医療・医薬・福祉

バイオ3Dプリンタを用いて作製した三次元神経導管の医師主導治験の結果

株式会社サイフューズ
末梢神経損傷患者に対する医師主導治験の結果について、京都大学医学部附属病院と共同で報道発表


株式会社サイフューズ(本社:東京都港区 、代表取締役 秋枝静香、以下「サイフューズ」は、 京都大学医学部附属病院整形外科(松田秀一教授)、京都大学医学部附属病院リハビリテーション科(池口良輔准教授) 及び京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻(青山朋樹教授)とともに、末梢神経損傷に対する新しい治療法としてバイオ3Dプリンタを用いた神経再生技術の開発に世界で初めて成功しました。
そしてこの度、京都大学医学部附属病院先端医療研究開発機構(iACT)、細胞療法センター(CCMT:副センター長 長尾美紀教授)と共に、手指の末梢神経損傷患者に対する医師主導治験を実施し、その結果について2023年4月24日に共同で報道発表共同で報道発表(以下「本プレスリリース」)を行いました。

本治験においては、はじめに患者さまご自身の、線維芽細胞を培養して、京都大学医学部附属病院内の細胞調製施設(CCMT)に設置した当社の臨床用バイオ3Dプリンタを用いて三次元神経導管の製造を行いました。
本プレスリリースでは、三次元神経導管を移植されたすべての患者さまにおいて、安全性及び有効性が確認できた ことを内容とする医師主導治験の結果が公表されております。

本治験開始に至る背景及び経緯、これまでに実施した研究プロジェクト及び関係論文等の詳細情報については、 京都大学医学部附属病院ホームページに掲載の 本プレスリリース
(URL:https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/press/20230424.html)からご覧いただけます。
また、本研究結果の詳細は「第96回日本整形外科学会学術総会」 (2023年5月11日~14日、パシフィコ横浜にて開催)において発表される予定です。

サイフューズは、成長拡大市場である再生・細胞医療分野において、細胞のみで様々な立体造形を可能とする独自のバイオ3Dプリンティング技術を活用し、革新的な再生医療等製品を新たな治療法の選択肢として実用化するための開発を進めております。
今回の結果を医薬品医療機器総合機構に報告し、今後、当社主導のもと、再生医療等製品としての実用化に向けて、開発を進めてまいります。
なお、三次元神経導管の開発概要及び現在の開発ステイタスと今後の開発計画、ならびに再生医療法関連に関する基礎情報等については、当社ホームページに掲載の『プレスリリース補足説明資料』(URL: https://www.cyfusebio.com/) をご覧ください。
【サイフューズ 会社説明 】
サイフューズは、人工足場材料を使用せず細胞のみで立体的な組織を作製する独自の基盤技術(バイオ 3 D プリンティング)を搭載したバイオ3Dプリンタ「Regenova(R) (製品名:レジェノバ)」及び「S-PIKE(R)(製品名: スパイク)」を開発・販売するとともに、この基盤技術を活用した3D細胞製品の各種受託を行っております。
サイフューズの事業・基盤技術・3D細胞製品開発、バイオ3Dプリンタ等については、当社動画サイト 「CYCHANNEL」(https://www.cyfusebio.com/cychannel) をご覧ください。
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