医療・医薬・福祉

医師・看護師が回答!「コロナ禍で一番大変だったこと」に関するアンケート調査結果発表

株式会社医師のとも
2020年の緊急事態宣言発令から2年以上経過した今、新型コロナウイルス感染症第8波への警戒が強まっております。 未だ収束の兆しが見えない中、私たちの生活様式は一変し、大変だと感じることも多かったでしょう。 株式会社医師のとも(MRTグループ、本社:渋谷区、代表取締役:柳川圭子)では、医師や看護師の方を対象に「コロナ禍で一番大変だったこと」に関するアンケートを実施し、その実態を調査しました。 【調査概要】 ・調査内容:「コロナ禍で一番大変だったこと」について ・調査対象:「医師」274人 、「看護師」404人 ・調査期間:「医師」2022年9月2日(金)~2022年9月11日(日)       「看護師」2022年9月15日(木)~2022年9月22日(木) ・調査方法:インターネット調査



医師、看護師がコロナ禍で一番大変だったこと1位は「行動制限」




※医師274人、看護師404人の回答結果をもとに集計

医師、看護師がコロナ禍で一番大変だったこと1位は「行動制限」という結果になりました。
それでは、各回答理由について一部抜粋してご紹介します。

◆1位:行動制限(19.2%)
・友人とも会えない中、日々変動する状況の中で対応するのがストレスだった。(医師)
・出産した際に家族とも会えない日が続き、不安だった。(医師)
・結婚式ができなかった。葬儀で大切な人に会えなかった。(看護師)
・父が入院していたが、県外のため病院側の受け入れが厳しく、一度もお見舞いに行けず他界した。(看護師)
・子供の卒業式、入学式、学校行事が相次いで中止または縮小となり、精神的ダメージから子供が不登校になった。(看護師)
・子供が遊びに行けるところが激減し、体を動かせず、自由のない長期生活で十分なストレス発散ができなかったこと。(看護師)

◆2位:発熱外来対応等による業務量増加(13.6%)
・コロナ検査が制限されている時に、発熱患者をみるたびに検査をすべきか悩まねばならなかったこと。(医師)
・本来なら受け入れ病院で無いはずが、患者が増えすぎてコロナ患者診療を余儀なくされた。(医師)
・発熱外来で一日中防護服とN95マスクを着用して走り回り、朝から晩まで食事も水も摂れずトイレにも行けず、家に帰れなかった日もあったこと。(医師)
・患者さんの隔離や、部屋の消毒などの業務負担が増えたにも関わらず、給与に反映は全くなかった。(看護師)
・感染者が急増して仕事の体制が整わず、異常な忙しさだったこと。(看護師)

◆3位:自身や家族の体調管理の徹底(12.1%)
・発熱があると、それだけで緊張してしまう。(医師)
・自分がコロナになると職場に迷惑を掛けてしまうため、体調管理の徹底が大変だった。(看護師)
・妊娠中だったので、コロナ病棟での勤務や通勤でいつ感染してしまうか、個人の感染予防対策が大変だった。(看護師)
・感染させてしまうかもしれないという不安しかなかった。家族には、とても不安な思いをさせてしまった。(看護師)

◆4位:個人用防護具(PPE)の着用(11.3%)
※個人用防護具(PPE)とは:手袋、ガウン・エプロン、マスク、ゴーグル・フェイシールドなど
・感染疑い患者の診療時にPPEを装着するのは、大変手間がかかる。(医師)
・防護服やシールドを使用しての外来での仕事が体力的に厳しかった。(医師)
・患者さんのご自宅へ訪問に行く際、フェイスシールドをしたことで不快感を持たれた。(看護師)
・炎天下でのPPEの着用で、熱中症になりかけた。(看護師)

◆5位:人手不足(7.2%)
・医療従事者への感染により、人員不足が慢性化していた。(医師)
・医師、スタッフの欠員時の対応が一番大変だった。(医師)
・人手不足なのに補充がなく、集中力もなくなり事故を起こすのではないかと毎日怖い。(看護師)
・流行し始めの時期、濃厚接触疑いだけで出勤停止になったので病棟スタッフ1/3の人数で回していたこと。(看護師)

◆6位:収入の減少(6.0%)
・開業医のため、受診自粛によって患者数が減り、経営が厳しくなった。(医師)
・人員削減の理由でリストラされたこと。(看護師)
・感染者増で仕事がなくなったが、雇用調整助成金の対象外となり、一ヶ月の収入が5,000円という月があった。(看護師)
・Wワークで仕事を探していたが、感染拡大を懸念されてWワーク希望者が敬遠され、なかなか思うような職場が見つからなかった。(看護師)

◆7位:コロナ禍での情報錯綜(5.3%)
・不安を煽るような過度な報道、違った意見を持つことや話すことに罪悪感を抱かせるような方針など。(医師)
・コロナに対する考え方が患者それぞれ違うため、クレームに繋がること。(医師)
・学校現場で養護教諭をしていたが、病院と違い医師もおらず情報収集に困った。情報がない中で、感染対策の指揮を取らなくてはならないことが大変だった。(看護師)
・無駄に不安を煽るような報道が多く、それによって偏った知識を持つ人が増えたように思う。(看護師)

◆8位:医療従事者への差別(4.9%)
・医療従事者というだけで差別する発言や対応をされた。(看護師)
・医療従事者は「コロナワクチンを接種して当たり前」という風潮がある。(看護師)
・電話や受付で暴言を吐く人が増えた。(看護師)
・ある日突然、陽性病棟異動を命じられ、差別に遭い、何のために働いてるのか分からなかった。看護師になって、こんな気持ちになったのは初めてだった。(看護師)

◆9位:感染症対策のための準備・設備投資(3.8%)
・感染患者を受け入れるために設備投資を行ったが、経費もかかり、助成金の申請も面倒だった。(医師)
・基準がかなり変化し、説明と対応に追われて大変だった。(看護師)
・ワクチンの職域接種会場でのリーダーをしていたので、人をまとめることと、技術指導や接遇指導が大変だった。(看護師)

◆9位:患者の受け入れ制限(3.8%)
・発熱のあるコロナでない患者の治療検査が遅れて、重症化すること。(医師)
・ベッド数が足りず、入院できない感染患者がたくさんいたのは悔しかった。(医師)
・コロナ以外の患者さんが医療を受けられず、たらい回しになったりしたこと。(看護師)

◆11位:自身や家族・職場でのコロナウイルス感染(3.4%)
・院内でクラスター感染が発生した時に、対応に追われた。(医師)
・子供がコロナに感染し、家族全員が自宅療養せざるを得なくなったこと。(看護師)
・2回、濃厚接触者になったことで、仕事を休まなければならなかったこと。(看護師)

◆12位:医療物資の不足(1.9%)
・初期はマスクや衛生材料、消毒液が高額になり、確保が大変だった。(看護師)
・子供のマスクが無く、ハンカチで作っていた。(看護師)
・防備服が十分にない中で、治療にあたる時期は、患者さんにも苦痛をもたらし辛かった。(看護師)

◆その他(7.5%)
・子供の学校や保育園が休みになり、預け先に苦労した。(医師)
・病棟で感染対策をしながら頑張っている時に医療職以外の人が遊びまくっていたときの悔しさ。(看護師)
・一般の人との感染に対する意識の差。SNSで遊びに行ってる友人を見てしまった時に陰性感情を抱き、SNSを自分で制限した。(看護師)
・在宅している時間が長かったため、食事を作る回数が増えたこと。(看護師)


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さらに、医師と看護師の回答結果を比較してみました。

医師のみの回答結果では、1位は「発熱外来対応等による業務量増加」という結果になりました。
総合で8位の「医療従事者への差別」と12位の「医療物資の不足」については、一番大変だったこととして挙げている方はおりませんでした。


看護師のみの回答結果では、1位は「行動制限」という結果になりました。
注目すべきは、医師では回答者数が0件だった「医療従事者への差別」が、看護師では6位に挙がっている点です。
看護師の方は医療従事者の中でも身近に感じる方が多い職種のため、理不尽な差別にさらされる機会も多いことが伺えます。
また、ご自身だけでなく、お子様をめぐる環境下で差別と捉えられる言動を受けたという回答も見受けられました。

新型コロナウイルス感染症という未知のウイルスに対して最前線で戦っていらっしゃる医療従事者の方への差別というのは、決して許されるものではありません。
二度とこのような理不尽な差別が起きないことを願ってやみません。

医師のともでは、今後も医師・看護師の方を対象としたアンケート調査結果を発信してまいります。
最後に、大変なご状況の中、本調査にご協力いただいた医師・看護師の皆様に感謝の意を述べさせていただきます。
株式会社医師のとも 代表取締役 柳川 圭子

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【本アンケートの使用に関するお問合せはこちらまで】
株式会社医師のとも コーポレート事業部 流石(さすが)
会社携帯:080-4341-1364 ※代表電話はテレワーク導入中のため、転送サービスを設定中です。
E-mail:kanri@ishinotomo.com

【看護師を対象としたアンケートの依頼はこちらまで】
株式会社医師のとも 新規事業室 中谷(なかたに)
会社携帯:080-7111-4448 ※代表電話はテレワーク導入中のため、転送サービスを設定中です。
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