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11月16日は世界COPDデー 日本交通とアストラゼネカ、日本交通従業員を対象に実施した「COPDの疾患啓発共同プロジェクト」結果報告

アストラゼネカ株式会社
疾患情報や罹患により将来引き起こされる影響を知ることによりCOPDの可能性があると考えられる参加者の約3割が医療機関への受診意向を示し、約7割で減煙への意識が向上した

日本交通株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:若林泰治、以下「日本交通」)とアストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:堀井貴史、以下、「アストラゼネカ」)は、8月より日本交通・赤羽営業所に所属する従業員約600人を対象に実施した「COPD疾患啓発共同プロジェクト」の結果を報告します。


COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、たばこ煙が主な原因とされる疾患であり、主な症状として労作時の息切れ、咳・痰が挙げられます。しかし、症状があってもCOPDの可能性に気づいていない人、COPDの症状と自覚していない人は稀ではありません。診断されず未治療のままにして疾患が進行すると、息切れにより日常生活に支障をきたしたり、一部の方では身体活動性が低下することで要介護・死亡の可能性も高まる疾患です。

本プロジェクトでは、日本交通・赤羽営業所に所属する従業員のうち、簡易な自己回答式の質問票によりCOPDの可能性がある、もしくはCOPDと診断されていると回答された方に対し、COPDの疾患・治療管理について知って頂くためのセミナーの実施や動画コンテンツの配信を行いました。参加者には、セミナー参加・動画視聴前後で今回の取り組みを通じCOPDに対する興味・関心に変化があったかや、医療機関受診への意向に変化があったかなどについて伺いました。

本取り組みは赤羽営業所の従業員の健康増進を目指す取り組みの一環として実施し、赤羽営業所に所属する551名の従業員が参加しました。そのうち120名(21.8%)がCOPDの可能性があると考えられる、もしくはCOPDと診断されていると回答され、このうち8割以上の方がセミナーへ参加もしくは動画コンテンツを視聴しました。

セミナーへ参加もしくは動画コンテンツを視聴後、参加者から得たアンケートの結果によると、セミナー等への参加により、54.5%(当該アンケート項目に対する有効回答のうち(以下結果、同様))の方が健康に対する意識が高まったと回答し、73.5%の方が参加後1ヵ月の間で実際に減煙を意識したと回答しました。

また、セミナー参加や動画視聴後、28.1%の方が受診意向を示しました。セミナー等参加後、受診意欲が高まった理由としては、59.3%の方が「COPDが進行すると酸素ボンベが必要になったり介護が必要になったりする可能性があるから」、44.4%の方が「循環器疾患等、様々な病気を併発する可能性があるから」と回答しました。疾患について知り、COPDにより将来引き起こされる影響を知ることが早期の受診意欲につながる可能性が示されました。

セミナー等参加後も医療機関を受診したいと思わない理由としては、「現在息苦しい等、体調の不調も問題ないと思うから」と答えた方が58.1%になりました。

プロジェクトに参加した従業員からは、次のようなコメントが寄せられました。
「今回セミナーを受講し、COPDがどんなものかを初めて知る良い機会になりました。生活に支障がないため今回セミナーを受けるまで気づかなかったが、将来起こり得ることを考えたら少しでも早く受診しなければと思いました。」(60代、男性)
「毎日喫煙が習慣となっています。自分にCOPDの可能性があるとは気づいていませんでした。」(50代、男性)

本結果を受け、日本交通株式会社の執行役員兼赤羽営業所所長である仲進は次のように述べています。
「今回、COPDの可能性がある従業員のうち多くの方がセミナーを受講してくれました。日本交通はウェルネス経営宣言のもと“社員が健康でなければ安全は提供できない”として、積極的に従業員の健康増進施策に取り組んでいます。アンケート結果を見ると、実際に受診まで行動変容を起こした従業員はまだまだ少ない現状があり、いかに行動を後押しするかが企業に課せられた任務だと感じております。本プロジェクトは現在、子会社を含むタクシー部門全体へ展開すべく準備を進めているところであり、企業としてこれからも前向きに取り組んでまいります。日本交通は社員の健康を守ることを通じて安全運行を徹底し、より質の高い移動サービスの提供を目指します。」

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、主に長年の喫煙習慣などにより、気管支が狭くなったり、肺胞が壊されたりすることで肺の働きが低下する生活習慣病の一種で、主な症状として労作時の息切れ、咳・痰が挙げられます。しかし、症状があってもCOPDの可能性に気づいていない人、COPDの症状と自覚していない人は稀ではありません。今は良くても、診断されず未治療のままにして疾患が進行すると、息切れにより日常生活に支障をきたしたり、一部の方では身体活動性が低下することで要介護・死亡の可能性も高まります。そのため、COPDの早期診断と治療導入・継続が求められています。しかしながら、COPDは推定有病患者数が約530万人とされる中(※1)、治療を受けているCOPD総患者数は約22万人と報告されており(※2)、未受診率・未診断率の高さが課題となっています。

以上

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日本交通について
日本交通は創業94年(1928年創業)、グループ売上高で日本最大のハイヤー・タクシー会社です。約7,000台のタクシー(業務提携会社を含む)と約1,600台のハイヤー・運行管理請負車両、10,000名以上の乗務員が、東京・大阪を中心とした各地の公共交通を支えています。独自の社内資格・キャリアパス制度などの人材育成を通じて、「拾うではなく、選ばれるタクシー」として、Japan Hospitality を合言葉に顧客満足を追求しています。
ホームページ: http://www.nihon-kotsu.co.jp/
公式facebookページ: https://www.facebook.com/nihonkotsu/
公式twitter: https://twitter.com/nihonkotsu_taxi


アストラゼネカについて
アストラゼネカは、サイエンス志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、主にオンコロジー、希少疾患、循環器・腎・代謝疾患、呼吸器・免疫疾患からなるバイオ・医薬品において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。英国ケンブリッジを本拠地として、当社は100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細についてはhttps://www.astrazeneca.com または、ツイッター@AstraZeneca(英語のみ)をフォローしてご覧ください。

日本においては、主にオンコロジー、循環器・腎・代謝、呼吸器・免疫およびワクチン・免疫療法を重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。アストラゼネカ株式会社についてはhttps://www.astrazeneca.co.jp/ をご覧ください。フェイスブック@AstraZeneca.japanとインスタグラム:astrazenecajapanもフォローしてご覧ください。


COPD(慢性閉塞性肺疾患)について
COPDは、肺の気流閉塞により息切れが起き、体力が消耗する進行性の疾患です(※3)。COPDは世界中で推定3億8,400万人に影響を与え(※4)、世界の死因第3位です(※5)。肺機能の改善、増悪の減少、また、息切れなどの日常的な症状を管理することが、COPDの重要な治療目標です(※3)。COPDが悪化するだけで、著しい肺機能の低下(※6)、生活の質の大幅な低下(※7)、平均余命の大幅な短縮、死亡リスク増加につながる可能性があります(※8、※9)。

References
(※1) Fukuchi Y et al: Respirology. 9(4):458-465
(※2) 厚生労働省(2019)「平成29年患者調査の概況」
(※3) GOLD. Global Strategy for the Diagnosis, Management and Prevention of COPD, Global Initiative for Chronic Obstructive Lung Disease (GOLD) 2020. [Online]. Available at: http://goldcopd.org. [Last accessed: June 2020].
(※4) Adeloye D, Chua S, Lee C, et al. Global Health Epidemiology Reference Group (GHERG). Global and regional estimates of COPD prevalence: Systematic review and meta-analysis. J Glob Health. 2015; 5 (2): 020415.
(※5) Quaderi SA, Hurst JR. The unmet global burden of COPD. Glob Health Epidemiol Genom. 2018; 3: e4. Published 2018 Apr 6. doi:10.1017/gheg.2018.1
(※6) Halpin DMG, Decramer M, Celli BR, et al. Effect of a single exacerbation on decline in lung function in COPD. Respiratory Medicine 2017; 128: 85-91.
(※7) Roche N, Wedzicha JA, Patalano F, et al. COPD exacerbations significantly impact quality of life as measured by SGRQ-C total score: results from the FLAME study. Eur Resp J. 2017; 50 (Suppl 61): OA1487
(※8) Ho TW, Tsai YJ, Ruan SY, et al. In-Hospital and One-Year Mortality and Their Predictors in Patients Hospitalized for First-Ever Chronic Obstructive Pulmonary Disease Exacerbations: A Nationwide Population-Based Study. PLOS ONE. 2014; 9 (12): e114866.
(※9) Suissa S, Dell’Aniello S, Ernst P. Long-term natural history of chronic obstructive pulmonary disease: severe exacerbations and mortality. Thorax. 2012; 67 (11): 957-63.
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