス担当グローバルヘッドのJan Nygaard Jensenは、次のように述べています。「テュービンゲン大学との提携によって、AIおよびデータサイエンスの研究が進み、次世代のAIおよびデータサイエンス研究者を育成・採用する機会が得られます。このような人材は、新規治療薬の開発を加速し、多くのヒトと動物の生活を変えるという目標を達成するための鍵となるでしょう」

ベーリンガーインゲルハイムのセントラル・データサイエンス担当ヘッドのBrigitte Fuhrは、次のように付け加えました。「新たなデジタル技術を活用しなければ、世界中の人々にヘルスケアの未来を提供するという目標を達成することはできません。ベーリンガーインゲルハイムでは、1つの一貫した戦略の下でこの機会を最大化するために、あらゆる領域を超えてデジタル改革を進めています。次世代AIおよびデータサイエンス・ソリューションの開発における当社の主導的地位を高めるべく、フェローの皆さんと力を合わせて取り組んでいきたいと考えています」

テュービンゲン大学の研究・イノベーション担当バイスプレジデントのPeter Grathwohl教授(Dr.)は、次のように述べています。「ベーリンガーインゲルハイムのような研究開発主導型のバイオ医薬品企業との提携は、双方に利益のあるパートナーシップであり、さらなる取り組みへの道が拓けるものです。本学は、基礎研究と実用化の接点をまた一つ増やすことができました。また、この提携により、医療およびライフサイエンスにおけるAI活用という、ますます重要性が増している研究領域でも、その存在感を高めています」

このプロジェクトのディレクターでもある、テュービンゲン大学の医療情報学方法論のNico Pfeifer教授は、次のように述べています。「特に、AIとヘルスケアおよび製薬データの組み合わせは、多くの人々の健康を目覚ましく改善する、大きな可能性を持っています。手法を研究することによって、新たなAIアプローチを必要とするヘルスケア分野の問題を明らかにし、それに合った個別のソリューションを開発することができます」

フェローは、テュービンゲン大学で研究を行い、大学の幅広い専門知識、AIやデータサイエンスの急成長、そして高い評価を得ている医学研究の恩恵を受けることができます。さらに、グローバルおよびローカルに展開するベーリンガーインゲルハイムの研究員、特定分野のエキスパート、エグゼクティブと緊密に協力する機会も得られます。また、会社の施設訪問、ネットワーキングイベント、年次シンポジウムなどに参加できるような計画もあります。

テュービンゲン大学は、イノベーションや研究の成果を応用につなげ、産業と社会との継続的な交流を維持しようと取り組んでいます。AI分野では、サイバーバレー研究ネットワークの設立メンバーとして、幅広い共同研究において応用・基礎研究を行っています。クラスター・オブ・エクセレンス「Machine Learning: New Perspectives for Science(機械学習:科学に対する新たな視点)」など、サイエンス自体の応用や、ライフサイエンス、医療だけではなく、倫理面においても重点的に取り組んでいます。

ベーリンガーインゲルハイムのデジタル戦略では、この分野で一流の学術研究機関との提携、将来の人材の育成・開発、そしてグローバル規模のデータイニシアチブとのパートナーシップを通じてゲノムおよび患者データの包括的なグローバルデータベースを構築することによって、先進的なデータサイエンス・エコシステムを構築することを目指しています。当社は、バリューチェーン全体にわたり、革新的なデジタルスタートアップ企業と提携し、当社のベンチャーファンドであるBoehringer Ingelheim Venture Fund (BIVF)を通じて、設立間もないデジタル起業家への投資を行っています。

今回、テュービンゲン大学と新たに提携を開始したことにより、ベーリンガーインゲルハイムは、欧州、米国、アジアにおける複数のイノベーション拠点において、AIおよびデータサイエンス分野でのパートナーシップを促進して行きます。昨年、ベーリンガーインゲルハイムのリッジフィールド研究開発施設とイェール大学の間で、同様の奨学金プログラムが設立されました。

テュービンゲン大学について
テュービンゲン大学は、ドイツ政府のエクセレンス・イニシアティブの下で優秀と判定された11大学のうちの1校で、国際的にも高い評価を受けています。テュービンゲンは、神経科学研究で世界有数の拠点の1つです。免疫・がんのトランスレーショナルリサーチ、微生物学および感染症研究、植物分子生物学など、ライフサイエンス分野における最先端の研究センターとなっています。さらに、機械学習、地球・環境科学、考古学・人類学、言語・認知、教育、およびメディアなどの分野でも、中核的な研究を進めています。現在、テュービンゲン大学には、ドイツだけでなく世界中から28,000人以上の学生が在籍し、約200種類の幅広い学習プログラムが用意されています。

ベーリンガーインゲルハイムについて
ベーリンガーインゲルハイムは、今日そして次世代にわたり、暮らしを変革する画期的な医薬品や治療法の開発に取り組んでいます。研究開発主導型のバイオ製薬企業のリーディンクカンパニーとして、アンメットメディカルニーズの高い分野において、イノベーションによる価値の創出に日々取り組んでいます。1885年の創立以来、ベーリンガーインゲルハイムは、株式を公開しない独立した企業形態により長期的視野を維持しています。医療用医薬品、アニマルヘルスおよびバイオ医薬品受託製造の3つの事業分野において、52,000人以上の社員が世界130ヵ国以上の市場で事業を展開しています。

詳細は、下記をご参照ください。
https://www.boehringer-ingelheim.com/
(ベーリンガーインゲルハイム)
https://www.boehringer-ingelheim.jp/
(ベーリンガーインゲルハイム ジャパン)
https://annualreport.boehringer-ingelheim.com(アニュアルレポート 英語)

当プレスリリースについて
この資料は、ドイツのベーリンガーインゲルハイム(Boehringer Ingelheim GmbH)が10 月20日に発表したプレスリリースをもとに日本語に翻訳したものです。なお、日本の法規制などの観点から一部、削除、改変または追記している部分があります。この資料の内容および解釈については英語のオリジナルが優先することをご了承ください。
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