美容・健康

スキンケアの継続使用「使用感の良さ」が重要、97%

株式会社ナリス化粧品
40代~60代女性、約2000名の美容意識調査。スキンケアの使用感に満足している人ほど、「幸せを感じる」。

株式会社ナリス化粧品(代表者:村岡弘義 本社:大阪市福島区)は、1960年代から自社内に化粧品の感触(官能)の判断に関わる専門部門が存在し、製品の使用感に関する知見を蓄積したり、化粧品技術者の国際学会であるIFSCCで、人によって曖昧な感性を数値化する研究の発表を行う※など、50年以上にわたり化粧品の使用感の向上のための研究を行ってきました。今回、当社最高級スキンケアブランド「セルグレース」のリニューアルを前に、40代~60代の女性を対象にスキンケアの使用感を中心とした美容に関わる意識調査を行いましたので、以下に報告します。


(実施期間:2022年10月7日~10月19日 調査方法:インターネットによる自社調査)対象:全国40歳~69歳女性 2,119名/内容によって回答者数が異なるため、n数は各図表に記入している数字を参照ください。)
※2018年9月25日発行 ニュースリリースタイトル「ふきとり化粧水使用時の『心地よさ』を数値化する手法を確立。
研究タイトル:(和文)ふきとり時の触感が優れたふきとり化粧水の感性評価 
英文名:Sensibility Evaluation of an Exfoliating Lotion with Supreme Tactile Impression during Wiping Motion.
発表者:株式会社 ナリス化粧品 浅井健史・山元裕美 関西学院大学 感性価値創造インスティテュート 山崎陽一・谿雄祐・飛谷謙介・長田典子
※この研究の一部は、JSTセンター・オブ・イノベーション(COI)プログラム「感性とデジタル製造を直結し、生活者の創造性を拡張するファブ地球社会創造拠点」の中で、関西学院大学感性価値創造インスティテュートとの共同研究として実施しました。



調査トピックス】
1. スキンケア品の継続使用に「使用感の良さ」が重要、97%。
 使用感の良さ、「とても重要」60.4%、「まあまあ重要」36.6%で、合計97%。
「使用感の良さ」60.4%に続く重要なことは、「肌の状態を維持」53.1%、「価格」50%。

2. あなたにとってスキンケアとは?「身だしなみ」の答えが最多。「あてはまる」、約9割。
「スキンケアは義務」や、「スキンケアは自分への投資」若年層の方があてはまる人が多い。
「スキンケアは癒し」は、年齢による差がない。

3. 10年以上、同じスキンケア品を使用している人は、2割超。
 スキンケア品にかけている費用が高いほど、同じスキンケア品を10年以上使用している割合が高い。

4. 化粧品にかけているコストが高い人ほど、使用感を重要と考えている。

5. 使用しているスキンケアに満足している人ほど、「とても幸せ」だと感じる人が多い。
 使用しているスキンケア品に満足している人は8割超。年齢を重ねるほど「とても幸せ」な人が減少。


【調査結果】

1.スキンケア品の継続使用に、「使用感の良さ」が重要、97%
 全国の40歳~69歳の女性、2,119名に、スキンケア品を使用したお手入れをしているか否か聞きました。結果は、83.2%と、8割以上の女性が、スキンケア品を使用したお手入れをしていることがわかりました。また、スキンケア品を使用したお手入れを「している」と答えた女性、1,764名に、スキンケア品を継続して使用する時に、何が重要か選んでもらいました。「とても重要」として選ばれた1位は、「使用感の良さ」で、60.4%。その次に、「肌の状態を維持できること」53.1%、「価格」50.0%と続きました。「肌の状態が改善すること」は、45.7%で、中高年齢層の女性は、スキンケア品に「改善」よりも「維持」がとても重要だと考えており、化粧品の効果への期待値が低いことがわかります。「肌の状態が維持できる」や、「価格」よりも「使用感の良さ」の方が、継続使用にとても重要だと考える女性が多いことがわかりました。「使用感の良さ」が「とても重要」60.4%と「まあまあ重要」36.6%を合わせると、97%と、ほとんどの人が、継続使用に使用感が重要だと考えていることがわかります。




2.あなたにとってスキンケアとは?「身だしなみ」の答えが最多。「あてはまる」、約9割。
 スキンケア品を使用したお手入れをしていると答えた人に、「あなたにとって、スキンケアとは?」と、化粧品会社にとっては、究極の質問をしてみました。1位は、「身だしなみ」で、「とてもあてはまる」29.9%と「まあまああてはまる」59.1%を合わせると約9割に上ります。「とてもあてはまる」という人よりも「まあまああてはまる」を選択する人がおよそ倍ほども多いため、それほどに強い意志は感じません。その次に続くのは、「当然行うこと」で8割超です。こちらを選択した人も「とてもあてはまる」よりも「まあまああてはまる」の方が多いようです。3位は「自分への投資」で7割超です。「癒し」、「ご褒美」といった項目を選ぶ人も2割ほどが「とてもあてはまる」を選んでいる一方、「義務」の項目について「とてもあてはまる」を選ぶ人も約1割存在しました。


 この質問を年齢別に見てみました。最も選ばれている「身だしなみ」は、年齢別による差は、ほとんど見られませんでした。「当然行うこと」も、同様に、年齢による差はほぼ見られませんでした。「自分への癒し」を選んでいる人も、そこまで大きな差ではないようです。(大きな差がない調査は、データの提示を省きます。)
若年層の方が「あてはまる」を選んでいる人が多く、高齢層になるにつれ「あてはまる」が少ないのは、「自分への投資」です。「まあまああてはまる」を選んでいる人は、全年代で約5割程度ですが、「とてもあてはまる」を選んでいる人は、40代前半では、3割を超えますが、年を重ねるにつれ、少なくなり、60代では2割を下回ります。また、「義務」と考えている人も、若年層の方が多く、高齢層の方が少ないことがわかりました。スキンケアを「やらなくてはならない」=「義務」と捉えられていることは、少し残念な結果です。
 また、スキンケア品の継続使用に使用感の良さが重要だと考えている人と、「スキンケアとは?」の問いに「ご褒美」と答えている人を掛け合わせました。「ご褒美」に「とてもあてはまる」人は、使用感の良さが「とても重要」を選ぶ人の割合が高く、同様に、「スキンケアとは?」の問いに「癒し」を選ぶ人も、「使用感の良さ」をとても重要だとしています。







3.10年以上、同じスキンケア品を使用している人は、2割超。
 1か月でスキンケア品にかけているおおよその金額を聞きました。最も多いのは、「1,000円以上3,000円未満」で3割を超えます。これを年齢別に見てみましたが、特に年齢による差はないようです。10,000円以上の人で見てみると全体では9%で約1割。55歳~59歳の人が6.5%で少し低いですが、それ以外はすべての年齢層で、約1割程度の人が、1か月のスキンケア代が10,000円以上です。




 次に、スキンケアの使用期間を聞きました。スキンケア品を複数使用している場合は、最も長く使用しているアイテムについてお聞きしました。最も多いのは、「10年以上」で22%と2割を超えました。その次に多いのは、「3年以上5年未満」です。年齢層で見てみると、年を重ねるほどに、使用期間は長くなり、60代後半になると、「10年以上」を選んでいる人が、3割を超えます。40代前半でも15.5%の人が10年以上使用しており、どの年齢層でも「10年以上」を選んでいる人が最も多いようです。このことから、中高年齢層の女性は、長い愛用品や、手放せない1品を持っている人が多いのではないかと推察します。




 また、スキンケア品の継続使用期間と、1か月に使用しているスキンケアの費用をかけあわせてみました。1か月のスキンケア品代が2万円以上の人は、nが少ないため、参考とする必要がありますが、10%以上の選択が階段状になっていることから、長く使用しているほど、1か月にかけているスキンケア代が高いことがわかります。10年以上使用している人で見てみると、1,000円から5,000円未満の人はだいたい2割程度ですが、5,000円以上になると徐々に増えていく傾向が見て取れます。20,000円以上の人は、nが少ないものの、30,000円以上50,000円をかけている人では、5割の人が10年以上使用していると答えており、スキンケア品に高い費用をかけている人ほど、長く使用する愛用品を持っていることがわかります。



4.化粧品にかけているコストが高い人ほど、使用感を重要と考えている。
 次に、スキンケア品の継続使用に、「使用感の良さ」を重要と考えている人と、1か月のスキンケア代を掛け合わせてみました。スキンケア代が高くなるとnが少ないため、あくまでも参考にはなりますが、使用感の良さが「とても重要だ」と考えている人ほど、スキンケアにかけている費用が高いことがわかりました。


5.使用しているスキンケアに満足している人ほど、「とても幸せ」だと感じる人が多い。
 現在使用しているスキンケア品に満足しているか否か聞きました。「とても満足している」12.3%と、「まあまあ満足している」69.7%を合わせて、82%と8割を超える人が満足していると答えています。年齢別では、55歳~59歳の世代の満足度が、他の年代よりも満足度が低いようです。また、スキンケアをしている時に幸せを感じるか否か聞きました。「とても感じる」8.8%と「まあまあ感じる」51.0%で、あわせると59.8%と約6割です。年齢別で見ると、「まあまあ感じる」は、年齢による差はほとんどありませんが、「とても感じる」人は年齢を重ねるほどに減っていく傾向があります。 また、スキンケア品への満足度と幸せを感じるか否か、かけ合わせてみると、高い相関が見られました。




【全体を通した考察】
 食品を選ぶときに、味の良さが重要なことが当然のように、化粧品を選ぶときに使用感の良さが重要であることは、当然であると想像していましたが、いざ、調査をしてみると、予想していたよりも使用感の良さが重要だと考える人がとても多いことに、改めて驚いた調査でした。これまで多くの調査を行う中で、「価格」を選択肢とすると、ほとんどの人が「価格」を選んでしまうので、「価格」の選択肢をあえて省いた調査をすることが多いのですが、「価格」の選択肢を入れても、それよりも「使用感の良さ」を選ぶ人が多かったことが、使用感の重要性を示しています。
 ジェンダーフリーやエイジフリーの生き方が浸透しつつある今、年齢・性別を問わず、いつもその人らしくありたいという願いを叶えるのが、化粧品です。長く、安心して、心地よく使用していただける満足度の高い化粧品を提供するとことは、その人のライフスタイルに豊かさを提供できるものだと考えます。「肌を維持する」ことが、「肌を改善する」よりも多いことからは、化粧品への期待値が低いことが伺え、これは、私たちに与えられた課題でもあると考えます。私たちが掲げる「今日よりも明日、きれいになるための化粧品」の開発に、使用感がとても重要であると再認識し、その人その人に対して真摯に向き合い、化粧品を使用することで、幸せを提供すること、新しい化粧品との出会いを提供することを続けていきたいと考えます。
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