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高齢化社会の運転寿命延伸に向けて、脳の健康度による運転挙動の特徴をデータ解析~イーデザイン損保×エーザイの共同取り組み~

イーデザイン損保
 イーデザイン損害保険株式会社(本社:東京都新宿区、取締役社長:桑原 茂雄、以下「イーデザイン損保」)は、より長く安全に運転を楽しめる社会の実現に向けて、共創する自動車保険「&e(アンディー)」(以下「&e」)のお客さま向けに、エーザイ株式会社(以下「エーザイ社」)が提供する脳の健康度のセルフチェックツール「のうKNOW(R)(※)」(以下「のうKNOW」)をご利用いただけるサービスを、&eアプリ上で定期的に配信しています。 今般、「のうKNOW」を実施いただいた50歳以上のお客さまの脳の健康度と&eアプリから得られた運転データの関係を分析したところ、交差点付近における「スピード超過回数」や「急加速回数」などの危険挙動発生数の多寡が脳の健康度別に異なることが分かりました。 今後も安全運転促進と運転寿命の延伸をめざし、&eのお客さま向けに脳の健康度のセルフチェック「のうKNOW」を継続してご提供するとともに、高齢化社会の課題解決に貢献してまいります。 (※)疾病の予防や診断を目的としたものではなく、健康意識を高めるために行っていただくことを目的としています。


1.脳の健康度と運転挙動の関係について
(1)分析内容
1.対象としたお客さま
2022年7月および10月に&eアプリを通じて「のうKNOW」を約2,000名に実施していただきました。その中から「のうKNOW」の結果について、既存研究を参考にして実年齢が50歳以上のお客さまを分析対象としました。
2.分析したデータ
a. 脳の健康度を表す指標である「脳年齢」「集中力スコア」「記憶力スコア」
「のうKNOW」では、スマートフォン等を用いた簡便なトランプテストによって、脳の反応速度、注意力、視覚学習および記憶力を短時間(約15分)でチェックすることができます。テスト実施後には、脳年齢、集中力スコア、記憶力スコアがそれぞれ表示されます(図1)。


図1 「のうKNOW」の結果表示画面


表1 「のうKNOW」の集中力・記憶力スコアについて
b. 運転データ
&eのお客さまに配布しているセンサーで検知した急加速、急ハンドル、急ブレーキなどの危険挙動や走行距離などの情報です。なお、2022年5月1日~2022年10月17日の期間に取得した運転データを対象としています。

(2)分析結果
今回の分析結果では、脳の健康度別に運転挙動に以下の通り違いが見られました。

1.脳年齢との関係
脳年齢が実年齢より高い方は、急ブレーキの発生回数は少ない傾向となる一方で、スピード超過の発生回数が多い傾向にありました(図2・図3)。

2.集中力スコアとの関係
集中力スコアが“B”または”C”の方は交差点付近でスピード超過の発生回数が多い傾向にありました(図4)。

3.記憶力スコアとの関係
記憶力スコアが“B”または”C”の方は交差点付近で急加速の発生回数が多い傾向にありました(図5)。
図2 脳年齢と急ブレーキ回数の関係
図3 脳年齢とスピード超過回数の関係
図4 集中力スコアと交差点付近のスピード超過回数の関係
図5 記憶力スコアと交差点付近の急加速回数の関係

2.今後の取り組みについて
本分析で得られた結果については、お客さまの脳の健康度と日常の運転行動特性に応じた安全運転支援のサービス開発につなげていく予定です。
今後もお客さまに定期的に脳の健康度をチェックする機会をご提供し、脳の健康を日常的に気遣うきっかけにしていただきたいと考えております。
引き続き、イーデザイン損保ではエーザイ社と連携しながら、運転寿命の延伸を目指して新たなサービスの開発に取り組んでまいります。


【共創する自動車保険「&e」について
 

「&e(アンディー)」は、一人ひとりのお客さまに寄り添い、事故にあうお客さまを一人でも減らすために、IoTセンサーをスマートフォンに連携させるなど最新テクノロジーを活用し、お客さまにかつてない体験を提供する、新しい「共創する自動車保険」です。
https://www.e-design.net/

▼&e公式SNS
□Twitter:https://twitter.com/edesign_ande
□Facebook:https://www.facebook.com/edesign.ande
□note:https://note.e-design.net/

【会社概要】
会社名:イーデザイン損害保険株式会社
代表:取締役社長 桑原 茂雄
本社:〒163-1413 東京都新宿区西新宿3-20-2
Webサイト:https://www.edsp.co.jp/
設立:2009年1月26日
事業内容:損害保険業

以上
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