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米国癌治療学会議(ASCO2020)におけるALA-PDSの医師主導臨床研究成果発表について

プリベントメディカル株式会社
2020年5月29日から米国(シカゴ)にて開催予定であったASCO 2020、米国癌治療学会議(American Society of Clinical Oncology Annual Meeting)※1は、今般のCOVID-19パンデミック※2拡大状況を鑑み、バーチャルミーティングに変更され開催されました。同学会において、帝京大学医学部附属病院が進めているALA-PDS※3に関する医師主導臨床研究(5-アミノレブリン酸を用いた簡易的がんリスク評価法の検討試験、倫理審査委員会承認番号:17-138、研究実施責任者:山内良兼医師)の成果の第一段階として、肺がん患者を対象としたコホート研究成果が以下の演題タイトルにて公開されました。当該発表では、85名の肺がん患者を対象とした解析研究が報告されています。


演題番号:e21027
演題タイトル:The validity of 5-aminorevrinic acid as a biomarker for risk screening and supportive diagnostic parameters in lung cancer patients.
発表者:Yoshikane Yamauchi et al.
同報告において、肺がん患者群では健常ボランティア群に比べ、尿中ポルフィリン代謝物が有意に上昇していること、さらにステージ0又はステージIの早期肺がん患者群においても上昇することが確認されたこと、また、PET-CT検査※4陰性であった肺がん患者群においても、尿中ポルフィリン代謝物の有意な上昇が確認されたことから、ALA-PDSが非侵襲性かつ簡便ながんのリスク予測指標、あるいは早期診断の補助指標としての有用性を示すエビデンスとなっています。当該臨床研究の詳細については、今後学術誌に掲載されるべく、さらなる解析研究が継続されています。

https://ascopubs.org/doi/abs/10.1200/JCO.2020.38.15_suppl.e21027


プリベントメディカル株式会社(本社:東京都中央区、代表執行役社長:久米慶、以下「プリベントメディカル」)が提供しているがん予防メディカルクラブ「まも~る」では、ALA-PDSの技術を取り入れた「Noah」をリスク検査に採用しています。「Noah」の測定受託は、プリベントメディカルの子会社であるプリベントサイエンス株式会社(代表取締役:村上 孝司、以下「プリベントサイエンス」)が行っています。プリベントサイエンスは登録衛生検査所であり、新型コロナウイルスPCR検査等の行政検査にも対応しています。プリベントメディカルグループは、今後も「まも~る」の付加価値の向上や、医療・ヘルスケア領域における社会的な課題の改善などに役立つ活動と情報発信を積極的に推進してまいります。

以上

※1:ASCO(米国癌治療学会議)
世界でも最大規模のがん医療に関する学術的な会議であり、毎年米国で開催されています。
がん医療における最先端技術やエビデンスに関する新しい知見が発表される会議体です。

※2:COVID-19パンデミック
2019年末に中国武漢にて発生した新型コロナウイルス感染症の呼称で、2020年5月時点で世界
的な感染拡大の様相を呈し、パンデミック(生命活動に多大な影響を及ぼす可能性のある感染症
等が世界的に広がっている社会的状況)化している呼吸器疾患を主徴とする感染症です。

※3:ALA-PDS(ALA-Photo-Dynamic Screening)
がんの生物学的特性を利用し、5-アミノレブリン酸(5-ALA又はALA)の代謝変化を用いてがん
のリスクをスクリーニングするために用いられる手法です。スクリーニングは診断など疾患を特定するものではなく、健康状態の確認につき、より精密な検査等を実施するかどうかの目安として利用される技術です。

※4:PET-CT(Positron Emission Tomography-CT)検査
陽電子放出断層撮影によるCT検査の略称です。PET-CTでは、がん細胞が糖を大量の取り込む性質を利用して、放射性同位物質の組織への蓄積をCT検査により確認することで、がんの画像診断等に用いられている技術です。
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