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「家族の健康と住宅性能」の関係ついての浸透はまだ不十分 withコロナ / アフターコロナ時代の住宅に関する意識調査(2)

ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
ハイアスでは「賢い家づくり勉強会」等の活動を通じ、情報提供・啓発活動を実施

ハイアス・アンド・カンパニー株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:濱村聖一 以下、ハイアス)は、一般生活者に対して「withコロナ / アフターコロナ時代の住宅に関する意識調査」を実施いたしました。


withコロナ / アフターコロナ時代に求められる「新しい生活様式」をうけ、(2)基本的生活様式にある「外出控え」、(4)働き方の新しいスタイルにある「テレワーク」の励行などにより家族が自宅で過ごす時間が増えることが予想されることから、住まい手の健康に影響を与える住宅性能に関する「適切な知識の普及と啓発」が今まで以上に大切になってくると考えられます。

調査からは、暮らしの価値観として「自らの健康には常に気を使っている」と回答している人ですら、「住まいと健康の関係」について詳しく知らない、詳細な情報について聞いたことがないという結果が浮かび上がりました。

【主な調査結果】
Q1. あなた自身にあてはまるものをすべてお知らせください。(N=341)


今回の調査では、個人にあてはまる価値観として「信頼すべきは友人より家族」「あくせく働くよりも、のんびり日常を過ごす幸せ」「自らの健康には常に気を使う」という回答が比較的高めの結果となりました。ビフォーコロナからの変化を比較することはできませんが、外出自粛要請を受けて自宅で家族と共に過ごす時間が増えたことが影響を及ぼしているのではないかと考えられます。

Q2. 「住まいの性能と家族の健康」には関係がある、ということをご存知でしたか。(N=341)


この質問は、「住宅(お住まい)の設計の仕方や建て方次第で住む人の健康や居住費に差がつくというのは世界の常識です。ここからは新型コロナウイルスの予防や感染防止にも関わる『住まいの性能と家族の健康』についてお伺いします。」という情報を示した上で聞いています。

様々な住宅会社が「住宅検討者」に対しては健康や省エネという切り口で住宅性能を高くする必要性を訴えていますが、「一般的な」生活者への情報提供とその到達をみると、半数以上が「聞いたことがない」という回答でした。マーケティング策としての住宅性能訴求に終始するのではなく、業界としてより広範な住まい手への「住まいの性能と家族の健康」の関係についての啓発は引き続き求められるものと考えます。

Q3. Q2で「聞いたことがある」(「聞いたことがあり、詳しく知っている」「聞いたことがあるが、詳しく知らない」)とお答えの方に伺います。健康や居住費に関係する「性能」に関わる項目として、聞いたことがある「言葉」に全てチェックをしてください。(N=149、※「聞いたことがあり、詳しく知っている」はN=21)



Q2で「聞いたことがある」(「聞いたことがあり、詳しく知っている」「聞いたことがあるが、詳しく知らない」)と回答した層において、健康や居住費に関係する「性能」に関連する「聞いたことがある言葉」では「ヒートショック」「住宅内の熱中症」が6~7割程度、「高気密高断熱住宅」も半数程度の回答割合でした。しかし、「UA値・Q値」は2割程度、「パッシブハウス」「C値」に至っては2割に満たないという結果でした。

さらにQ2で「聞いたことがあり、詳しく知っている」と回答した人だけに限ると、C値、UA値・Q値、パッシブハウスのいずれにおいても結果は上回りました。特にC値、UA値・Q値については半数以上の方が言葉として聞いたことがあると回答しており、この言葉を知っているか否かが「詳しく知っている」かどうかが境目のひとつと言えるかもしれません。

Q4. 以下の画像で示しているのは「住宅の性能と健康に関わる効果」についての説明です。この説明を見て「興味が湧いた」「関心を持った」項目に全てチェックをしてください。
(Q2で「聞いたことがない」と回答した人N=192、そのうちQ1で「自らの健康には常に気を遣っている」と回答した人N=66)


(左の図)C値という性能値が低いと家の中の空気をきれいに保つ「換気」できる量が低下することを示しています。


(右の図)断熱性能の低い住宅から高断熱住宅に転居された方々は、肺炎など病気の発症率(有病率)が下がったことを示しています。








「C値と換気性能の関係」や「断熱性の高い家に転居後の有病率の低下」について、「興味が湧いた」「関心を持った」という回答は、住まいの性能と家族の健康に関係があることについて「聞いたことがない」という方において30%を超えませんでした。これは、今回の調査では図と説明文章のみでの情報提供だったことも影響しているのではないかと考えられます。

しかし「自らの健康に、常に気を使う」が「聞いたことがない」という方に絞ると「興味が湧いた」「関心を持った」という回答が30%を超えます。

住宅業界として健康への関心の高い生活者に対して丁寧な情報提供を継続的にすることで、「住宅の性能と健康に関わる効果」の普及に繋げられるものと考えます。

【主な調査結果に関してのまとめ】
withコロナ/アフターコロナにおいて「健康に暮らす」ということへの関心が高まる中、住まいの性能と住まい手の健康には大いに関係があることが詳しくは知られていないことから、住宅業界からの情報提供はまだ十分とは言えないようです。

実験などで既に証明されている「健康な暮らしを送るためには高性能な住宅が不可欠である」という情報を、住宅検討者という住宅取得ニーズを顕在化させた生活者だけではなく、一般の生活者にも適切に継続的に提供し、広めてゆくことが住宅業界の使命だと考えます。

【調査概要】
調査対象 : 全国の一般生活者
回答数 : 341件
調査方法 : インターネット調査
実施時期 : 2020年5月21日~5月22日
※パーセンテージの計算は小数第2位を四捨五入し記載しているため、合計が100%にならない場合があります
※アンケート結果を記事などに引用される場合は調査元として「ハイアス・アンド・カンパニー」とご記載の上ご活用ください。

ハイアスでは、AskDoctors 評価サービス*において医師の推奨意向89%と、高い気密性能と断熱性能による住まい手の健康への寄与が認められたR+house事業での年間13,000組以上にご参加いただく「賢い家づくり勉強会」や、ans事業の「住まいづくり勉強会」を通じて住まい手の健康と高性能住宅の関係について、より多くの生活者にむけた普及啓発に努めています。

*AskDoctors 評価サービスとは

27 万人以上の医師会員を有する日本最大級の医療従事者向け専門サイト「m3.com」を運営するエムスリー株式会社が、会員医師による商品やサービスに対する客観的な評価を行うサービスで、一定基準を満たした場合にのみ認定マークを付与し、「医師の確認済み商品」となります。エムスリーの会員医師(内科)100 名を対象とした調査で、周囲の人へ「R+house」の推奨意向が 89%であった結果を受けたものです。

R+houseの気密性能(弊社調べ。2016年度計測実績)と給気性能のポジション
今後もハイアスは、地域密着の住宅・不動産に関連する産業の代弁者としての役割を果たしていければと考えています。これまでと同様に住宅・不動産事業のビジネスプロセスにおいてイノベーティブなナレッジを提供し続けてまいります。
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