医療・医薬・福祉

食品中のアレルギー物質「くるみ」検査試薬発売のお知らせ

日水製薬株式会社
日水製薬株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:小野徳哉)は、新たに特定原材料に指定されたくるみを食品中から検出する方法を開発し、4月より検査試薬の販売を開始することとなりました。


 近年の調査によりますと、くるみをはじめとする木の実類アレルギー患者が急増しており日
本人の食物アレルギーの3大原因である鶏卵、牛乳、小麦のうち、小麦を抜いて木の実類が第3位の原因食物となりました(令和3年度食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業報告書消費者庁)。
 木の実類の中でもくるみを原因とする即時型食物アレルギーの報告数が増加していることから、本年3月9日に消費者庁の事務連絡にてくるみが特定原材料に指定され、加工食品への表示が義務化されております。
 弊社では既に販売中の特定原材料7品目の検査試薬に加え、新たに追加されたくるみの適切な表示のため、エライザ法ELISAおよび、イムノクロマト法の2つの試薬を開発いたしました。
 測定原理の異なる両試薬をご使用いただくことにより、食の安全・安心をより一層確保できるものと考えております。

【概要】
1.FAテストEIAくるみ
くるみに含まれるタンパク質をELISAにより検出する試薬です。
弊社独自に開発した特異性の高い抗体を用いることによって、加工食品中の微量のくるみ由来原材料の混入を2時間半で精度良く、特異的に検出することが可能です。

2.FAテストイムノクロマトくるみ
くるみに含まれるタンパク質をイムノクロマト法により検出する試薬です。
ELISAと同じ抽出液を用いることによって、加工食品中の微量のくるみ由来の原材料の混入を約20分で簡易・迅速に検出することが可能です。
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