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コロナ禍で面会交流できた親子はわずか1割、9割の親子が会えない状況下/面会交流できない親子を減らすため、安価で「オンライン面会交流支援」を提供

一般社団法人 びじっと・離婚と子ども問題支援センター
クラウドファンディングで協力募集を明日開始

東京・神奈川を中心に面会交流支援事業を行う、一般社団法人びじっと・離婚と子ども問題支援センター(所在地:神奈川県横浜市、代表理事:古市理奈/以下びじっと)は、コロナ禍で面会交流できない親子を少しでも減らすために、オンライン面会交流支援を提供します。 びじっとでは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、付添い型・受渡し型面会交流支援※1を当面の間中止しました。これまで毎月平均50回以上、年間600回以上の面会交流支援を行ってきましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3月以降は、連絡調整型※2を利用する親子しか面会交流できず、面会回数は今までの1割にとどまりました。外出しての面会交流ができなくなった親子の交流を途切れさせないために、オンライン面会交流支援を開始しました。コロナ禍で経済的にも苦境におかれる家庭が増える中、提供価格を低めに設定し、一組でも多くの親子が交流を持てるよう、クラウドファンディングで支援を募ります。


■コロナ禍による面会交流の現状
離婚などで離れて暮らす親子をつなぐ「面会交流」でも、感染拡大の影響は大きくなっています。びじっとでは、3月1日、安倍首相の各自治体教育委員会に対する休校要請を受け、感染拡大防止の観点から対面型の支援を3月15日まで延期、その後もイベント自粛要請、新型コロナウイルス特別措置法成立、小池東京都知事の声明や感染者の増加、緊急事態宣言の発令などに合わせ、利用者へ度重なる延期や中止をお伝えしてきました。予定していた面会交流を実施することが出来ず、会えない親子が増加しています。
法務省は5月1日に、新型コロナウイルス感染拡大により離婚で別居している親子の面会交流が困難なケースが生じている現状を認め、ビデオ通話などによる「リモート面会」を代替手段にすることも可能とする見解をホームページに掲載しました。
5月14日に緊急事態宣言は39県が解除されましたが、東京や関東圏を含む8都道府県は解除されず、21日めどに再度検討されると発表されました。家庭裁判所の審理が止まるなど、「面会交流」は引き続き困難な状況下に置かれ、会いたくても会えない親子のストレスや不安、健康状態が心配されます。

■第三者機関である「びじっと」の支援状況
びじっとでは、毎月平均50回以上、年間600回以上の面会交流支援を行ってきましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3月以降は激減し、月に数回(3月:7回、4月:4回)の支援となりました。今までの1割程度しか実施できておらず、9割ほどの親子が面会交流できない状況が続いています。そこでオンライン面会交流支援の提供を決定し、利用者に案内をしました。面会交流を求めて受理面談を申し込まれた方は、月平均で7組だったところ、3月に14組と2倍に増加しました。その背景として、コロナ禍で会えずに不安な状況であることと、オンライン面会交流支援を取り入れたことがあります。また昨年10月には過去最強クラスの台風19号が発生したことにより、安否を気づかう親子が増え、申込数が増加しました。
びじっとではコロナの影響により厳しい状況におかれている親子が一組でも多く交流を持てるよう、安価でのオンライン面会交流の提供を目指しています。

※令和1年の支援数 (提供:びじっと)
※令和1年の申込数 (提供:びじっと)

■オンライン面会交流支援の重要性
イギリスではコロナ禍でも面会交流は非常に重要であり外出制限の例外に当たると明示しています。アメリカなどではオンラインでの面会交流が20年も前から行われている一方、日本ではごくわずかしか行われておらず、面会交流に対する支援体制も海外ほど重要視されていないのが現状です。
びじっとでは、2020年4月にオンライン面会交流の試行案内を行い、現時点で8組の親子がオンラインでの面会を行い、好評を得ています。


■オンライン面会交流を体験した利用者の声
オンライン面会交流で久しぶりに子ども達の顔が見られてよかったです。正直、始まるまでは不安でしたが、それもなくなりました。子ども達の適応能力の高さに驚いています。
※子ども(左下)と別居親(右下)の交流を見守るスタッフ(左上) ※写真はイメージです(提供:びじっと)

■代表理事:古市理奈のコメント
コロナ禍による外出制限で子どもの心理面への影響が様々な面から心配されます。どんな状況でも、離れて暮らす親が自分のことを気にかけていると知ることが、子どもの自己肯定感につながります。子どもも、離れて暮らす親の安否を気にかけています。子どもは自分でオンライン面会の手配をすることができませんので、親や支援団体が直接交流に代わる方法を提示することが重要です。
離婚や別居を経験した父母は、お互いを信頼できない状態にあるため、「子どものために面会交流」ということがわかっていても、直接連絡を取り合うことが難しい状態にあります。
そこで、父母と利害関係のない中立的な立場にある支援団体が、父母に代わって連絡を取り合い、別離親子の交流を支援します。面会の数を重ねるごとに、父母はお互いへの信頼感を徐々に取り戻していきます。
面会交流は子どもを育てる「育児」であるとともに、親としての自覚を育てる「育自」でもあります。
これは、父母にとって何の利害関係にない第三者だからこそできることです。支援にあたっては、中立な立ち位置で父母双方の言い分、時に子どもの言い分を傾聴し、それぞれの尊厳を尊重することが、とても大切です。
コロナ禍がいつ終息するかも分からない中、せめてオンラインでも親子の時間を守りたい!
経済的に厳しい立場におかれている家庭の多い中、経済的な負担を少しでも減らしたいという想いから、今回のクラウドファンディングにチャレンジしました。

■びじっとのオンライン面会交流支援 
1.付添い型オンライン面会交流支援
通常の付添い型面会交流支援と同じように、オンラインでびじっとスタッフが交流を見守ります。
対面での交流とは違うオンライン交流で、どのように子どもに接したら良いかお悩みの方におすすめしています。
料金:1時間未満6000円、以降30分ごと3000円(税別)

2.連絡調整型オンライン面会交流支援
日程調整をびじっとスタッフが行います。自由なツールを選択してもらい、ご都合よい方法で実施します。思い当たるツールがない場合は、びじっとが提案します。
料金:1回4000円(税別)

■クラウドファンディングでの協力募集
新型コロナウイルスの影響で、経済的にも厳しい状況におかれる親子が、一組でも多く交流を持てるよう、より効率的で安価なオンライン面会交流支援の実現を目指します。システム向上、通信環境整備、スタッフ研修実施に向けたクラウドファンディングの協力募集を明日開始します。

●「一般社団法人びじっと」クラウドファンディング
~お父さんもお母さんも大好き!新型コロナで会えない親子へのオンライン面会交流支援~
実施期間:5月16日(土)~7月19日(日)
目標金額:100万円
資金用途:面会交流のためのツール、通信環境整備、支援スタッフ研修、プロセス整備など
クラウドファンディングページ<5/16(土)OPEN>:https://camp-fire.jp/projects/view/274304


QRコード 5月16日(土)OPEN


■びじっとについて
離れて暮らす親子の面会交流支援・援助・仲介を行う、民間の面会交流第三者機関。
子どもの健全育成のためには、どちらの親からも愛情を感じられることが重要であるという理念のもと、「会えない親子」をなくすべく、年間600件以上の面会交流支援を行っています。
離婚や別居により心に負担を抱えた親子のケアを行うため、相談事業や交流会にも取り組んでいます。
2020年3月24日、かながわボランタリー活動推進基金21ボランタリー活動奨励賞受賞。同年4月1日、法務省による裁判外紛争解決手続(ADR)団体の認証を受けました。
びじっとの面会交流支援は、LINEを使用した連絡により、それぞれの親子のニーズに応じた支援を行っています。

■代表理事:古市理奈
1971年生まれ。2007年8月1日に非営利団体びじっと・離婚と子ども問題支援センターを設立。2014年10月25日に一般社団法人化。眞浄山大法寺副住職。

※1、2
●付添い型 面会交流支援
 面会交流にスタッフが付き添い、親子の絆を結ぶサポートをいたします。付き添いスタッフは2名体制と
なる支援です。
●受渡し型 面会交流支援
 スタッフがお子さんを同居親から預かり、別居親に受け渡します。同居親と別居親が直接顔を合わせる
ことのないように、時間設定を行う支援です。
●連絡調整型 面会交流支援
 同居親/別居親それぞれと、日程および交流内容などの調整をスタッフが行い、当日決めた場所でお子さん
の受け渡しもLINEで調整する支援です。

他の面会交流種類や料金などは、公式HPをご確認下さい。
HP:https://www.npo-visit.net/

■本件に関するお問い合わせ先/取材のご依頼
一般社団法人びじっと
TEL:090-3240-1729
Mail:visit.contact.japan@gmail.com
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