医療・医薬・福祉

内閣府主催「第5回日本オープンイノベーション大賞」厚生労働大臣賞の受賞について

ヒューマンライフコード株式会社
ヒューマンライフコード株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:原田 雅充、以下「ヒューマンライフコード」)、東京大学医科学研究所附属病院(所在地:東京都港区、病院長:四柳 宏、以下「医科研病院」)、ロート製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:杉本 雅史、以下「ロート製薬」)、およびアルフレッサ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福神 雄介、以下「アルフレッサ」)が推進する取組・プロジェクトが、内閣府主催「第5回日本オープンイノベーション大賞」の「厚生労働大臣賞」を受賞し、2月15日(水)内閣府中央合同庁舎にて表彰式が執り行われましたのでお知らせいたします。


■取組・プロジェクト名称
『国産かつ備蓄可能な臍帯から希少難治性疾患の患者さんの命を紡ぐ国産国消型プラットフォームの社会実装』

■受賞者
原田 雅充 (ヒューマンライフコード(株) 代表取締役社長 兼 CEO)
長村 登紀子(東京大学医科学研究所附属病院 副病院長/臍帯血・臍帯バンク 施設長)
本間 陽一 (ロート製薬(株) 執行役員 兼 再生医療研究企画部 部長)
福神 雄介 (アルフレッサ(株) 代表取締役社長)
左から、長村登紀子先生、福神雄介社長、原田雅充社長、本間陽一執行役

■プロジェクト概要
有効な治療手段の開発が進まず苦しんでいる希少難治性疾患の患者さんにとって生きる希望となり得る再生医療に関し、海外依存度が高く制約を抱える日本の実態を変えるべく、再生医療(細胞医療)の原材料としての臍帯(へその緒)のポテンシャルに着目し、「国産国消型の細胞医療プラットフォーム」の社会実装を目指しています。非常時にも持続可能な再生医療(細胞医療)のモデルとなりうる「国産国消型サプライチェーンの強靭化」への貢献が期待されるプロジェクトです。

■取組内容
ヒューマンライフコード、医科研病院臍帯血・臍帯バンク、ロート製薬、アルフレッサとの連携を通して、原材料としての臍帯の調達から、臍帯由来間葉系細胞の製品化に向けた大量培養、そして同細胞製品の医療機関への輸配送から販売に至るまで、一気通貫のサプライチェーンの座組を構築しました。この細胞製品を用いて、有効な治療手段がない複数の難治性疾患に対する治験を実施しています。再生医療等製品として薬事承認を取得し、医療現場での実用化を目指します。

本プロジェクトにおける各社の役割
■受賞者コメント
1. ヒューマンライフコード(株)代表取締役社長 兼 CEO 原田 雅充
待っている患者さんにとってはまだ道半ばではありますが、現段階でこのようなご評価をいただけることは、ひとえに、当社社員と支えてくださるご家族の皆様をはじめ、以前より協働させていただいている医科研病院様、ロート製薬様、アルフレッサ様、また日頃からお力添えくださっている関係各所皆様方あってのものです。改めまして、心より感謝申し上げます。今後も、企業理念「つなぐ命のきずな つながる未来」のもと、新たな治療の選択肢を待っている一人でも多くの患者さんの生きる希望へつないでいけますよう、環境面、科学面、そして産業応用の観点で大きなポテンシャルを有する臍帯(へその緒)を利活用する間葉系細胞の研究開発および事業をより一層推進してまいります。

2. 東京大学医科学研究所附属病院 副病院長/臍帯血・臍帯バンク施設長 長村 登紀子
この度は、このような名誉ある賞をいただき、大変光栄に存じます。これまで、臍帯の基礎的検討から、製造方法の検討、品質・安全性試験の検討といった非臨床試験段階から、臨床試験(医師主導治験や企業治験)へと開発を進めて参りました。特にこうした企業の方々との力強い連携により医療実装への光が見えてきました。私共は、本事業の根幹をなす臍帯由来細胞を高品質・安全に提供し、最終的に治療を必要とする患者さんへ一刻も早くお届けできますよう、これからも一層努力して参ります。臍帯の採取にご理解ご協力いただきました赤ちゃんのお母さま方、産婦人科、搬送の方々、臍帯血・臍帯バンクのスタッフ、治験関係者や治験に参加していた患者さんや医療関係者、全ての皆様にこの場を借りて心より感謝申し上げます。

3. ロート製薬(株)執行役員 兼 再生医療研究企画部 部長 本間 陽一
この度は、輝かしい賞を頂戴し光栄に思います。このような賞を頂きましたのも、ひとえに関係する皆様のご尽力のおかげでございます。心より感謝申し上げます。当社は、適切な治療法がなく困っておられる患者様に、新たな治療の選択肢となる再生医療の研究開発ならびに細胞製造に取り組んでおります。今後も必要とされる患者様にいち早く新たな治療法を提供するために、再生医療の普及において課題となっている“ヒト細胞原料の国内における安定的な供給と体制の構築”に対して当社の強みである細胞製造技術を用いて、課題解決に取り組んでまいります。

4. アルフレッサ(株)代表取締役社長 福神 雄介
再生医療等製品が臨床に導入され始めてはいますが、産業としては未成熟なままであります。これを医薬品と同じ様に普及させ、産業として育成していくためには、国内サプライチェーンの充実が不可欠です。臍帯由来の間葉系幹細胞は汎用性の高い細胞原料であり、稀少難治性疾患の治療への活用が期待されています。高品質な細胞原料が国内調達でき、安定的に供給される今般の取り組みは、国内サプライチェーンの重要な位置を占める事となります。こうした取り組みに参加できた事は、当社にとっても喜ばしい限りで、今後もますます成長させていきたいと願っています。この受賞を励みに、さらに協力を深め、我が国の再生医療を支える存在へと飛躍していきましょう。

■日本オープンイノベーション大賞について(内閣府HPより)
https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/prize/index.html


イノベーションの創出を巡る国際的な競争が激化する中で、研究開発等の成果を迅速に社会実装し、社会的ニーズの解決や新たな価値の創造につなげることが大きな課題となっています。そのための方法として、組織の壁を越えて知識や技術、経営資源を組み合わせ新しい取組を推進するオープンイノベーションが注目されています。こうした状況を踏まえ、我が国のオープンイノベーションをさらに推進するために、今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取組を「日本オープンイノベーション大賞」として称えることとしました。本表彰では、オープンイノベーションの取組で、模範となるようなもの、社会インパクトの大きいもの、持続可能性のあるものについて、担当分野ごとの大臣賞、長官賞、経済団体、学術団体の会長賞等を表彰します。

■ヒューマンライフコード株式会社についてhttps://humanlifecord.com/



ヒューマンライフコードは、国産かつ備蓄可能な臍帯(へその緒)(“コード”)からの細胞医薬品を製造・開発し、現在でも確立した治療のない難病患者さんへつなげ(“コード”)、その先には健康寿命延伸につながる病気の重症化予防を目的とする未来の医療へとつなげる(“コード”)ことで、誰もが心豊かな生活を実現できる社会(“ヒューマンライフ”)を創り出すことをビジョンとしています。2019年「第1回東京ベンチャー企業選手権大会」最優秀賞&東京都知事賞受賞。東京都による「スタートアップ・エコシステム 東京コンソーシアム」が運営している「ディープ・エコシステム」の2022年度の支援対象企業に選定。

■東京大学医科学研究所附属病院臍帯血・臍帯バンクについてhttp://imsutcord.umin.jp/about.html



東京大学医科学研究所附属病院臍帯血・臍帯バンクは、当附属病院臨床研究支援組織と一環として2017年4月より設置されました。臍帯および臍帯血から得られる細胞による再生/細胞医療や血液疾患および患者数の少ない難治性疾患に対する基礎的研究と治療法の開発を推進するのと同時に、臨床研究用の細胞の製造や基盤・基礎研究用の細胞を提供する仕組みを構築し、患者さんへの投与を目指した細胞の製剤化(薬のように比較的均一な細胞を作り出すこと)と資源化(バンキング)を進めています。

■ロート製薬株式会社についてhttps://www.rohto.co.jp/



ロート製薬は、「Connect for Well-being」を総合経営ビジョン2030に掲げ、「健康と美に関する、あらゆるソリューションを提供する会社」を目指しています。目薬、内服薬、スキンケア製品などの商品開発・販売を行うヘルス&ビューティー事業に加え、2013年からは再生医療事業を推進しています。スキンケア製品の研究開発で培ってきた「細胞を扱う技術」と目薬製造で培ってきた「無菌製剤技術」を元に、再生医療研究に取り組むと共に、細胞加工・製剤化に関する技術力を活かし、再生医療の社会実装化に貢献すべく取り組んでおります。

■アルフレッサ株式会社についてhttps://www.alfresa.co.jp



アルフレッサは、お得意様や患者様が必要とする医薬品等を必要な時に、必要な量を、必要な場所へ「安心・安全・高品質」にお届けする社会的使命を担っております。日本全国をカバーする流通プラット フォームをもつアルフレッサグループの中で、北海道、東名阪、甲信越および九州を営業エリアとし、医薬品、検査試薬、医療機器等の国内外のメーカーをほぼすべて取り扱う「フルラインの品揃え」とそれを支える「万全の品質管理と安心・安全の納品体制」に加え、質の高い「情報提供力」によりお得意様や 患者様の多様なニーズに柔軟に即応出来るよう取り組んでおります。
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