医療・医薬・福祉

ノボ ノルディスク、糖尿病を克服するための新たな社会的責任戦略を発表

ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
この戦略によるノボ ノルディスクの長期的目標は、すべての国の弱い立場にある患者さんに入手可能なケアへのアクセスを提供し、糖尿病の増加を食い止める予防策を加速することです。


ノボ ノルディスクが、5月27日に発表したプレスリリースの翻訳版です。内容や解釈については、正式言語である英語が優先されます。英文オリジナル版は、こちら(novonordisk.com)をご参照ください。

世界的に深刻な健康へのニーズを受け、ノボ ノルディスクは本日、新たな社会的責任戦略「Defeat Diabetes(糖尿病に打ち克つ)」を開始することを発表しました。この戦略により、ノボ ノルディスクのコミットメントを強化し、すべての国の弱い立場にある患者さんに入手可能な糖尿病ケアへのアクセスを提供し、1型糖尿病で亡くなる子供をなくすという新たな長期的目標を設定します。

現在、全世界で11人に1人が糖尿病を患っており、対策を講じなければ2045年までに9人に1人へ増加すると予測されています。糖尿病は医療制度にとって大きな負担となっており、ノボ ノルディスクは糖尿病を予防および治療するため、事業を展開する国の保健当局およびパートナーと協力しています。

ノボ ノルディスクの社長兼最高経営責任者(CEO) ラース フルアーガー ヨルゲンセンは次のように述べています。「糖尿病が増え続け、また同時に世界が極めて深刻な感染症の世界的大流行に覆われている今日、糖尿病を克服するという当社のパーパスはこれまで以上に必要とされています。画期的な新薬に加え、当社は糖尿病の増加を食い止めるための予防策を加速し、すべての国の弱い立場にある患者さんに入手可能なケアを提供することで、社会が糖尿病を克服することを支援しています。弱さには多くの側面があり、糖尿病は弱い立場にあるコミュニティに最も大きな打撃を与えます。深刻なニーズが生じている今、当社が対応を強化しパートナーシップのもと糖尿病危機に取り組んでいることを誇りに思います。」

ノボ ノルディスクは、すべての国の弱い立場にある患者さんに入手可能なインスリンへのアクセスを提供するという目標の第1歩として、当社の既存の取り組みである「インスリン アクセス コミットメント」の一環として、76の低中所得国でヒトインスリンの上限価格を1バイアルあたり4米ドルから3米ドルに引き下げています。本施策は、国際連合が定める後発開発途上国、世界銀行が定める他の低所得国、および多くの低所得者層が十分な健康保険補償を受けられていない中所得国に適用されます。

また、1型糖尿病で亡くなる子供をなくすという当社の目標を下支えするため、「Changing Diabetes(R) in Children(糖尿病の子供たちの未来を変える)」プログラムを、現在の2万5千人から2030年までに10万人の子供たちに対象を拡大して提供していきます。このプログラムを通じて、リソースが乏しい環境下で、1型糖尿病の子供たちにケアと命を救う医薬品を提供していきます。

国際糖尿病連合の副会長で「Changing Diabetes(R) in Children(糖尿病の子供たちの未来を変える)」プログラムのパートナーであるネイビー バルデ博士は、対策の緊急性について次のように述べています。「糖尿病は世界中で増加しており、すべての人に健康が平等に与えられているわけではありません。弱い立場にあるコミュニティで1型糖尿病とともに生きる何千人もの子供たちの生命が、「Changing Diabetes(R) in Children(糖尿病の子供たちの未来を変える)」プログラムで救われています。対象範囲を大幅に拡大して糖尿病の克服に幅広く取り組むノボ ノルディスクの活動を喜ばしく感じています。」

「Defeat Diabetes(糖尿病に打ち克つ)」戦略の一環として、赤十字国際委員会ならびにデンマーク赤十字社との「Partnering for Change(変革のためのパートナーシップ)」プログラムでは、人道危機に直面する深刻な慢性疾患患者さんのためのサポートケアも拡大しています。このパートナーシップを通じて、赤十字社の全世界的な保健活動に糖尿病/高血圧ケアを導入することを支援しています。

ノボ ノルディスク「Defeat Diabetes(糖尿病に打ち克つ)」戦略のもとでの取り組み:

・「Changing Diabetes(R) in Children(糖尿病の子供たちの未来を変える) (以下CDiC)」プログラムの拡大: リソースが乏しい環境下で、1型糖尿病を抱える10万人余りの子供たちがケアを受けることができないでいると推定されています1。ノボ ノルディスクはこれまでに、CDiCを通じて2万5千人余りの子供たちを支援してきました。現在、リソースが乏しい国においてパートナーシップを通じて、2030年までに10万人の子供たちに手を差し伸べるという課題に取り組んでいます。目標は明白です。1型糖尿病で亡くなる子供をなくすことです。

・既存の取り組みである「インスリン アクセス コミットメント」の一環として、ノボ ノルディスクは76の低中所得国でヒトインスリンの上限価格を1バイアルあたり4米ドルから3米ドルに引き下げています。本施策は、国際連合が定める後発開発途上国、世界銀行が定める他の低所得国、および多くの低所得者層が十分な健康保険補償を受けられていない中所得国に適用されます。さらに、最も弱い立場にある人々に低価格でのインスリン提供を妨げる可能性のある流通と医療キャパシティの課題にも取り組んでいきます。

・赤十字国際委員会ならびにデンマーク赤十字社との「Partnering for Change(変革のためのパートナーシップ)」プログラムを拡大し、人道危機に直面している人々の慢性疾患ケアを改善します。当社は、最も弱い立場にある患者さんをサポートするため、2021~2023年も赤十字社とのパートナーシップを継続します。このパートナーシップの目的は、赤十字社の全世界的な保健活動に糖尿病/高血圧ケアを確実に導入することです。当社は1500万デンマーククローネを寄付し、本活動をサポートしています。

・米国での患者支援オプションを拡大しました。ノボ ノルディスクのインスリンを使用している糖尿病患者さんで、新型コロナウイルス感染症の影響で労働状況が変わったために健康保険補償を失った場合、当社の「糖尿病患者援助プログラム」を通じて、インスリンを90日間無償で受け取ることができる可能性があります。

・新型コロナウイルス感染症の世界的拡大のもと、最前線で人道主義的活動を行う人々をサポートします。当社は6カ月間にわたり、ユニセフや国連パレスチナ難民救済事業機関、当社の赤十字パートナーなどの人道支援を提供する組織にインスリンを無償で提供しています。私たちの目標は、人道組織が新型コロナウイルス感染症と闘っている間も、現在のインスリン供給水準を維持することです。また、赤十字パートナーの新型コロナウイルス感染症対策緊急要請への寄付も実施しています。この寄付により、医療従事者へのトレーニング、保護具、医薬品、検疫施設、心理社会的支援をサポートしています。寄付金の総額は2000万デンマーククローネ以上です。

・ユニセフとのパートナーシップにより、メキシコとコロンビアで小児肥満および肥満症を予防し、知識格差への対処、意思決定者の行動を支援しています。

・「Cities Changing Diabetes(都市に蔓延する糖尿病の克服)」パートナーシッププログラムを通じて、25以上の都市の指導者と協力して都市環境における糖尿病の増加に取り組んでいます。全糖尿病患者の3分の2近くが都市部で暮らしているため、都市は問題対処にあたって重要な焦点となります。

「Defeat Diabetes(糖尿病に打ち克つ)」イニシアチブの詳細についてはこちらをご覧ください(英文):
https://www.novonordisk.com/about-novo-nordisk/defeat-diabetes.html


参照資料
1. Atkinson S, Sigfrid L, Eeles M, Atkinson Z, McKee M. From surviving to thriving: evaluation of the international diabetes federation—life for a child programme. London School of Tropical Medicine and Hygiene; 2015. Accessed 12 Dec 2017.


ノボ ノルディスクについて
ノボ ノルディスクは、1923年創立のデンマークを本拠とする世界有数のヘルスケア企業です。私たちのパーパスは、変革を推進し、糖尿病および肥満症、血液系希少疾患、内分泌系希少疾患などのその他の深刻な慢性疾患を克服することです。その目的達成に向け、科学的革新を見出し、医薬品へのアクセスを拡大するとともに、病気の予防ならびに最終的には根治を目指して取り組んでいます。ノボ ノルディスクは現在80カ国に約4万3,100人の社員を擁し、製品は約170カ国で販売されています。日本法人は1980年に設立されました。詳細はウェブサイトをご覧ください。(www.novonordisk.co.jp)
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