医療・医薬・福祉

22世紀、全ての病気から解放され、生涯に渡る医療費から解放される社会へ

ベクタービルダー
ベクタービルダー・ジャパンは、我々のエキスパーティーを全力発揮して社会への貢献を目指します。

当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。 このプレスリリースは「ベクタービルダー・ジャパン株式会社」の夢です。




背景
ベクターとは、目的の遺伝子を細胞や個体に導入する「運び屋」の役割を果たす人工遺伝物質です。目的の遺伝子を体内に届ける「遺伝子デリバリー技術」によって生み出される遺伝子医薬は、今後10年から20年の間に、低分子薬やタンパク質基盤の生物製剤に次ぐ医薬の第3の柱になると予測されています。

現時点では、がん・神経系疾患・希少疾患などの領域で、根本的治療法がまだ存在しない病気が数多くあります。わずかな遺伝子の違いのせいで発症した病気で、命を落としたり苦しんだりする人もいます。「遺伝子デリバリー技術」は、それらの病気の根本的治療のための強力なツールであり、世界中で「遺伝子デリバリー技術」を用いた研究開発が盛んにおこなわれています。
遺伝子の運び屋を使った遺伝子デリバリー
ベクター・バディの自己紹介:VectorBuilderとはどんな会社?

「ぼくの名前はベクター・バディ! ぼくが生まれたVectorBuilderという会社について紹介するね!」
VectorBuilderは、顧客がオンラインでベクターを設計・注文できる世界で唯一の商業カスタムベクタープラットフォームを提供しています。

VectorBuilderは、世界中の4,000以上の研究機関や製薬会社の研究者に120万以上の遺伝子導入ソリューションを提供しています。毎年30万以上の受託プロジェクトを受注し、過去6年間、毎年70~90%増という目覚しい成長を続けています。同社の製品を用いた研究成果はScience、Nature、Cellなどのトップ科学誌に多数報告されており、世界中の研究者から信頼と好評を得続けています。更に近年では、VectorBuilderは臨床応用の遺伝子導入のみならず、製剤商品化までもカバーした全行程サービスを提供することで、遺伝子医薬品開発製造のグローバルリーダーとして急成長しています。

研究開発能力と製造能力を拡大し、研究をより効率的にすること。そして安全で効果のある遺伝子医薬品を最短スピードで製造し、患者の手に届く価格で提供できるように、革新的な遺伝子デリバリー技術の開発をリードすること。それがVectorBuilderの使命です。

ベクター・バディの野望
VectorBuilderのマスコットのベクターバディーには野望があります。遺伝子医薬品が治療の選択肢の一つとして当たり前のように患者が選択できる日が来ることです。そのため、VectorBuilderは基礎研究者や医師とともに基礎研究や遺伝子細胞治療薬の開発を全力でサポートします。
「誰もが遺伝子細胞治療を気軽に受けられて、生涯に渡る医療費から解放される社会。 そして、人・動物・植物が全ての病気から解放された世界。 ぼくは本気でそんな世界を夢みているんだ!」
■ベクタービルダー・ジャパンのこれまでの歩み
2018年にVectorBuilder Inc(アメリカ本社)は日本に向けて受託サービスの提供を開始しました。2019年4月にはJETROのサポートを受け、日本法人ベクタービルダー・ジャパンを設立しました。早いものでベクタービルダー・ジャパンは今年5周年を迎えます。これまでの5年の間に、VectorBuilderの本邦売上は約10倍に成長しました。当社グローバルマーケットの国別セールス比較では、本社を置くアメリカに次いで、堂々2位の地位を3年間キープしています。日本ユーザーの研究成果も当社がグローバルで統計を取っている研究成果リストの中に多くみとめられます。
日本ユーザーの力になれて、とっても嬉しい!!
■2023年、ベクタービルダー・ジャパンは4プロジェクトに取り組みます

1.安全で効果のある遺伝子医薬品を、最速で、欧米と同じ価格帯で日本ユーザーに届けます
弊社グローバルは、「遺伝子デリバリー研究製造キャンパス」の稼働を2024年に控えています。この新キャンパスが既存のGMP製造スイートとともに稼働すると、当社のGMP製造施設は東京ドーム一杯分に相当する敷地面積となります。ユーザーが希望するcGMPウイルスや核酸の技術開発の提供と遺伝子医薬品製造をGMPスイートの待ち時間なく、即スタートすることができるようになります。既存の当社GMP製造スイートは、アメリカ、欧州、中国、韓国の遺伝子医薬品開発機関の監査に複数合格し、各国で治験も始まっています。厳しい日本の安全規格に合致したcGMPベクターを当社で製造し、納得できる価格で日本ユーザーにお届します。

2.メンケス病臨床研究の開始
昨年、VectorBuilderは希少遺伝子疾患のメンケス病の医師主導治験を中国で行いました。我々は患者で変異を起こしている遺伝子に対して、正常な遺伝子をクローニングしたcGMPアデノ随伴ウイルス(AAV)を開発、製造しました。従来は10年かかっていた遺伝子治療薬の開発と製造が、当社の頭脳と技術をつぎ込むことで半年に短縮しました。AAV投与後の患者児童はすでに9か月を経過し、メンケス病病態の統計的解析結果から症状の改善が示されました。
  日本法人であるベクタービルダー・ジャパンも、日本国内でのメンケス病臨床研究に向けて各キーパーソンとの打合せを行っています。これから1-2年のうちに、日本の医師と大学病院の協力のもと、患者さんにこの超希少疾患の遺伝子治療薬が届けられるよう、プランを練りプロジェクトを進めます。

3.西日本支社を開設し西日本ユーザーの利便性を図る
新横浜の日本法人本社に加え、神戸医療産業都市に西日本支社を開設します。西日本支社を介して、弊社グローバル製造サービスを安定して供給し、西日本ユーザーの再生医療・遺伝子細胞治療分野の研究開発と製造を加速させることに尽力します。これらの分野の研究開発を5年スピードアップさせることを目標としています。当社西日本支社メンバーは、求人広告という「待ち」の手法に加えてダイレクトスカウティングによる「攻め」の手法も取り入れ、約1か月で適任者を複数名採用し、着実かつ迅速にチームビルディングを進めています。

4.第46回日本分子生物学会年会(神戸)での大型セミナーと企業展示
昨年に引き続き、ベクタービルダー・ジャパンは日本分子生物学会年会での大型協賛(ランチョンセミナー、企業展示)を行います。分子生物学における革新的な研究を追求する全ての方に自信をもってお勧めできる、知的興奮にあふれたセミナーと展示をお約束いたします。ぜひ神戸でお会いしましょう!
第46回日本分子生物学会年会HP
https://www2.aeplan.co.jp/mbsj2023/


「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。


VectorBuilder Inc.について
VectorBuilder は、遺伝子デリバリー技術の世界的リーダーです。 VectorBuilder は、世界中の何千ものラボやバイオテクノロジー/製薬会社の信頼できるパートナーとして、基礎研究から臨床応用・遺伝子医薬品製剤まで一括してカバーし、デリバリーツールのデザイン、開発、最適化をワンストップで行っています。当社のVector Design Studioは、研究者がオンラインでカスタムベクターを簡単に設計および注文できる画期的なイノベーションであり、ラボでベクターをクローニングおよびウイルスをパッケージングするという単純労働から研究者を解放します。当社はハイスループットのベクター構築サービス、膨大なベクターおよびコンポーネントのストック、豊富なウイルスベクター製造サービスのみならず、AAVキャプシド エンジニアリングや生体内分布サービスなどの1 対 1 の高度CROサービス、およびフレキシブルなcGMPベクター製造対応をもって顧客のニーズに答えています。VectorBuilderチームは、最も効果的な遺伝子デリバリーソリューションの提供を目指して、ライフサイエンス研究と遺伝子医療のための新しいツールの開発に日夜チャレンジしています。

ベクタービルダージャパンホームページ https://www.vectorbuilder.jp/
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