医療・医薬・福祉

記憶力・注意力を3分でセルフチェックするブレインヘルスケア健診DXツール「mCQ(R) 」が正式提供開始

株式会社Splink
健診・病院待ち時間を利用し、受診者様への脳ドックやブレインヘルスケア啓発に活用

ブレインヘルスケア領域の医療AIスタートアップの株式会社Splink(本社:東京都千代田区、代表取締役:青山 裕紀、以下「Splink」)は、当社が開発・提供するブレインヘルスケア健診DXツール「mCQ(R)」を正式提供開始したことをお知らせいたします。なお、「mCQ(R)」は2021年5月よりβ版の提供を開始しており、現在すでに全国30施設を超える病院・クリニックに採用されております。



高齢化社会において深刻な社会課題である認知症。脳萎縮など認知症リスクや認知機能低下リスクへの意識が高まり、認知機能に関する脳ドックサービスの受診者数が増加傾向


認知症は高齢化社会において最も深刻な社会課題の一つであり、国内における患者数は約650万人(潜在含む)、経済損失は年間約14.5兆円とも言われます。加齢に伴って誰しもが発症する可能性がありながら、未だにその特効薬がない認知症。そのため予防への関心が高まっています。
これまで脳ドックは、脳梗塞やくも膜下出血、脳腫瘍などを調べるために受ける方が多かったですが、近年では脳萎縮など認知症リスクや認知機能低下リスクへの意識の高まりに伴い、認知機能に関する検査も希望する方が増えています。
脳の疾患は自覚症状が乏しいケースが多いため、無症状の場合でも比較的に若い年齢から定期的に受診をして脳の認知機能を測ることにより、将来の認知症に繋がるようなリスク行動を控えることができる、脳に良い生活を意識することができる、というメリットがあります。

ブレインヘルスケア健診DXツール「mCQ(R)」について


受診者様の脳ドック・ブレインヘルスケアの予防啓発の一環として、診療や健診の待ち時間を効果的に活用、脳ドック受診や健康維持のきっかけのツールとして提供
このたび提供開始する「mCQ(R)」は、記憶力・注意力を3分でチェックするブレインヘルスケア健診DXツールです。病院やクリニックの待合室などで自身のスマートフォンで気軽に操作し、簡易的に記憶力と注意力のチェックを行うことが可能となります。2021年5月よりβ版の提供を開始し、正式提供開始時点で全国30施設を超える病院やクリニックに導入されております。

共同で実証実験をおこなった医療法人永仁会 Seeds Clinic 新宿三丁目(所在地:東京都新宿区、院長:石田 二郎)での受診者データによると、「mCQ(R)」受診者の約6割(61.1%)が40代・50代で占めており、ブレインヘルスケア(脳の健康)を意識し始める年代の利用者が多いことが判明。さらに、脳ドックの受診を促すことが示されました。


スマートフォンからチェック可能です。
※このチェックは認知症などの疾患、病状の診断をするものではありません。

東京・新宿エリアの「mCQ(R)」実証実験 協力施設


以下の施設を中心に「mCQ(R)」の受診者への無償提供を実施してきました。煩わしいアカウント登録などが一切なく、QRコード一つでご自身のスマートフォンやタブレットから簡易な脳の健康チェックを行うことが可能であり、その高い活用度合いの実証の確認が取れました。なお、脳ドック用AIプログラム「Brain Life Imaging(R)」を活用した脳ドックコースも設置されており、手厚い受診体験と受診後の結果説明の対応などが受けられます。
Seeds Clinic 新宿三丁目
東京都新宿区新宿3丁目5-6 キュープラザ新宿三丁目3F
https://www.seeds-clinic.jp/

新宿つるかめクリニック
東京都渋谷区代々木2-11-15 新宿東京海上日動ビル3・4F
https://tsurukamekai.jp/index.html

ミラザ新宿つるかめクリニック
東京都新宿区新宿3-36-10 ミラザ新宿7F
https://mirrazatsurukamekai.jp/index.html

医療法人永仁会 理事長/Seeds Clinic 新宿三丁目 院長 石田 二郎先生コメント



「当院とSplinkで共同での実証実験を行ってきた健診DXツール『mCQ(R)』が、正式提供されることを大変嬉しく思います。脳ドックは、これまで脳血管系の疾患リスクを検査する方が多かったのですが、近年では物忘れが気になるので受診するという方が増えてきました。一方で、脳ドックは費用や心理的なハードルが高く、認知機能を気軽に測り、自身の脳の健康について知るきっかけ・ツールがありませんでした。
『mCQ(R)』を導入することで、脳ドックやブレインヘルスケアの啓蒙につながることが期待できます。脳の疾患は自覚症状が乏しいケースが多いため、無症状の場合でも定期的な受診で早期発見に導くことが重要です。
生活習慣と認知機能は関わりがあると言われています。日々の習慣を整えて、脳にもいい生活(ブレインヘルスケア)を送ることが大切です。日常生活で気になることがある方は、脳ドックなどのあたまの検査または医師へ相談してみましょう」

株式会社Splinkについて



「すべての人につながりを、その日まで」をビジョンに、認知症をはじめとするブレインヘルスケア領域において、認知症の予防から診断まで一貫したソリューションをワンストップで医療機器プログラムの開発、提供をおこなっています。脳MRIをAIで解析し、脳の中でも記憶や学習にかかわりの深い「海馬」領域の体積を測定・可視化、受診者様目線のわかりやすいレポートを届けることで気づきを促す「脳ドック用AIプログラム Brain Life Imaging(R)」、脳MRIより脳の容積の減少度を定量・数値化することで診断に役立つ情報を提供し、診断支援をおこなう「脳画像解析プログラム Braineer(R)」を主力製品として提供しています。

会社名   :株式会社Splink
本社所在地 :東京都千代田区霞が関3丁目3−2 新霞が関ビル18階
事業内容  :ブレインヘルスケア事業、ヘルスデータ基盤事業
設立    :2017年1月
代表取締役 :青山 裕紀
URL    :https://www.splinkns.com/
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