医療・医薬・福祉 食品・飲料

クラブハリエと北中城村長とともにソルファコミュニティ(障害者就労継続支援A型事業所)でバニラ記念受粉式を開催

合同会社ソルファコミュニティ
【SDGs Goal.1.8.9.11.12.15】 障害者の強みを活かした農福連携で沖縄の貧困率解消とあるべき障害者雇用を提案

「おきなわバニラプロジェクト」として日本最大のバニラ栽培(約1万株)を露地栽培とハウス栽培を行ってきた障害者就労継続支援A型事業を行う合同会社ソルファコミュニティ(代表 玉城卓)では、この度、栽培開始から6年経過し、実証実験から事業化に向かう節目に当たり、ご協力/支援いただいている株式会社クラブハリエ(近江八幡市)代表取締役山本隆夫氏と北中城比嘉孝則村長とともに2023年5月16日9時から記念受粉を行います。


国内のバニラ栽培について
海外では原産国メキシコ、最大輸出国インドネシア、最高品質とされるマダガスカルを中心にバニラ栽培が行われています。日本では糸満や読谷など沖縄県においてラン農家がラン科の植物であるという理由から少量ながら栽培してきました。近年はバニラの価格高騰から栽培を始める農家が増えています。しかし、バニラは栽培ではなく、発酵技術が重要ですが、その技術は科学化されておらず、世界的にも正確な技術が謎とされてきました。


発酵技術を解明し国際特許出願
当社ではメキシコ、インドネシア、マダガスカル、台湾などのバニラ生産国の農家を訪ねて、発酵技術(キュアリング)の手法について海外で発行されている論文や書籍にない情報を共同研究を行う東京農業大学と特定非営利活動法人ディーセントワーク・ラボとともに収集し、その過程で科学化されていない技術を解明。その技術を2021年11月に国際特許出願しました。このことによりマダガスカル産と同等の品質を獲得しました。

障害者の強みを活かし、付加価値のあるバニラ栽培で、雇用率代行ビジネスとは対極の農福連携を
本プロジェクトでは障害者を中心としたスタッフが3ヶ月間、毎日、1本1本手作業により発酵作業に関わることで、バニラを最高品質にして、他国に対して優位性を確保しました。2027年までにさまざまな事情により就労困難な方に就労の機会を提供することを目標の中心に掲げ、100人以上の雇用を作っていきます。今後は周囲の農家にも技術を広めることで耕作放棄地の解消、離農の防止なども目指していきます。また、この取り組みで、観光産業以外の主要産業を作ることも視野に入れて活動しています。

合同会社ソルファコミュニティ
代表社員 玉城卓
所在地: 〒901-2313 沖縄県中頭郡北中城村熱田277
http://solfa.biz
https://www.facebook.com/japanvanilla?locale=ja_JP
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
本コーナーの内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES ()までご連絡ください。製品、サービスなどに関するお問い合わせは、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

関連記事(PRTIMES)