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【宇部高専】Kosen Open Innovation challenge powered by JICA 2022の一環で、学生がルワンダ共和国でアプリの実証実験に取り組みました
独立行政法人国立高等専門学校機構
宇部工業高等専門学校(山口県宇部市 校長:山川昌男)において、内田昊希さん(物質工学科2年)、赤崎百星さん(経営情報学科2年)、末次叶英さん(物質工学科1年)が、Kosen Open Innovation challenge powered by JICA 2022(主催:長岡高専、JICA)に参加し、ルワンダの栄養改善を目指して、アプリの実証に取り組みました。

Kosen Open Innovation challenge powered by JICA 2022とは
Kosen Open Innovation challenge powered by JICA 2022とは、高専とJICAが連携して、世界の課題解決を目指す取組です。各高専の学生が、与えられたテーマに対する課題解決のためのアイデアを練り上げ提案。入賞したチームには、プロトタイプ(試作品)を製作し、それを現地で実証する機会が与えられます。
なお、本事業は、第 5 回日本オープンイノベーション大賞内閣総理大臣賞(https://www.jica.go.jp/press/2022/20230216_21.html)を受賞しています。
ルワンダ共和国で栄養改善に使えるアプリケーションの開発に取り組んだ経緯
本校の学生チームは、Kosen Open Innovation challenge powered by JICA 2022において、今年度のテーマの1つであった、「スマホアプリで収集するデータを活用した子どもの栄養・健康を改善するアイデア求む」に応募し、見事入賞。ルワンダ共和国で実証実験に取り組む機会を得ました。実証実験の決定後には、中尾真尋さん(制御情報工学科4年)もチームに加わり、約3か月間にわたり、具体的なアプリ制作に取り組みました。
現地で使えるものにするためには、現地の方の意見も重要なことから、製作過程では、一か月に1~2回のペースで現地の協力企業であるNuMutware社の方とオンライン会議を設け、現地の方と意見交換しながら開発をすすめました。
ルワンダ共和国へ渡航


令和5年1月4日(水)から11日(土)には、内田さん、赤崎さん、末次さんが実証のためにルワンダ共和国に渡航しました。
まずは現地の協力企業であるNuMutware社の方やその関係者にアプリを見せ、使い方等を説明しました。また、現地で実際に食べられている物を確認するため、ローカルマーケットを視察しました。


他にも、トゥンバ高等技術専門学校の先生方にもアプリを試用していただき、意見収集を行いました。集まった意見は、日本で待機していた中尾さんと連携し、滞在期間中もアプリの改良を重ねました。
最終日にはJICAルワンダ事務所を訪れ、アプリの説明や、今回の渡航で得られた成果等を報告しました。
今後の展望

令和5年2月9日(木)には、Kosen Open Innovation challenge powered by JICAの最終報告会に参加し、得られた成果についてJICAに報告しました。
今回、現地の方とやり取りしながらものづくりをできたことは、将来ものづくりをする技術者を目指す学生にとって、非常に貴重な経験になりました。特に、「使えるものを作るためには、使う人達の考えを知ることが大事」ということを痛感する機会になりました。
現在、現地で得られた意見を反映してより良いアプリに仕上げるべく、引き続きアプリ製作に取り組んでいます。実際に現地の人に使っていただき、目的であるルワンダの栄養改善に貢献できるように、関係者と力を合わせて取り組んでいく予定です。
宇部工業高等専門学校について

宇部工業高等専門学校は、中学校卒業生を受け入れ5年間一貫教育を行う高等教育機関です。本校は、準学士課程5学科(機械工学科、電気工学科、制御情報工学科、物質工学科、経営情報学科)と、準学士課程の修了後さらに2年間の高度な専門教育を行う専攻科課程3専攻(生産システム工学専攻、物質工学専攻、経営情報工学専攻)を有しています。
本校では、コンピテンシーの向上及び学生の主体的な学びの促進のため、学科・学年を跨いだチームで地域課題をはじめとする問題解決を図る課題解決型の学習(PBL:Project/Program Based Learning)や学外学修(海外体験プログラムやインターンシップ)を取り入れています。また、これらを効果的に実施する制度として4学期制を導入しています。
さらに、国際交流や地域連携・地域貢献も積極的に推進しています。国際交流では、毎年多くの学生が海外研修に参加しており、海外協定校とのオンラインによる交流プログラムも充実しています。地域連携・地域貢献においては、公開講座や市民文化サロンの開催、地域の小・中学校への教育支援、地域イベント等への出展のほか、宇部市や宇部高専テックアンドビジネスコラボレイト等と連携し、地域課題の解決、および地域企業との共同研究や研究交流の促進に取り組んでいます。
学校名 独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校
所在地 山口県宇部市常盤台2丁目14番1号
校長名 山川 昌男
設 立 1962年
URL https://www.ube-k.ac.jp/
事業内容 高等専門学校・高等教育機関
【本リリース問い合わせ先】
独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校
企画連携事務室連携係
TEL:0836-35-4981
E-mail:sangaku@ube-k.ac.jp
※◎を@に置き換えてください。迷惑メール防止にご協力お願いいたします。

~2022年度、高等専門学校制度は創設60周年を迎えます~
https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/60th/
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宇部工業高等専門学校(山口県宇部市 校長:山川昌男)において、内田昊希さん(物質工学科2年)、赤崎百星さん(経営情報学科2年)、末次叶英さん(物質工学科1年)が、Kosen Open Innovation challenge powered by JICA 2022(主催:長岡高専、JICA)に参加し、ルワンダの栄養改善を目指して、アプリの実証に取り組みました。

Kosen Open Innovation challenge powered by JICA 2022とは
Kosen Open Innovation challenge powered by JICA 2022とは、高専とJICAが連携して、世界の課題解決を目指す取組です。各高専の学生が、与えられたテーマに対する課題解決のためのアイデアを練り上げ提案。入賞したチームには、プロトタイプ(試作品)を製作し、それを現地で実証する機会が与えられます。
なお、本事業は、第 5 回日本オープンイノベーション大賞内閣総理大臣賞(https://www.jica.go.jp/press/2022/20230216_21.html)を受賞しています。
ルワンダ共和国で栄養改善に使えるアプリケーションの開発に取り組んだ経緯
本校の学生チームは、Kosen Open Innovation challenge powered by JICA 2022において、今年度のテーマの1つであった、「スマホアプリで収集するデータを活用した子どもの栄養・健康を改善するアイデア求む」に応募し、見事入賞。ルワンダ共和国で実証実験に取り組む機会を得ました。実証実験の決定後には、中尾真尋さん(制御情報工学科4年)もチームに加わり、約3か月間にわたり、具体的なアプリ制作に取り組みました。
現地で使えるものにするためには、現地の方の意見も重要なことから、製作過程では、一か月に1~2回のペースで現地の協力企業であるNuMutware社の方とオンライン会議を設け、現地の方と意見交換しながら開発をすすめました。
ルワンダ共和国へ渡航


令和5年1月4日(水)から11日(土)には、内田さん、赤崎さん、末次さんが実証のためにルワンダ共和国に渡航しました。
まずは現地の協力企業であるNuMutware社の方やその関係者にアプリを見せ、使い方等を説明しました。また、現地で実際に食べられている物を確認するため、ローカルマーケットを視察しました。


他にも、トゥンバ高等技術専門学校の先生方にもアプリを試用していただき、意見収集を行いました。集まった意見は、日本で待機していた中尾さんと連携し、滞在期間中もアプリの改良を重ねました。
最終日にはJICAルワンダ事務所を訪れ、アプリの説明や、今回の渡航で得られた成果等を報告しました。
今後の展望

令和5年2月9日(木)には、Kosen Open Innovation challenge powered by JICAの最終報告会に参加し、得られた成果についてJICAに報告しました。
今回、現地の方とやり取りしながらものづくりをできたことは、将来ものづくりをする技術者を目指す学生にとって、非常に貴重な経験になりました。特に、「使えるものを作るためには、使う人達の考えを知ることが大事」ということを痛感する機会になりました。
現在、現地で得られた意見を反映してより良いアプリに仕上げるべく、引き続きアプリ製作に取り組んでいます。実際に現地の人に使っていただき、目的であるルワンダの栄養改善に貢献できるように、関係者と力を合わせて取り組んでいく予定です。
宇部工業高等専門学校について

宇部工業高等専門学校は、中学校卒業生を受け入れ5年間一貫教育を行う高等教育機関です。本校は、準学士課程5学科(機械工学科、電気工学科、制御情報工学科、物質工学科、経営情報学科)と、準学士課程の修了後さらに2年間の高度な専門教育を行う専攻科課程3専攻(生産システム工学専攻、物質工学専攻、経営情報工学専攻)を有しています。
本校では、コンピテンシーの向上及び学生の主体的な学びの促進のため、学科・学年を跨いだチームで地域課題をはじめとする問題解決を図る課題解決型の学習(PBL:Project/Program Based Learning)や学外学修(海外体験プログラムやインターンシップ)を取り入れています。また、これらを効果的に実施する制度として4学期制を導入しています。
さらに、国際交流や地域連携・地域貢献も積極的に推進しています。国際交流では、毎年多くの学生が海外研修に参加しており、海外協定校とのオンラインによる交流プログラムも充実しています。地域連携・地域貢献においては、公開講座や市民文化サロンの開催、地域の小・中学校への教育支援、地域イベント等への出展のほか、宇部市や宇部高専テックアンドビジネスコラボレイト等と連携し、地域課題の解決、および地域企業との共同研究や研究交流の促進に取り組んでいます。
学校名 独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校
所在地 山口県宇部市常盤台2丁目14番1号
校長名 山川 昌男
設 立 1962年
URL https://www.ube-k.ac.jp/
事業内容 高等専門学校・高等教育機関
【本リリース問い合わせ先】
独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校
企画連携事務室連携係
TEL:0836-35-4981
E-mail:sangaku@ube-k.ac.jp
※◎を@に置き換えてください。迷惑メール防止にご協力お願いいたします。

~2022年度、高等専門学校制度は創設60周年を迎えます~
https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/60th/
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(2023/03/06 09:00)
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