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川越市で初:ウニクス川越予防医療センター・クリニック 脳ドックの標準検査項目に「あたまの健康チェック(R)」を採用

株式会社ミレニア
受診者ニーズは「超異常値の検知」から「健常域での経時変化観察」へ

 民間認知機能チェックサービスの最古参、セントケア・ホールディング株式会社<2374>傘下の株式会社ミレニア(本社:東京都港区)が全国の健診施設、自治体、研究機関に提供する認知機能スケール「あたまの健康チェック(R)」が、2023年度より、埼玉県川越市では初めてウニクス川越予防医療センター・クリニック(センター長 清水正雄 医師)で導入され、脳ドックの標準検査項目として運用か開始されることが決まりましたのでお知らせいたします。  弊社は、これまでの知識と経験を基に、今後もあたまの健康チェック(R)の提供を通じて、「あたまの健康」活動を推進する地域・団体の活動を円滑に支援してまいります。





受診者ニーズは、「超異常値の検知」から「健常域での経時変化観察」へ

 認知機能低下の予防のため、生活習慣病が気になり始める中年期からの認知機能の定期チェックが関連医学会から推奨されはじめ、一層ニーズの高まりを見せる認知機能検査ですが、認知症の簡易評価を意図する、いわゆる「超異常値検知」のイメージから受診が見合わせられることが多いのが現状でした。

 あたまの健康チェック(R)は、従来検査法では天井効果により安定評価の難しかった「健域」における正常値の経時変化観察が可能な業界では初めて認知機能スケールです。全国の健診施設や自治体での「あたまの健康チェック(R)」の社会実装事例から、他の疾病・疾患とは異なり、「あたまの健康」領域では、受診者は自身の状態を正常値範囲で経時観察することを通じ、その状態を維持したいという思いから、認知機能低下予防に資する指導や情報に対して、強い行動変容意欲を示すことが分かってきました。

 あたまの健康チェック(R)は、健域においても抵抗感や学習効果の懸念無く(Test-Retest Reliability)、安定した反復検査の提供に適しており、昨今の受診者の「健常域での経時変化観察」ニーズに適しています。



医療職の働き方改革にも寄与



 従前、認知機能検査は、医師やコメディカル職による検査実施が必須でした。あたまの健康チェック(R)のICT技術を活用したDXにより、職能を問わず(Inter-Rater Reliability)、短時間に検査精度を落とすことなく安定した認知機能評価の実施が可能となり、スタッフィングの柔軟性向上や医療職の働き方改革推進に寄与することが期待されています。





【標準検査となるドックメニュー】

 ウニクス川越予防医療センター・クリニックでは、2023年6月から「脳ドック」において「あたまの健康チェック(R)」が標準検査項目となりました。川越市では、国民健康保険に加入している40歳から74歳までの方を対象に、脳ドック検査費用の助成(最大26,250円)を行っており、ウニクス川越予防医療センター・クリニックの脳ドックも助成対象です。なお、健診・人間ドックを受診の際に追加オプションとして、「あたまの健康チェック(R)」単独でも受診いただけます。


【このような方にオススメ】

〇 もの忘れが気になる、あるいは、周囲から指摘を受けたことがある方
〇 頭部MRI/MRA画像検査受診者
〇 糖尿病、高血圧、脂質異常症等の生活習慣病、難聴、睡眠時無呼吸症候群、ストレスなどに該当する方
〇 60歳以上就労者で、運転業務、機械・重機操作、資格業務、特殊技能職、企業経営に携わられる方
〇 喫煙歴、不規則な食生活、運動不足などに該当する方
〇 頭部外傷や脳卒中などの経験がある方


検査環境保全性と地域医療との連携実績


 タッチパネル方式で受診者自身が操作する検査手法の場合、誤操作やミスタッチの発生など、正常に検査履行されたことを健診施設が担保することが難しい等の検査環境保全性に課題があり、地域医療との連携を想定する際の運用課題とされてきました。

 あたまの健康チェック(R)では、2006年からの全国自治体や地域医療との多彩な連携実績から検査環境保全性や地域医療との連携性が確認されており、健診施設における安心・安定した検査運用の実現を支援いたします。



認知機能スケール「あたまの健康チェック(R)」



 認知機能低下の訴えのない健康な方(対象年齢30歳~99歳)から受けられる、国内では初めての認知機能スケールであり、健常域における認知機能の定量的経時評価が可能なスケールで、被検者の微細な認知機能の状態を0~100の独自指標(MPI値)で分かりやすく経時評価。あたまの健康維持・増進や、疾病の予防・早期発見の意義を理解し、関心を持つきっかけとなることを目的としている。国内では、国の認知症予防事業IROOPの公式認知機能評価法に選択されたことを始め、自治体、全国の日本脳ドック学会認定施設をはじめとする健診施設、大学・研究機関など広域に採用。2018年度からは、認知機能検査として初めて神奈川県ME-BYO(未病)ブランドに認定。2022年度からは、PHRアプリ「NOBORI」とのリアルタイム連携体制を確立。2022年度から本スケールデータを用いた新分析法が米ADNI研究におけるData Inventoryに収載される。一般的な認知機能評価法とは異なり、職能を問わず、一般職員やボランティアによる安定した高精度なチェック実施が可能である点が特徴。
※ MMSE等、超異常値(認知症の有無)の検知を目的とする従来の神経心理検査(いわゆる認知症検査、2018年度からは保険適用)とは評価領域や目的が異なる


<本件に関するお問い合わせ>
セントケア・グループ <2374> 
株式会社ミレニア
東京都港区東新橋2-5-14 MSK新橋ビル4F
TEL:03-5408-7770
Mail: info@millennia-corporation.jp
URL: www.millennia-corporation.jp


<ウニクス川越予防医療センター・クリニックでの運用に関するお問い合わせ>
施設名: ウニクス川越予防医療センター・クリニック
住 所: 350-1124 埼玉県川越市新宿町1丁目17−1 ウニクス川越 3F
TEL: 049-220-0220
URL:  https://www.kawagoe-yobou.jp/


<埼玉県川越市 脳ドック検診費の一部補助>
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/smph/kurashi/kokuminkenkohoken/sonota/nodoghojo.html
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