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非インターネット接続で高セキュアにAI問診Ubieのクラウドサービスが導入できる「閉域VPNプラン」をNTT東西と共同提供

Ubie株式会社
セキュアなネットワークを活用し、医療現場の働き方改革を支援

Ubie株式会社※1は、全国の医療機関向けにパブリッククラウド上で提供するAI問診システム「AI問診Ubie(ユビー)」に対し、東日本電信電話株式会社※2、西日本電信電話株式会社※3が提供するIPv6閉域網サービス「フレッツ・VPN プライオ」を利用した閉域VPNプラン(以下、本サービス)を追加しました。


※1 (本社:東京都中央区、代表取締役 医師:阿部 吉倫・代表取締役 エンジニア:久保 恒太、以下Ubie)
※2 (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井上 福造、以下NTT東日本)
※3 (本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:小林 充佳、以下NTT西日本)

1.本件のポイント


インターネット経由で接続していたAI問診システムにIPv6を活用した閉域VPNプランを利用することで、インターネットを介さず医療機関が求める高いレベルでのセキュリティを保ち、低遅延で安定したサービス提供が可能になりました。
紙で一律に行われている受付時の問診をデジタル化すると共に、およそ5万件の論文データベースを基に開発されたAIが参考病名を表示・電子カルテ記入を補助することで医療現場での働き方改革・生産性向上につながります。
2020年5月11日より、AI問診システムに新型コロナウイルスの院内感染対策をサポートする「COVID-19トリアージ」支援システムを拡張し、スマートフォンやPCを用いた自宅での事前問診にも対応しました。



2.概要
 近年、医療現場でも働き方改革が促進されており、その中でも特に医師の長時間労働が問題視されています。Ubieの「AI問診Ubie」は、生産性を向上するシステムとして200を超える医療機関に提供されています。

 しかしながら、個人情報保護やプライバシー保護の観点から、医療機関よりセキュリティの高い接続形態を求める要望を踏まえUbie・NTT東日本・NTT西日本において、検討を重ねIPv6閉域網を利用した新たなプランの追加に至りました。

(1) AI問診Ubie
 AI問診Ubieは、従来、医師や看護師などの医療従事者が患者に問診し、電子カルテに手作業で転記していた内容を、患者自身がタブレットへ入力することでカルテ入力を効率化すると共に、診察前に約5万件の論文データベースからAIが参考病名リストを表示することで、医師業務のサポートや負担の軽減が実現可能となります。また、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、2020年5月11日より「COVID-19トリアージ」支援システムを拡張。スマートフォンを用いた自宅での事前問診や専用タブレットを用いた来院直後の問診、アラート機能による院内でのトリアージ実施と、三段構えでCOVID-19疑い患者との濃厚接触を低減し、院内感染の抑止を支援します。

 Ubie社は地域の社会課題解決に向けた事業共創をめざし、NTT東日本のアクセラレータプログラム※4を通して協業した企業です。

 なお、AI問診システムは、厚生労働省のタスク・シフティング等勤務環境改善推進事業※5による補助金施策の認可を得たプランです。

サービスのURL:https://introduction.dr-ubie.com/


※4 アクセラレータプログラムとは、社会・地域の課題を解決する事業を、ベンチャー企業とともにスピーディーにスケールさせ、地域全体に革新を起こすことを目的として、NTT東日本がベンチャー企業を広く募集するプログラムです。

※5 タスク・シフティングなどの勤務環境改善の先進的取組を行う医療機関に必要経費を補助するとともに、当該取組の効果・課題について検証・評価し、周知することにより先進的取組の普及を図ることなどを目的とした厚生労働省が実施する事業です。
URL:https://iryou-kinmukankyou.mhlw.go.jp/information/pdf/2019/taskshifting.pdf

(2)フレッツ・VPN プライオ
 フレッツ・VPN プライオは、IPv6を活用した閉域網のVPNサービスとなります。IPv6アドレスを用いたダイレクトな通信を実現することで、低遅延で安定した通信が可能となります。特に、安定かつセキュアな環境が求められる重要データ送信時に活用されています。

NTT東日本URL:https://business.ntt-east.co.jp/service/vpnprio/
NTT西日本URL:https://flets-w.com/biz/vpnprio/

(3)クラウドゲートウェイ クロスコネクト(東日本エリア)
 信頼性の高い閉域ネットワーク経由でクラウドサービスを利用したい法人のお客さま向けに、NTT東日本が提供するフレッツ・VPNサービスからクラウドサービスおよびNTT東日本のデータセンターへの接続を可能とする定額制のネットワークサービスです。さまざまなクラウドサービスとフレッツ・VPNサービスを接続して、セキュアにシステムを構築することができます。

URL:https://business.ntt-east.co.jp/service/crossconnect/

(4)クラウド クロス コネクト(西日本エリア)
 NTT西日本のグループ会社であるエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(以下、NTTスマートコネクト)が提供する、主要なクラウドサービスとお客さまのネットワークを接続するサービスです。インターネットを介さないセキュアな環境でクラウドサービスをご利用頂けます。

URL:https://cloud.nttsmc.com/cxc/

サービス提供スキーム

3.各社の役割
(1)Ubie
・AI問診Ubieの提供

(2)NTT東日本
・フレッツ・VPN プライオ、フレッツ 光ネクスト、クラウドゲートウェイ クロスコネクトの提供
・ICTソリューションの構築・運用実績ノウハウを生かしたサービス検討

(3)NTT西日本
・フレッツ・VPN プライオ、フレッツ 光ネクスト、クラウド クロス コネクト※7の提供
・ICTソリューションの構築・運用実績ノウハウを生かしたサービス検討

※6 西日本エリアにおけるNTT西日本及びNTTスマートコネクトが提供する各サービスについては日本通信ネットワークよりシムテムインテグレーションの上、提供いたします。

※7 「クラウド クロス コネクト」のサービス提供主体はNTTスマートコネクトになります。

4.本サービスをご利用されているお客さまの声
医療法人弘仁会 板倉病院(千葉県船橋市)理事長・院長 梶原 崇弘 氏


 当院は地域に密着した丁寧な医療を提供すると同時に、24時間体制の救急外来を設けております。AI問診は業務の効率化を図ると同時に適切な診療情報を残していくのに役立つと考えました。導入にあたり、当院の電子カルテ端末は閉域回線でデータセンターと接続しているため、AI問診のWebサーバー接続にあたっても、セキュリティを考慮し同じ閉域回線を希望していました。NTTによる閉域網は回線品質の安全性、安定性が高く、また価格もリーズナブルであったことから導入に至りました。紙の問診からAI問診に切り替えたことにより、医師と看護師は患者様に向き合う時間が増えたと感じています。

宝生会 PL病院 (大阪府富田林市)理事長室 室長 御木 縛 氏

 事前のデモテストをした際に、担当医師から前向きなコメントを受けたこと、患者様の方も操作に戸惑いなく回答できていることから、AI問診の導入を決めました。ただ、既にWi-Fi環境の整備は進められていたものの、電子カルテのネットワークは完全にクローズドな環境にしており、対応に苦慮していました。解決に向け複数案の検討を行っている中、Ubie社よりNTTの回線を使った閉域網プランを提案され、セキュリティおよび費用面で合致したため採用し、無事AI問診が導入できました。結果として問診票入力内容の抜け漏れ防止、医師のカルテ入力負担軽減、カルテ内容標準化といった効果を得られており、非常に満足しております。今後は他科への水平展開も考えている次第です。

5.今後の展開について
 本取り組みを展開していき、医療現場での働き方改革・生産性向上の普及推進を図ります。本サービスの利用を拡大すると共に、お客さまのご要望に応じた新たな機能、新たなサービスの提供に向け、今後も共同検討して参ります。


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