医療・医薬・福祉 その他

ミャンマー 国難の壁乗り越え、年間千件超の手術を完了。クーデター、コロナ以前の実績数に回復へ。1月1日よりミャンマー事業地で初の小児がん手術も実施

認定NPO法人ジャパンハート
国際医療NGOである特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:吉岡春菜)は、このたびミャンマーにおける2022年の活動として最後の手術が終了、年間手術件数が1,052件に達し、クーデター及びパンデミック以来初の千件台まで回復させることに成功しました。



今回の結果は、2022年に外国人のミャンマー入国制限が緩和されたことを受け、7月より2年4カ月ぶりに日本人医師による集中的手術活動を再開させたことが大きく影響しています。「集中的手術活動」では、10日前後の期間に100件以上のオペを行っており、再開後は月に1度の頻度で実行しました。
なお、今年扱った症例のうち多かったのは、鼠径ヘルニア、陰嚢水腫、甲状腺腫瘍、口唇裂になります。

停電発生時もオペを続行
ジャパンハートのミャンマーでの活動は、2004年の団体設立以来、毎年千件超の手術を実行してきました。しかし、2020年度は新型コロナウイルス感染症の拡大により保健省からの活動制限通達が下り、対前年7%未満の97件、2021年度はその制限が緩和されるもクーデターの影響で約700件と停滞。そして2022年、未だ情勢下の影響を受けながらも7月の再開以降は医療活動を積極的に展開し、秋には、日本人専門家を招き、口唇裂に特化した治療および現地医療者の育成も再開しました。

そして、2023年より、ミャンマー事業地の活動としては初となる小児がん治療を開始します。これまで同国においては、医療環境の都合上、ジャパンハートが強みとする小児がん治療は行ってきませんでしたが、国内の情勢により必要性が高まっていることを受け新たに取り組む運びとなりました。
初回オペは1月1日。執刀医は団体創設者・小児外科医の吉岡秀人で、カンボジアで運営する「ジャパンハートこども医療センター」所属ドクター及びナースの医療チームサポートのもと実行します。

今日もミャンマーでの医療崩壊は続いており、ジャパンハートの活動の重要性は増しています。来年以降も、他国同様、様々な形を模索しながら支援活動に取り組んでいきます。
臍帯ヘルニアという先天性の異常により内臓がお腹の外に飛び出してしまっている小児患者の7月初診時(左)と現在(右)。治療継続中で経過良好。来年カンボジア拠点病院にて手術予定
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
本コーナーの内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES ()までご連絡ください。製品、サービスなどに関するお問い合わせは、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

関連記事(PRTIMES)