医療・医薬・福祉

FromプラネットVol.197 <常備薬に関する意識調査>

プラネット
常備薬を置いている人は7割超え ~期限切れでも使用する人が種類によっては半数以上~



 国内1,400社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、代表取締役社長:坂田政一) は消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする 『Fromプラネット』 の第197号として、常備薬に関する意識調査の結果をご紹介します。未掲載のデータ提供や当社担当者が解説を差し上げることもできますので、お気軽にお問い合わせください。
※回答率(%)は小数点第2位以下を四捨五入し同第1位までを表示しています。そのため、内訳の合計と表示値が異なる場合があります。

常備薬トップ3は「解熱・鎮痛・鎮静剤」「風邪薬」「目薬」

 家庭に常備薬を置いているかを聞くと(図表1)、「常備している薬はない」と回答した人は22.7%でした。つまり、7割以上の人が、なんらかの薬を常備していることになります。
 どんな種類の薬を常備しているかを見ると、トップは「解熱・鎮痛・鎮静剤」(43.0%)です。2位以下は「風邪薬」(41.7%)、「目薬」(37.1%)、「胃腸薬」(31.5%)「キズ薬・消毒薬」(28.9%)と続きます。
 「解熱・鎮痛・鎮静剤」は男女で常備している割合に大きな違いがあります。女性は52.3%と半数を越えていますが、男性は33.7%で約1/3です。男性に限定した場合の1位が「風邪薬」、2位が「目薬」になり、「解熱・鎮痛・鎮静剤」は3位まで下がります。
 多くの項目で男性よりも女性のほうが常備している人の割合が高くなっていますが、「常備している薬はない」と回答した割合も男女で差があります。女性は19.1%、男性は26.3%です。
 図表1では上位15項目をピックアップしていますが、ほかに男女差が大きかったもののひとつが「乗り物酔い止め」です。男性の2.4%と比べ、女性は6.6%でした。




女性の半数が「切らしたくない」薬は?

 常備している薬のうち、絶対に切らしたくないものを聞くと(図表2)、割合の高い順に「解熱・鎮痛・鎮静剤」(40.7%)、「風邪薬」(30.5%)、「目薬」(26.7%)、「胃腸薬」(22.8%)と続きます。ここまでは常備している割合と同じ順位です。
 ただ、「解熱・鎮痛・鎮静剤」と「風邪薬」は、常備している割合ではほとんど差がなかったものの、切らしたくない割合では、10ポイント以上の差があります。また、常備薬として置いている人の割合以上に、男女のポイント差が大きくなっていて、絶対に切らしたくない女性は51.4%、男性は29.0%と、その差は20ポイント以上になりました。




かぜ予防は「薬を飲む」よりも……

 「解熱・鎮痛・鎮静剤」や「風邪薬」を常備している人が多いことがわかりましたが、かぜを予防するため、どのような対策をしているかを聞くと(図表3)、「市販の薬を買って飲む」(15.9%)、「常備薬を飲む」(12.0%)という人は割合が比較的低いです。
 割合の高い順に見ると、「うがい・手洗いをする」(58.3%)、「睡眠・休養を十分とる」(57.9%)、「マスクを着用する」(48.6%)という結果でした。
 プラネットではかぜ対策について定期的に意識調査を行ってきました。前回(2021年1月)、前々回(2019年12月)の調査では、調査対象のうち「かぜの季節に予防を心がける人」に限定してかぜ予防について聞いていますが(今回は対象者全員に質問)、上位3つの項目の変化を見ると(図表不掲載)、
 「うがい・手洗いをする」
 → 前々回:87.9%(1位) 前回:78.5%(1位)
 「睡眠・休養を十分とる」
 → 前々回:66.3%(2位) 前回:66.7%(3位)
 「マスクを着用する」
 → 前々回:56.3%(3位) 前回:74.0%(2位)となっています。



常備薬置かない理由、トップは「特に理由はない」

 常備薬を置いている人、置いていない人にそれぞれ理由をたずねたところ(図表4、5)、常備薬を置いている理由のトップは「いつ必要になるかわからないから」(50.8%)でした。一方、置いていない理由のトップは「特に理由はない」(35.3%)です。2位以下は「症状が出たときに買いにいけばいいから」(17.5%)、「医師に処方してもらう薬がいいから」(15.2%)、「買っても使わないままで終わることがあったから」(14.0%)と続きます。






薬の使用期限、チェックしてますか

 常備薬を置いていない理由として「買っても使わないままで終わることがあったから」という人が14.0%いました。置いていたとしても必ず使うとは限らないのが常備薬ですが、長いこと置いておくと、知らぬ間に期限が切れていることもあります。
 常備薬を置いている人を対象に、期限切れを定期的にチェックしているかを聞いたところ(図表6)、チェックしている人は42.9%、チェックしていない人は57.1%と、チェックしていない人のほうが多いことがわかりました。(もちろん、チェックするまでもなく、期限内に使い切っていることも考えられますが。)
 「チェックしている」人の割合を性年代別に見ると、男性よりも女性のほうが割合が少し高くなっています。また、「男性20代」「男性30代」は常備薬を置いていない人の割合がほかの年代と比べて高いのですが(20代:42.9%、30代:53.1%、図表不掲載)、そのぶん、常備している人は意識が高いのか、期限をチェックしている人の割合も高くなっています。




期限切れでも使用」薬の種類によって差

 一般に、使用期限の切れた薬の使用は推奨されていません。期限切れの常備薬でも使用するかを、飲み薬、目薬、貼り薬、塗り薬の4種類に分けて聞きました(図表7)。
 期限切れでも使用する割合は高いほうから貼り薬(71.3%)、塗り薬(67.5%)、飲み薬(48.6%)、目薬(38.9%)の順でした。
 年代別に見ると、「飲み薬」と「目薬」は若い年代のほうが期限切れでも使用する割合が高い傾向があり、逆に「貼り薬」と「塗り薬」は年代が上のほうが期限切れでも使用する傾向にあります。








薬との付き合い方は人それぞれ

 薬について考えていることや使い方、かぜ対策について自由回答で教えてもらいました。「使用期限が過ぎた薬はもったいないけど捨てる」という人もいれば、「処方された薬が余ったら取っておいて、いずれ使う」という人もいました。コロナ禍により、感染対策意識が高まったからか「前よりかぜをひかなくなった」という声も多数寄せられました。




調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて「常備薬」に関する意識調査を実施。
期間:2022年12月13日~12月16日、インターネットで4,000人から回答を得ています。

株式会社プラネットと https://www.planet-van.co.jp/ 
メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。

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