美容・健康 ネットサービス・アプリ

cotreeが、オンラインカウンセリングにおけるクライエントの通信形式選択の特性について共同研究にて論文を発表

株式会社cotree
カウンセリング形式の違いにより、カウンセラーが何を読み解くかについて研究

オンラインカウンセリング・コーチングの「cotree」を展開する株式会社cotree(本社:東京都港区、代表取締役:西岡恵子、以下cotree)は、東京大学大学院教育学研究科博士課程に所属する三枝弘幸氏とともに「オンラインカウンセリングにおける通信形式の選択プロセス」に関する共同研究を行い、論文を発表しました。 その結果、1.音声通話とビデオ通話の通信形式変更の際に、クライエントの心理的負担や調子、信頼関係の形成度合い、クライエントの自己開示意欲などを考慮することが重要であること。また、2.カウンセラーがクライエントの状態を査定する際に、通信形式の変更が重要な資源となる可能性があることが明らかになりました。 なお、本研究の成果は対人援助学会 学会誌『対人援助学研究』にて公開されています。






研究の背景


オンラインカウンセリングは、支援機関が身近にない人や健康上などの理由で支援機関を訪れることができない人に対し、時間や場所の制約なく支援を提供することを可能にしました。

オンラインカウンセリングの現場では、テキスト・音声通話・ビデオ通話などのいくつかの通信形式で支援が行われています。そのなかで、「どのようなクライエントにどのような通信形式を用いて支援を行うべきか」ということはひとつの重要なテーマです。

クライエントに適した面接体験を提供するためには、通信形式の変更に対する適切な関わり方を検討し、形式変更のプロセスの実態を探索・整理することが必要です。

しかし、このテーマの検討に向けカウンセラーがどのように実践に取り組んでいるのかを調査する研究はまだほとんど行われていません。そこで本研究では、オンラインカウンセリングにおける、音声通話とビデオ通話の使い分けに関するカウンセラーの臨床実践の実態について調査しました。専門家がクライエント側の要望も踏まえながらどのように通信形式の変更に関するコミュニケーションを行っているのかを検討することで、クライエントに一層寄り添った支援を行うことができると考えました。


研究概要・成果


本研究では、カウンセラー10名に対するインタビュー調査をもとに、以下を明らかにしました。

1.通信形式が効果的に変更されることで、「クライエントの語りの充実」や「クライエントの率直な感情表出」という変化につながる可能性

2.クライエントがどの通信形式を使用するのかという情報をもとに、クライエントの調子や心理的負担、信頼関係の形成度合いやクライエントの自己開示意欲などを推測できる可能性
※詳細は以下の調査結果に関する概略図をご覧ください

これらの結果は、音声通話とビデオ通話のような複数の通信形式を適切に使い分けることで、面接体験が改善することや、通信形式の変更に関わるコミュニケーションを通して、カウンセラーがクライエントの状態を査定できる可能性について示唆するものです。




今後の展望


どのような通信形式がクライエントに適切なのか、またどのように通信形式の変更を行っていくのか。クライエントの状態を深く洞察し、適切に面接体験を調整していくことは、クライエントに一層寄り添った支援を行う上で重要なステップです。
このステップを踏まえた上で、適切な支援方法を提供していくことで、オンラインカウンセリングサービスにおける支援効果の向上を目指します。

今後もcotreeはメンタルヘルスケアのインフラになり、やさしさでつながる社会をつくることを目指し、それに資する研究やサービス開発を進めてまいります。



著者プロフィール

三枝 弘幸 教育学修士/公認心理師
東京大学教育学部卒業。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。現在、東京大学大学院教育学研究科博士課程在籍中。オンライン心理支援において、チャット、音声通話、ビデオ通話、アバター通信など、様々な通信形式を活用する研究を行っている。

株式会社cotree 原田陸
建設企業にてコンサルタントや技術開発業務に従事。オンラインカウンセリングという新しい分野の発展を支えることを目指し、2020年よりcotreeにて勤務する。カウンセリング・コーチングに関する研究およびサービス開発業務を担当。

株式会社cotree 千葉一輝
東京大学医学部健康総合学科にて、主に精神保健・精神福祉について学ぶ。その後、株式会社ビービットに入社しWebマーケティング業務に従事。2018年よりcotreeに参画。エンジニアとしてWebサイトの開発支援などを担当。


論文情報

掲載誌
対人援助学研究 2022年 vol.12
https://www.humanservices.jp/journal/journal-list

発行年
2022年

論文タイトル
通話とビデオ通話を用いた心理支援における 通信形式の変更プロセスの質的検討

著者
三枝 弘幸(東京大学)、千葉 一輝(株式会社 cotree)、原田 陸(株式会社 cotree) 、高橋美保(東京大学)

論文URL
https://www.humanservices.jp/wp/wp-content/uploads/2022/10/vol-8_saegusa.chiba_.harada.takahashi.pdf


株式会社cotreeについて




株式会社cotreeは、「やさしさでつながる社会をつくる」を企業理念とし、支え合い、育て合うつながりを生み出すことを目指し、2014年の設立以来、オンラインカウンセリングを中心に「メンタルヘルス x IT」の領域で事業およびサービスを展開しています。

【会社概要】
代表者:代表取締役 西岡 恵子
所在地:東京都港区六本木4-8-5 5階 Kant. co-office 507
設立日: 2014年5月14日
資本金:22,500,000円
URL:https://cotree.co

【運営サービス】
個人向けオンラインカウンセリングサービス 「cotree (コトリー)」
https://cotree.jp/
個人向けコーチングサービス 「cotreeアセスメントコーチング」
https://as.cotree.jp/
法人・団体向けオンラインカウンセリングサービス「cotree法人・団体向けプラン」
https://corp.cotree.jp/
大学向けオンラインカウンセリングサービス「cotree大学向けプラン」
https://corp.cotree.jp/university
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
本コーナーの内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES ()までご連絡ください。製品、サービスなどに関するお問い合わせは、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

関連記事(PRTIMES)