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眼底診断を眼科専門医に依頼できる遠隔読影システム「LOOKREC Fundus」をリリース

エムネス
循環器疾患のリスク評価や緑内障などの眼疾患の早期発見に

2023年4月3日(月)、株式会社エムネスは、健康診断などにおける眼底検査の診断を全国の眼科専門医に遠隔で依頼できる遠隔読影システム「LOOKREC Fundus」(ルックレックファンダス)の販売を開始いたしました。



2023年4月3日(月)、株式会社エムネス(本社:広島県広島市、代表取締役社長 阿部伸一、以下「エムネス 」)は、健康診断などにおける眼底検査の診断を全国の眼科専門医に遠隔で依頼できる遠隔読影システム「LOOKREC Fundus」(ルックレックファンダス)の販売を開始いたしました。

この眼底読影システムにより、入社入学に伴う健康診断シーズン到来に向け、読影医が不足している眼底の画像診断をより迅速かつ正確に行うことができるようになると考えられます。それにより循環器疾患のリスク評価や緑内障などの眼疾患の早期発見に寄与することが期待されます。

現在、検査機関と株式会社ビジョンケアネットワークスをつなぐトライアル利用を開始しています。
また、本ソフトウェアはプログラム医療機器として、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)」に基づき、2022年8月23日付で厚生労働大臣より医療機器製造販売承認(承認番号:304AGDZX00076000)を取得いたしました。


開発背景

眼底検査は経験のある眼科医による読影と診断が望まれますが、検査機関に眼科専門医が常駐しているケースは少なく、専門外の医師によって読影されることが多いのが実情です。
遠隔読影企業の増加により放射線画像診断医不足は徐々に解消されつつあるものの、眼底の遠隔読影に関しては安全かつ簡単に画像を共有するシステムがない、受託してくれる眼科医が見つからないことが課題となっております。


製品のコンセプト

★診断依頼を簡単に、迅速に
★眼底診断を簡単に、迅速に
★シンプルで、直感的なUI




製品概要

販売名:ルックレック ファンダス
承認番号:304AGDZX00076000
承認日:2022年8月23日
発売日:2023年4月3日


ビジョンケアネットワークス 代表医師 山口雄大氏のコメント

効率的でストレスのない読影環境を構築することは、読影医が診断業務を実施するうえで非常に重要です。エムネス社が開発したLOOKREC fundusは、診断業務の効率化と眼底画像の見やすさが追求されており、眼科読影医のニーズに合致する洗練された遠隔読影システムです。日本全国の眼科医がLOOKREC fundusを利用することで、健診施設が長年にわたり抱えてきた読影医不足の問題が解消されると同時に、健康診断における眼疾患スクリーニングの精度向上にも寄与することを期待します。
【株式会社ビジョンケアネットワークスについて】
複数の大学病院に所属する眼科専門医たちの互助組織を母体として設立されました。「最良の眼科医療を全ての人に」をミッションとし、全ての医療機関が質の高い眼科医療を提供できる環境づくりに取り組んでいます。今後はエムネス社が提供するLOOKREC fundusを活用し、健診施設をはじめとする日本全国の医療機関と眼科読影医とのネットワークを構築しながら、眼底検査を中心とした遠隔画像診断支援サービスを提供して参ります。
【山口雄大先生 略歴】
和歌山県立医大卒。日本眼科学会認定眼科専門医。1,500名以上の眼科医が参加するLINEグループと、眼科情報を発信するブログ「眼科医ぐちょぽいのオンライン勉強会(https://guchopoi.com)」を運営。著書に「眼科専門医試験対策ノート」「眼科医1年目の教科書」がある。2021年より株式会社ビジョンケアネットワークスの遠隔読影部門に参画。


LOOKRECについて

LOOKRECは、100%クラウド環境に構築した医療データ共有プラットフォームです。遠隔画像診断のために開発されており、依頼側と医師側が双方快適に画像やレポートの送受信ができることが特長です。また、膨大な量になりがちなCT/MRI等の医用画像データのクラウド管理や施設間での医療連携にも利用されています。

【株式会社エムネスについて】
エムネスは「身体の状況をありのままに正確にリアルタイムに伝えて 世界中の医師や医療従事者が連携して、患者のために理想の医療を提供できるようにすること」をミッションに掲げ、医師、放射線技師らの医療従事者、さまざまなエンジニアやビジネスのプロフェッショナルが集まり、遠隔画像診断コンサルティングの提供に加えて、医療支援クラウドプラットフォーム(LOOKREC)を開発、提供しています。
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